トルコの公式通貨はトルコリラ(₺)です。都市部や観光地ではクレジットカード決済が広く利用できますが、バザールやローカルの食堂、小規模店舗では現金のみの場合もあります。
【イスタンブール】東洋と西洋が交差する文化と歴史が豊かな、トルコ最大の都市。美しいモスクや博物館、ボスポラス海峡が魅力です。
【アンカラ】トルコの首都であり、政治と行政の中心。歴史的な遺産と近代的な施設が融合した都市です。
【カッパドキア】幻想的な風景と地下都市で知られる地域。気球から見る景色が圧巻で、観光客に人気です。
【イズミル】エーゲ海に面した都市で、美しい海岸線と歴史的な遺跡が魅力的な都市。地元の料理や文化も楽しめます。
【パムッカレ】白い石灰棚が有名な温泉地。トルコの自然美を体験できるスポットです。
【コニャ】スルタン時代の遺産が残る都市。メヴラーナ博物館や伝統的な舞踏が楽しめます。
【ボドルム】美しい海岸線とリゾート地として有名な都市。観光やナイトライフが充実しています。
【ケバブ (Kebab)】
トルコの代表的な料理。肉を串に刺して焼いたケバブは、トルコの街角で広く親しまれています。「ドネルケバブ」は世界的に有名です。
【メゼ (Meze)】
多彩な小皿料理の盛り合わせ。フムスやタブーリ、ババガヌシュなどがあり、前菜として食べるのが一般的です。
【サバサンド (Balık Ekmek)】
サバをグリルし、パンに挟んだシンプルで美味しいサンドイッチ。新鮮な魚の味わいが特徴です。
【トルコアイス (Dondurma)】
トルコ独自のアイスクリーム。サボという天然のガムを使用し、長時間攪拌することで、特有の粘り気と滑らかな食感を生み出します。提供時には、長いスプーンでアイスを回しながら渡すパフォーマンスが特徴的です。
【ピデ (Pide)】
トルコ風ピザのような料理で、薄い生地にさまざまな具材をのせて焼き上げた一品。チーズや肉、卵などを使ったバリエーションがあります。
【バクラヴァ (Baklava)】
フィロ生地にナッツとシロップを詰めて焼き上げた甘いデザート。トルコ全土で広く親しまれています。
【トルココーヒー (Türk Kahvesi)】
濃厚で香り高いトルココーヒーは、伝統的な方法で煮出して提供されます。濃い味わいと独特な飲み方が特徴です。
東西の文化が交差するイスタンブールでは、地下鉄、トラム、フェリー、バスなど公共交通機関が発達しており、観光・移動ともに便利です。
【地下鉄(Metro)】
イスタンブールのメトロはM1〜M11まで複数路線があり、市内中心部や空港を網羅しています。
・運行時間:6:00〜0:00頃
・観光に便利な駅:M2「Taksim(タクシム広場)」、M1A「Yenikapı(旧市街・フェリー乗換)」
【トラム(Tramvay)】
観光に便利なトラムは、旧市街を中心に走るT1線が特に人気。
歴史地区を走りながら、スルタンアフメット・アヤソフィア・グランドバザールへもアクセス可能。
・おすすめ路線:T1「Kabataş〜Bağcılar」
【フェリー(Vapur)】
ヨーロッパ側とアジア側を結ぶフェリーは、移動手段でありながら絶景クルーズも楽しめる存在。
・主要ルート:エミノニュ〜ウスキュダル、カラキョイ〜カドゥキョイなど
・イスタンブールカードで乗船可
【バス(Otobüs)】
イスタンブール市内を網羅するバス路線は本数も多く、深夜まで運行されている路線もあります。ただし渋滞には要注意。
・アプリ「Moovit」や「Trafi」でルート確認が便利
【チケット情報】
すべての公共交通は「イスタンブールカード」で共通利用が可能。
・チャージ式ICカードで、地下鉄・トラム・フェリー・バスに対応
・空港や主要駅、キオスク、自販機で購入・チャージ可
【空港アクセス】
イスタンブールには現在2つの空港があります。
イスタンブール空港(IST)→市内中心部
・空港バス「Havaist」:タクシムやスルタンアフメットへ約60〜90分
・メトロM11線(開通済):カウスキー〜イスタンブール空港を直結
サビハ・ギョクチェン空港(SAW)→アジア側中心部
・シャトルバス(Havabus):カドゥキョイ・タクシム方面へ運行中
【治安と安全】
▪️スリや詐欺に注意|観光地や公共交通機関ではスリや詐欺が発生することがあります。貴重品は肌身離さず持ち歩き、バッグは前に抱えるようにしましょう。
▪️治安の悪い地域の回避|夜間は治安の悪い地域を避け、明るく人通りの多い場所を選びましょう。
【文化とマナー】
▪️服装の配慮|トルコはイスラム教徒が多い国です。モスクや宗教的な場所を訪れる際は、露出の少ない服装を心がけましょう。
▪️写真撮影の許可|人々や宗教的な場所の写真を撮る際は、必ず許可を得るようにしましょう。