【マドリード観光】おすすめスポットランキング13選!歴史と芸術が息づく街へ

マドリード観光のコツ!滞在日数は何日?
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マドリードを満喫するには、最低でも2日間、できれば3日間以上の滞在がおすすめです。さらに日数に余裕があれば、トレドやセゴビアといった世界遺産の街への日帰り旅行も検討してみましょう。マドリードからのアクセスも良好で、スペインの多様な魅力に出会えます。
市内の移動には、地下鉄やバス、トラムが発達しており、主要な観光地へはスムーズにアクセスが可能です。エリアごとに見どころが集中しているため、効率的に回ることで短い日数でも充実した旅が叶います。
< モデルプラン >
1日目 | プラド美術館 - ソフィア王妃芸術センター - - 王立タペストリー工場 - レティーロ公園 - シベーレス広場 - グラン・ビア |
2日目 | マドリード王宮 - デボー聖堂 - マヨール広場 - サン・ミゲル市場 - プエルタ・デル・ソル - ラ・ラティーナ地区 |
3日目 | 午前|ラス・ヴェンタス闘牛場 午後|世界遺産トレド日帰り|トレド大聖堂、サント・トメ教会などを見学 ※マドリード・トレド間|高速鉄道で片道約35分 |
4日目 | 世界遺産セゴビア日帰り|ローマ水道橋やセゴビア大聖堂などを見学 ※マドリード・セゴビア間|高速鉄道・バスで片道約1時間 |
観光スポットと合わせて、マドリードの費用について詳しく知りたい方は、以下の記事もおすすめです。航空運賃やホテル費用、食費、観光費などについて具体的な金額を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!

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マドリードで必ず訪れたい!観光スポットランキング10選
マドリードには、スペイン王家ゆかりの建築や世界屈指の美術館、広場、市場など、見どころが凝縮されています。名所が数多くあるため、興味のある場所を事前にピックアップして、効率的に巡ることが大切です。
ここでは、マドリード観光の定番スポット10選を紹介します。それぞれの魅力や訪問時の注意点もまとめているので、旅行計画の参考にしてください。
なお、スリや置き引きの被害も報告されているため、貴重品の管理には十分注意しましょう。
01|プラド美術館
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マドリード観光のハイライトの一つ、「プラド美術館」。もともとはスペイン王室が所蔵していた名作をもとに設立され、今では国内外の芸術ファンに親しまれています。
スペイン三大画家といわれるベラスケス、ゴヤ、エル・グレコなどの巨匠たちの名画を間近で鑑賞できるのが魅力。展示は時代や画家ごとに分かれていて、初めての訪問でも安心して楽しめる構成になっています。広大な館内を効率よく回るには、音声ガイドの活用がおすすめです。
人気施設のため、チケットは公式サイトから事前予約をしておきましょう。
名称 | プラド美術館 |
住所 | |
アクセス |
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料金 | €15(約2,400円)|月曜日~土曜日の18時~20時、日曜日・祝日の17時~19時は入場無料 ※日本語音声ガイド代|€5(約800円) |
02|マドリード王宮
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マドリード王宮は、18世紀に建てられたヨーロッパ最大級の宮殿で、現在も国の公式行事に使用される格式高い建築です。
白い石造りの荘厳な外観に加え、内部には豪華なシャンデリアや緻密な天井画が施された王座の間や鏡の間があります。歴代の武具が並ぶ武器庫も見どころで、かつての王室の栄華を肌で感じられる空間です。
見学の際は、オーディオガイドを利用すると歴史的背景や装飾の意味をより深く知ることができ、さらに観覧が楽しめます。人気のスポットのため、公式サイトでの事前予約がおすすめです。
名称 | マドリード王宮 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄オペラ駅より徒歩5分 |
料金 | €14.77(約2,363円) ※日本語音声ガイド代|€5(約800円) |
03|ソフィア王妃芸術センター
ソフィア王妃芸術センターは、マドリードを代表する美術館で、20世紀以降の現代美術を中心に、幅広い作品を紹介しています。
館内には、サルバドール・ダリの独創的な作品や、ジョアン・ミロが描く鮮やかな色彩の世界など、個性豊かな名作が並びます。中でも見逃せないのが、パブロ・ピカソの歴史的傑作「ゲルニカ」。その圧倒的な迫力と深いメッセージに心を揺さぶられることでしょう。
展示作品は絵画にとどまらず、彫刻や空間全体を使って表現するインスタレーションなど、多岐にわたります。ジャンルの枠を越えた表現と向き合うことで、感性が刺激され、芸術の奥深さを実感できるはずです。
名称 | ソフィア王妃芸術センター |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Estación del Arte駅より徒歩3分 |
料金 | €12(約1,920円)|月曜日・水曜日~土曜日の19:00~21:00、日曜日の12:30~14:30は入場無料 |
04|マヨール広場
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マヨール広場は、マドリード旧市街の中心に位置し、赤レンガの美しい建物に四方を囲まれた、歴史情緒あふれる広場です。縦約130m、横約95mの長方形を描く広場は、市民や観光客の憩いの場として親しまれています。
この場所では、路上パフォーマンスや季節ごとのイベントが開催され、街のにぎわいを一層引き立てています。周囲に並ぶカフェでは、テラス席でタパスを楽しみながら、行き交う人々や広場の風景を眺める、そんなひとときもまた格別です。
日中はにぎやかな雰囲気に包まれ、夜になるとライトアップされた建物が幻想的な景観を演出します。
名称 | マヨール広場 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄ソル駅より徒歩3分 |
料金 | 無料 |
05|プエルタ・デル・ソル
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プエルタ・デル・ソルは、マドリードを象徴する広場で、スペインの主要国道の起点「Km. 0」があることでも知られています。
中央に立つ市の紋章「クマとイチゴノキの像」は、記念撮影の定番スポット。なかでも、スペイン全土から人々が集まる新年のカウントダウンイベントは特に有名で、年間を通して活気が絶えません。
また、周囲にはカフェやショップも多く、散策や観光の出発点としても人気のエリアです。
名称 | プエルタ・デル・ソル |
住所 | |
アクセス | 地下鉄ソル駅前 |
料金 | 無料 |
06|サン・ミゲル市場
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サン・ミゲル市場は、年間1,000万人以上が訪れる、マドリード屈指のグルメスポットです。もともとは100年以上の歴史を持つ市場で、現在も当時の面影を残しながら賑わいを見せています。
少しずつ多彩な料理を味わえるタパススタイルも魅力のひとつ。スペイン各地の生ハムやチーズ、オリーブ、スイーツなどがずらりと並び、色とりどりの食材が目を楽しませてくれます。中でも、ふんわりとした食感のスペイン風オムレツや、旨みたっぷりのコロッケは、ぜひ味わってほしい逸品です。
王宮やマヨール広場から徒歩数分という好立地にあるので、観光の合間に気軽に立ち寄ってみてください。
名称 | サン・ミゲル市場 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄オペラ駅から徒歩5分 |
料金 | 無料 |
07|レティーロ公園
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マドリード中心部に広がるレティーロ公園は、約125haにわたる緑のオアシスです。17世紀に王室の離宮として整備され、現在は市民や観光客の憩いの場として親しまれています。
園内には、広大な池や豊かな木々、優美なガラス張りの「クリスタル宮殿」、歴史的な彫刻の数々が点在。自然と芸術に囲まれた風景の中、心地よい散策が楽しめます。
週末には、似顔絵アーティストによるポートレートや、マジック、ジャグリングなどのストリートパフォーマンスが登場。さらに、マドリード市交響楽団による無料コンサートも開催されています。
名称 | レティーロ公園 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄レティーロ駅から徒歩1分 |
料金 | 無料 |
08|グラン・ビア
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グラン・ビアは、「マドリードのブロードウェイ」とも称される、20世紀初頭に整備された歴史ある大通りです。劇場や映画館、高級ブランド店に加え、スペインらしいファッションや雑貨のショップが立ち並び、昼夜を問わず多くの人でにぎわっています。
散策の合間にカフェでひと休みしたり、ショッピングやミュージカルを楽しんだりと、気ままに過ごせる雰囲気も魅力の一つです。
通り沿いには、ネオバロック様式をはじめとする多彩な建築が立ち並び、街の景観そのものも見どころ。中でもランドマークの「メトロポリスビル」は、金色のドームと華やかな彫刻が印象的で、フォトスポットとしても人気です。
09|デボー聖堂
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マドリードの中心に静かに佇む「デボー聖堂」は、古代エジプトの歴史的価値の高い神殿です。1960年代、ダム建設によって水没の危機に瀕した際、ユネスコ主導の国際的な支援に対する謝意として、スペインに寄贈されました。
紀元前2世紀に建造され、もともとはイシス神を祀る聖域として機能していました。その後、ローマ帝国時代に礼拝堂が増築され、時代を超えた建築様式がひとつの構成にまとまっています。さらに、日没前には、石造りの外壁が夕陽に染まり、水面に映る姿がまるで絵画のような美しさを見せるのも、見どころの一つです。
事前予約をすれば内部の見学も可能で、壁面に刻まれた精緻なレリーフや、神殿内部の構造を間近に鑑賞できます。
名称 | デボー聖堂 |
住所 | |
アクセス |
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料金 | 無料 |
10|シベーレス広場
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グラン・ビアやレティーロ公園にほど近い「シベーレス広場」は、白い彫刻の噴水と壮麗な建物に囲まれた美しいランドマークです。
広場の中央にある「シベーレスの噴水」は、豊穣の女神キュベレをかたどったもので、サッカークラブ・レアル・マドリードの優勝セレモニーの舞台としても知られています。
背景にそびえる白亜の「シベーレス宮殿」は、20世紀初頭に中央郵便局として建てられ、現在は市庁舎として使われています。内部の見学も可能で、展望テラスからは市街地を一望することができ、写真映えスポットとしても人気です。
名称 | シベーレス広場 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Banco de España駅より徒歩1分 |
料金 | 無料 ※シベーレス宮殿展望テラス|€3(約480円) |
マドリードの隠れた魅力!穴場観光スポット3選
美術館や宮殿など、見どころ豊富なマドリードですが、まだあまり知られていない魅力的なスポットも数多く点在しています。隠れた名所を訪れることで、定番観光では味わえないマドリードのもう一つの表情に出会えるのも、旅の醍醐味です。
ここでは、歴史ある下町や伝統工芸の工房、スペイン文化を肌で感じられる施設など、個性豊かな穴場スポットを3つご紹介します。
01|ラ・ラティーナ地区
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マドリード旧市街の南西に位置する「ラ・ラティーナ地区」は、中世の面影を色濃く残す情緒あふれるエリアです。石畳の小道やバロック様式の建物が続く街並みは、まるで時が止まったかのような雰囲気に包まれています。
市民に親しまれる「カバ・バハ通り」にはバルが立ち並び、地元の味を気軽に楽しめるタパススタイルが人気です。日曜日には名物の蚤の市「エル・ラストロ」が開かれ、雑貨や古着の掘り出し物に出会えるのも魅力の一つです。
また、シャンソン劇場や小劇場も点在しているので、文化の香り漂う演劇鑑賞もおすすめします。
名称 | ラ・ラティーナ地区 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄ラ・ラティーナ駅前 |
料金 | 無料 |
02|王立タペストリー工場
王立タペストリー工場は、マドリードの伝統工芸を肌で感じられる貴重な織物工房です。18世紀に創設されて以来、熟練の職人たちが王室御用達のタペストリーやカーペットなどを丹精込めて織り上げています。
館内では、実際の作業風景を見学でき、織機のリズムや糸の質感から、手仕事ならではの美しさと緊張感が伝わってきます。併設のギャラリーには、王室の紋章や宗教画を題材とした緻密な作品が並び、その芸術性の高さに思わず見入ってしまうことでしょう。
見学は事前予約制で、開館時間も限られているため、訪問前に公式情報の確認をおすすめします。
名称 | 王立タペストリー工場 |
住所 | |
アクセス | アトーチャ駅より徒歩8分 |
料金 | €6(約960円) ※英語ないしはスペイン語のガイドツアー付き|平日10:00、11:00、12:00、13:00の1日4回開催 |
03|ラス・ヴェンタス闘牛場
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ラス・ヴェンタス闘牛場は、約24,000人を収容する、世界有数規模の闘牛場です。これまでにビートルズの公演や国際テニス大会も開催されるなど、多彩な文化イベントの舞台としても知られています。
赤レンガと装飾的なアーチが印象的なネオ・ムデハル様式による建築は、外観を眺めるだけでも十分に見応えがあります。
館内ツアーでは、アリーナや闘牛士の控室などを間近で見学可能。併設の博物館では、華やかな衣装や闘牛の歴史を通して、スペインに根付く伝統文化にふれることができます。
シーズン中は実際の闘牛を観戦することもできますが、イベントの有無にかかわらず、建築や展示を通じて味わえるスポットとして、訪れておきたい場所です。
名称 | ラス・ヴェンタス闘牛場 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄ヴェンタスより徒歩3分 |
料金 |
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理想のマドリード旅行へ!おすすめ観光スポットを訪れよう
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本記事では、マドリードの観光スポット13選をご紹介しました。マドリードは、どの季節に訪れても魅力が尽きることなく、短期間でも十分に楽しめる場所が詰まっています。ぜひ、この記事を参考にして、理想のマドリード旅行を計画してみてください!
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