【ツェルマット観光】おすすめ有名スポットランキング13選!

ツェルマット観光のコツ!滞在日数は何日?
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ツェルマット観光をじっくり楽しむなら、3日以上の滞在を見込んでおくと良いでしょう。展望台からの眺望は天候に左右されるため、日程に余裕を持つことで、ベストタイミングで絶景を望める可能性が高まります。
市内では、ガソリン車の乗り入れが禁止されており、巡回バスや電気タクシーが主な移動手段です。ツェルマット駅を出発点として、市街地や山岳エリアを効率よく観光できる移動方法を選びましょう。
また、時間にゆとりがあれば、世界最長の「チャールズ・クオーネン吊り橋」など、近郊スポットへの日帰り旅行もおすすめです。
< モデルプラン >
1日目 | ゴルナーグラート鉄道に乗車 - ゴルナーグラート展望台 - リッフェル湖 - 日本人橋 - 聖マウリティウス教会 - マッターホルン博物館 - バーンホフ通り |
2日目 | スネガ展望台 - シュテリ湖 - ツェルマット・マッターホルン・ビューポイン - 旧村地区 |
3日目 | マッターホルン・グレッシャー・パラダイス - フォレスト・ファン・パーク |
4日目 | 世界最長の吊り橋「チャールズ・クオーネン吊り橋」日帰り|ランダ駅から片道約2時間のハイキング(道中はアップダウンも多いため、健脚向け) ※ツェルマット駅・ランダ駅間|鉄道で片道約30分 |
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ツェルマットで必ず訪れたい!観光スポットランキング10選
ツェルマットには、アルプスの絶景や登山鉄道、歴史的な街並みなど、多彩な見どころが詰まっています。名所が点在しているため、限られた滞在時間で効率よく巡るには、あらかじめ訪れたい場所を絞っておくことが大切です。
ここでは、ツェルマット観光の定番スポット10選を紹介します。それぞれの魅力や訪問時の注意点もまとめているので、旅行計画の参考にしてください。
01|マッターホルン
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ツェルマット南端にそびえる「マッターホルン」は、標高4,478mを誇るスイス・アルプスの名峰です。ピラミッド型の端正な山容は、世界で最も美しい山の一つと称されています。
ツェルマット周辺には、展望台やハイキングルートが多数あり、マッターホルンの雄姿を間近に眺めるのがメジャーな楽しみ方です。登山経験がなくても、ロープウェイや登山鉄道などの交通機関を使って、気軽に絶景ポイントまでアクセスできます。
特に、標高3,089mのゴルナーグラート展望台からの眺望は圧巻。マッターホルンを真正面に、何も遮るものがなく望めます。
スポット名 | マッターホルン |
住所 | |
アクセス | ゴルナーグラート展望台|ゴルナーグラート駅より徒歩7分 |
料金 | 無料 ※ツェルマット駅・ゴルナーグラート駅間往復運賃|CHF132(約23,100円) |
02|ゴルナーグラート鉄道
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ゴルナーグラート鉄道は、ツェルマットと標高3,089mのゴルナーグラート展望台を結ぶ登山鉄道です。全長約9,300m、高低差約1,500mのルートを約40分で走行。急勾配の山岳地帯をラックレール方式による歯車駆動で登るため、揺れが少なく快適な鉄道旅が楽しめます。
乗車そのものが観光のハイライトであり、進行方向右側の座席がマッターホルンビューの特等席。車窓には、マッターホルンをはじめとする29座の4,000m級の山々や、ゴルナー氷河などの壮大な氷河群が広がります。
途中駅での下車・再乗車も可能で、リッフェルベルク駅やローテンボーデン駅を起点にハイキングをするのもおすすめです。
スポット名 | ゴルナーグラート鉄道 |
住所 | |
アクセス | ゴルナーグラート駅より徒歩1分 |
料金 | ツェルマット駅・ゴルナーグラート駅間往復運賃|CHF132(約23,100円) |
03|マッターホルン・グレッシャー・パラダイス
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マッターホルン・グレッシャー・パラダイスは、標高3,883mに位置するヨーロッパ最高所の展望台です。マッターホルンをはじめ、モンブランやヴァイスホルンなど、標高4,000m級の名峰を一望できます。
ツェルマットからは、ロープウェイを3本乗り継いで約40分の距離。単なる移動にとどまらず、標高を上げるごとにマッターホルンが姿を変えていく様子を眺めるのにぴったりです。
また、氷の彫刻が並ぶ氷河洞窟の探索や、ヨーロッパ最高峰に位置するレストランでの食事も格別。スイス料理やハンバーガー、パスタなどの料理と、窓の外に広がる景色を楽しめます。さらに、テラス席では、よりダイナミックな絶景を堪能できるでしょう。
なお、標高2,000メートルを超えると、高山病にかかるリスクが高くなります。マッターホルン・グレッシャー・パラダイスは他の展望スポットと比べても標高が高いため、特に注意が必要です。水分補給をこまめに行い、急激な運動を避け、防寒具をしっかり準備するようにしてください。
スポット名 | マッターホルン・グレッシャー・パラダイス |
住所 | |
アクセス | ロープウェイKlein Matterhorn駅より徒歩1分 |
料金 | ロープウェイ往復運賃|CHF114(約19,950円)~※展望台・氷河洞窟への入場料込み |
04|スネガ展望台
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ツェルマット中心部から地下ケーブルカーでわずか約3分と、手軽にアクセスできるスネガ展望台。標高2,288mに位置するスネガ駅に直結したレストランのテラス席では、マッターホルンをはじめとする山々を一望できるスポットです。レシュティなどのスイスの伝統料理や、地元産クラフトビールをゆっくり味わいながら、絶景を堪能できます。
周辺にある子供向けの広場や、湖のほとりをめぐる多くの散策路は、アルプスの自然にふれるのに最適。スネガは周辺のエリアの中では比較的標高が低く起伏も緩やかなので、ハイキング初心者でも自分のペースで楽しめるでしょう。
スポット名 | スネガ展望台 |
住所 | |
アクセス | 地下ケーブルカー スネガ駅より徒歩1分 |
料金 | 地下ケーブルカー ツェルマット・スネガ間片道運賃|CHF19(約3,325円)~ |
05|リッフェル湖
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リッフェル湖は、標高約2,757mに位置する、透明度の高いアルプスの高山湖です。ゴルナーグラート鉄道でローテンボーデン駅までアクセスし、そこから徒歩約7分で到着します。風のない朝には、湖面にくっきりと映るマッターホルンが見られる絶景ポイントです。
「逆さマッターホルン」を見るには、日の出から約2時間以内が理想的。鉄道の始発時刻との兼ね合いを考慮すると、3月下旬〜5月中旬、または8月下旬〜9月末がベストシーズンです。さらに、ゴルナーグラート鉄道では、7月から9月の日曜日に、5時から6時ごろに鉄道が運行される日の出ツアーを実施。早朝の手つかずの自然を堪能した後は、個々のペースで帰路につくことが可能です。
周辺にはハイキングコースがあり、山歩きを気軽に楽しめます。中でも、湖からリッフェルベルク駅までの約30分の下りルートは、高低差が少なく初心者にも適した散策路です。ハイキングの際は、紫外線対策、防寒着の携行、軽食と水分の準備を忘れずにしてください。
スポット名 | リッフェル湖 |
住所 | |
アクセス | ゴルナーグラート鉄道ローテンボーデン駅より徒歩7分 |
料金 | 無料 |
06|マッターホルン博物館
マッターホルン博物館は、マッターホルン登山の歴史とツェルマット地域の伝統を伝える文化施設です。木造と石造を組み合わせたアルプス風の建物が特徴で、山岳地域ならではの雰囲気を感じられます。
館内には、1865年の初登頂とその遭難事故の資料をはじめ、当時の登山装備や暮らしを再現した展示が充実。特に、地下には本物の山小屋を移設したセクションもあり、当時の登山者たちの厳しい生活環境を実際に感じられるでしょう。
展示内容は豊富ながらコンパクトにまとまっており、所要時間は約1時間が目安です。ツェルマット中心部に位置しているので、ショッピングや近隣の観光スポットとあわせて訪れてみてはいかがでしょうか。
スポット名 | マッターホルン博物館 |
住所 | |
アクセス | バス停Kirchbrückeより徒歩3分 |
料金 | CHF12(約2,100円) |
07|日本人橋
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日本人橋は、ツェルマット中心部のフィスパ川に架かる橋です。1990年代以降、日本の旅行者の間でマッターホルンを美しく望める撮影スポットとして親しまれており、この愛称が広まりました。正式名称は、ドイツ語で「教会の橋」を意味する「キルヒ橋」です。
橋の最大の魅力は、マッターホルンが目の前にそびえ立つ絶好のロケーション。山へ登らずとも、橋の上から澄んだ川の流れ越しに、美しい姿を正面から鑑賞できます。特に、朝焼けの時には、多くの観光客が訪れる人気スポットです。
橋からは、マッターホルンとフィスパ川の景色はもちろん、アルプスの山々に抱かれたツェルマットの可愛らしい街並みも一望できます。市街地の主要スポットへのアクセスも良く、ツェルマット観光の際にぜひ立ち寄りたい場所です。
スポット名 | 日本人橋 |
住所 | |
アクセス | バス停Kirchbrückeより徒歩1分 |
料金 | 無料 |
08|ツェルマット・マッターホルン・ビューポイント
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ツェルマット・マッターホルン・ビューポイントは、ツェルマット北東部、ミュリーニの丘に位置する絶景スポットです。木造シャレーが並ぶツェルマットの街並み越しに、マッターホルンの雄大な姿を一望できます。
ここには、マッターホルンの息をのむような景色を捉えられる、夕方や夜明けの時間帯に多くの人々が集まるのが特徴です。夕暮れ時には街に明かりが灯り、茜色に染まるアルプスの稜線が幻想的な雰囲気を演出。夜明け前の「ブルーアワー」では、空が深い青色に染まり、マッターホルンがシルエットとして神秘的に浮かび上がります。
ビューポイントまでは、市街地から徒歩15分ほどでアクセスが可能です。道中はやや急な坂道もありますが、舗装された遊歩道は歩きやすく、特別な装備は要りません。ただし、日没後など暗い時間帯に訪れる場合は、足元が見えづらくなるため、懐中電灯の持参をおすすめします。
スポット名 | ツェルマット・マッターホルン・ビューポイント |
住所 | |
アクセス | バス停Wiestibrückeより徒歩13分 |
料金 | 無料 |
09|旧村地区

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旧村地区は、ツェルマットの中心部に位置する、歴史情緒あふれるエリアです。17〜19世紀に建てられた約30棟の木造建築が並び、細い石畳の路地を歩くと、昔ながらの山岳農民の暮らしを感じられるでしょう。
建物は、ダークブラウンの焼き板仕上げが特徴で、石の土台に乗った独特の「ねずみ返し」というネズミの侵入を防ぐ工夫が見どころ。住居や納屋、倉庫などが、当時の生活様式をそのまま伝える貴重な場所です。
現在は保存区域として守られており、外観の見学が自由にできます。ツェルマットの賑やかな市街地を散策する合間に、静かな時間を楽しんでみるのもおすすめです。
スポット名 | 旧村地区 |
住所 | |
アクセス | バス停Brücke zum Stegより徒歩2分 |
料金 | 無料 |
10|バーンホフ通り
バーンホフ通りは、ツェルマット駅から南へ伸びる街のメインストリートで、買い物や食事が楽しめるエリアです。
通り沿いには、スイスチョコレートの専門店やチーズ、ジャムなどの特産品店、雑貨屋などが並び、お土産探しに最適。レストランも充実しており、チーズフォンデュやラクレット、ロシュティといった定番のスイス料理を堪能できます。
晴れた日には、通りの先にマッターホルンが見えることもあり、撮影スポットとしても人気。旧村地区やマッターホルン博物館からも徒歩圏内にあるので、市街地の観光と合わせて立ち寄れるスポットです。
スポット名 | バーンホフ通り |
住所 | |
アクセス | ツェルマット駅前 |
料金 | 無料 |
ツェルマットの隠れた魅力!穴場観光スポット3選
定番の絶景や登山鉄道が人気のツェルマットですが、あまり知られていない魅力的なスポットも点在しています。
ここでは、ツェルマットの隠れた穴場スポットを3つご紹介。自然の中でアクティビティを満喫したり、静かな湖畔で絶景を楽しんだり、歴史を学んでみたりと、旅の幅が広がる場所ばかりです。さまざまなスポットを厳選したので、興味に合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。
01|フォレスト・ファン・パーク
フォレスト・ファン・パークは、ツェルマットの豊かな自然の中で屋外アクティビティを楽しめる施設です。
森にはジップラインやクライミングウォール、ターザンスイング、吊り橋など、さまざまなアクティビティが充実。所要時間や難易度の異なる複数のコースがあり、全身でスリルと達成感を味わえるでしょう。インストラクター付きのプログラムもあり、初心者や子供でも安心して参加できる点も魅力です。
夏季は混雑することがあるので、オンラインで事前に予約しておくことをおすすめします。
スポット名 | フォレスト・ファン・パーク |
住所 | |
アクセス | バス停ZenSteckenより徒歩5分 |
料金 | CHF38(約6,650円) |
02|シュテリ湖
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シュテリ湖は、ツェルマットのスネガエリアに位置する高山湖です。天候が良ければ湖面にマッターホルンがくっきりと映り込む「逆さマッターホルン」で知られています。標高約2,500mにあり、澄んだ空気と静けさに包まれたロケーションも魅力です。
シュテリ湖へのアクセス方法は主に2つあります。ひとつは、初心者でも無理なく楽しめるスネガ展望台からのハイキング。約1時間の距離で、道中にはアルプスの雄大なパノラマビューや、可憐な高山植物が楽しめるスポットが点在しています。
もうひとつは、スネガからロープウェイでブラウヘルトまで行き、そこから徒歩約20分で湖に到着する方法。ハイキングを避けて効率的にアクセスしたい方や、体力に自信がない方におすすめです。
スポット名 | シュテリ湖 |
住所 | |
アクセス |
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料金 | 無料 |
03|聖マウリティウス教会
聖マウリティウス教会は、ツェルマットの中心部に佇むカトリック教会です。「日本人橋」と称される「教会の橋(キルヒ橋)」の名は、この教会に由来しています。現在の建物は1932年に再建され、重厚な石造りの外観と木の温もりを感じる落ち着いた内装が特徴です。
祭壇の背後にあるステンドグラスには、登山と信仰を象徴するモチーフが描かれ、厳かな雰囲気を作り出しています。また、隣接する墓地には著名な登山家たちが眠っており、マッターホルン登頂の歴史を感じられる貴重な場所です。
スポット名 | 聖マウリティウス教会 |
住所 | |
アクセス | バス停Kirchbrückeより徒歩4分 |
料金 | 無料 |
理想のツェルマット旅行へ!おすすめ観光スポットを訪れよう
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本記事では、ツェルマットの観光スポット13選をご紹介しました。ツェルマットは、どの季節に訪れても魅力が尽きることなく、短期間でも十分に楽しめる場所が詰まっています。ぜひ、この記事を参考にして、理想のツェルマット旅行を計画してみてください!
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