【永遠の都・ローマ観光】外せない&穴場おすすめスポット13選

ローマ観光のコツ!滞在日数は何日?

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ローマを訪れる際は、移動手段や主要スポット、周辺エリアの情報を事前に把握しておくことが大切です。
市内の主な移動手段は、地下鉄やトラム、バスがあります。見どころ同士が比較的近いため、エリアごとに観光計画を立て、近隣のスポットをまとめて巡ると効率的です。
滞在日数は最低でも3日以上あると、ローマの魅力をしっかり堪能できるでしょう。余裕があれば、ティボリやチヴィタ・ディ・バニョレージョなどの近郊エリアにも足を延ばすと、より充実した旅を楽しめます。
< モデルプラン >
1日目 | コロッセオ - フォロ・ロマーノ - パラティーノの丘 - 真実の口 |
2日目 | スペイン広場 - トレヴィの泉 ‐ パンテオン - ナヴォーナ広場 |
3日目 | バチカン美術館 ‐ サンピエトロ大聖堂 ‐ サンタンジェロ城 |
4日目 | ティボリ日帰り|ヴィッラ・デステやヴィッラ・アドリアーナを見学 ※公共交通機関で行けないことはないが、日帰りツアー参加がおすすめ |
5日目 | チヴィタ・ディ・バニョレージョ日帰り|「天空の城ラピュタ」のモデルと言われる美しい町を散策 ※公共交通機関で行けないことはないが、日帰りツアー参加がおすすめ |
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観光スポットと合わせて、ローマの費用について詳しく知りたい方は、以下の記事もおすすめです。航空運賃やホテル費用、食費、観光費などについて具体的な金額を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!

ローマで必ず訪れたい!定番観光スポット10選
ローマには、古代の遺跡や荘厳な大聖堂、映画のロケ地など、多彩な見どころがあります。有名なスポットだけでも数多くあるため、効率よく巡るには、事前に興味のある場所をピックアップし、計画を立てておくことが大切です。
ここでは、ローマ観光の定番スポット10選を紹介します。それぞれの魅力や訪問時の注意点もまとめているので、旅行計画の参考にしてください。
01|コロッセオ

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コロッセオは、ローマ皇帝の命により西暦80年に建設された円形競技場で、周辺の遺跡群とともに世界遺産に登録されています。連日多くの観光客が訪れ、ローマの象徴的なスポットとして賑わっています。
高さ58m、長径188mの巨大な建物は、約5万人を収容していたと言われており、かつては剣闘士と猛獣の死闘が繰り広げられていました。ドーリア式、イオニア式、コリント式の柱が用いられており、建築美も見どころの一つです。
チケットは、現地のチケットオフィスでも購入できますが、非常に人気が高いため、オンラインでの事前購入をおすすめします。また、入場は指定した時間に限られるため、余裕を持って訪れましょう。
スポット名 | コロッセオ |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Colosseo駅より徒歩4分 |
料金 | €18(約2,880円) ※フォロ・ロマーノ、パラティーノの丘と共通 |
02|トレヴィの泉

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バロック芸術の傑作であるトレヴィの泉。海洋神オケアヌスを中心に、豊穣の女神デーメテールや健康の女神ヒュギエイアの彫刻が並び、まるで神話の世界が目の前に広がるかのようです。
トレヴィの泉に背を向け、肩越しにコインを投げると再びローマを訪れることができると言われているのは有名な話です。世界中から訪れる観光客と一緒に、ぜひ試してみてください。
2024年からは人数制限が導入され、泉の近くで見るには長い入場待機列に並ぶ必要があります。入場時間は9:00〜21:00ですが、混雑を避けたい方は朝早めに訪れるのがおすすめです。
スポット名 | トレヴィの泉 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Barberini駅より徒歩8分 |
料金 | 無料 |
03|パンテオン

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パンテオンは、ローマの神々を祀る万神殿で、現存するローマ建築の中でも、最も完全な形で残る貴重な遺構です。
ドーム中央の直径9mの天窓からは陽光が差し込み、神聖な空気に満ちています。内部には、ルネサンスの巨匠ラファエロの墓もあり、必見です。
チケットはオンラインでの事前購入に加え、現地でも当日券を入手できます。ただし、チケット売り場はパンテオン閉館の1時間前に受付終了となります。
スポット名 | パンテオン |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Barberini駅より徒歩16分 バス停Argentinaから徒歩5分 |
料金 | €5(約800円) |
04|ナヴォーナ広場

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ナヴォーナ広場は、周囲に車が入れないため、落ち着いた雰囲気が漂う場所です。
多くの人が集まり賑やかな広場には、3つの噴水が優雅に佇んでいます。中でも「四大河の噴水」は、バロック時代を代表する芸術家ベルニーニの作品で、近くで見るとその力強さに圧倒されることでしょう。
ナヴォーナ広場は時間帯によって異なる表情を見せますが、夜になると噴水や周囲の建物がライトアップされ、幻想的な美しさを放ちます。日が沈んだ後に訪れ、ロマンチックなムードを楽しんでみてはいかがでしょうか。
スポット名 | ナヴォーナ広場 |
住所 | |
アクセス | バス停Senatoより徒歩1分 |
料金 | 無料 |
05|バチカン美術館

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バチカン美術館は、礼拝堂や博物館などを含む広大な複合施設です。
価値の高い作品が並ぶ中でも、特に見逃せないのは、後期ヘレニズム期の傑作「ラオコーン」やミケランジェロの「最後の審判」、ラファエロの「アテネの学堂」。どれも教科書などで一度は目にしたことがある名作です。
膨大なコレクションをじっくり鑑賞するには、少なくとも半日~1日は見積もっておきたいところ。時間が限られている場合は、事前に見たい作品や展示エリアを確認しておくと、効率よく回れます。
スポット名 | バチカン美術館 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Ottaviano駅より徒歩10分 |
料金 | €20(約3,200円) |
06|サンピエトロ大聖堂

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サンピエトロ大聖堂は、カトリックの総本山であり、バチカンを象徴する存在です。もともと、聖ペテロの墓があった場所にバジリカが建てられたことが始まり。宗教的な重要性に加え、その建築美が世界中の人々を魅了しています。
特に見逃せないのは、ミケランジェロ作の聖母子像「ピエタ」。25歳の若き天才が生み出した聖母の姿は、観る者の心を揺さぶる美しさを持っています。
また、サンピエトロ大聖堂のクーポラは、バチカンやローマの街並みを見渡せる絶好のビューポイントです。ただし、エレベーターで途中まで上がっても、さらに約300段の階段を登る必要があります。
スポット名 | サンピエトロ大聖堂 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Ottaviano駅から徒歩13分 |
料金 | 大聖堂は入場無料 €22(約3,520円)クーポラ(エレベーター利用) €17(約2,720円)クーポラ(階段利用) ※ヴィジュアル・オーディオガイド込み |
07|スペイン広場

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映画「ローマの休日」に登場するスペイン広場は、ローマ屈指の人気観光スポットです。スペイン大使館が近くにあることからその名で呼ばれています。
階段の上にそびえるオベリスクと、背後に佇むトリニタ・ディ・モンティ教会の調和した景観は、計算されたかのような美しさです。
映画では、オードリー・ヘプバーンが階段に腰かけ、ジェラートを食べるシーンが印象的ですが、現在は階段での座り込みや飲食は禁止されています。休憩していると警察官や係員に注意されるため、気をつけましょう。
スポット名 | スペイン広場 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Spagna駅から徒歩4分 |
料金 | 無料 |
08|フォロ・ロマーノ

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フォロ・ロマーノは、かつて古代ローマの市民生活の中心として栄え、現在は遺跡群としてその面影を伝えています。神殿や凱旋門の跡を散策しながら、いにしえのローマの人々の生活を想像してみましょう。
入場チケットは、隣接するコロッセオやパラティーノの丘と共通です。ただし、見学順序にはちょっとしたコツがあります。
フォロ・ロマーノとパラティーノの丘は一つの区域とみなされるため、一度外へ出ると同じチケットでは再入場できません。効率よく両方を見学するためにも、チケットを無駄にせず続けて訪れることをおすすめします。
スポット名 | フォロ・ロマーノ |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Colosseo駅から徒歩7分 |
料金 | €18(約2,880円) ※フォロ・ロマーノ、パラティーノの丘と共通 |
09|サンタンジェロ城

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135年にハドリアヌス帝の霊廟として建設され、その後、歴代皇帝の墓となったサンタンジェロ城。ローマとバチカンが舞台となった映画「天使と悪魔」にも登場する人気スポットです。
内部は国立博物館として公開され、ルネサンス期の美術品や武具などが展示されています。
サンタンジェロ城では、ぜひ屋上にも足を運んでみましょう。サンピエトロ大聖堂などを一望できる絶景が広がります。また、夜にライトアップされた姿は幻想的で、夕暮れ後の散策にもおすすめです。
スポット名 | サンタンジェロ城 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Lepanto駅から徒歩19分 バス停Ponte Vittorio Emanueleから徒歩4分 |
料金 | €16(約2,560円) |
10|真実の口

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サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の柱廊にある真実の口。「嘘をついた者が手を差し入れると食べられる」という伝説で有名です。海洋神オケアヌスとされる顔が刻まれた円形の彫刻は、間近で見ると迫力満点。
正確な用途は不明ですが、井戸や下水溝のフタだったと考えられています。
映画「ローマの休日」のワンシーンのように、手を口に差し込んで写真を撮るのが人気です。入場料は不要ですが、少額の寄付をすると良いでしょう。
スポット名 | 真実の口 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Laurentina駅から徒歩13分 バス停Bocca Della Veritaから徒歩3分 |
料金 | 無料 ※できるだけ設置されている寄付箱に寄付をするよう心がけたい |
ローマの隠れた魅力!穴場観光スポット3選
テレビや映画でおなじみの名所が数多く存在するローマ。定番スポットも魅力的ですが、せっかくならガイドブックに載っていないような隠れた名所を巡るのもおすすめです。
ここからは、ローマの穴場スポットを3つご紹介します。ユニークな景色が楽しめる場所や歴史あるカフェなど、多様なスポットを厳選したので、興味に合わせて訪れてみてください。
01|【鍵穴から覗くサンピエトロ大聖堂】マルタ騎士団の鍵穴
ローマの七丘の一つ、アヴェンティーノの丘にあるマルタ騎士団の館は、知る人ぞ知る隠れた人気スポットです。館の内部は見学できませんが、多くの人が訪れる理由は、扉にある小さな鍵穴にあります。
鍵穴を覗き込むと、その先には荘厳なサン・ピエトロ大聖堂の威容を垣間見せる姿が。鍵穴と中庭の木々が作るトンネルの奥に浮かび上がる大聖堂のクーポラは、まるで万華鏡の中の宝石のような美しさです。
この鍵穴を通して写真を撮ると、額縁に収められたようなアーティスティックな一枚に仕上がります。ベストショットを狙うなら、スマートフォンよりも望遠カメラの使用がおすすめです。
スポット名 | マルタ騎士団の鍵穴 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Circo Massimo駅より徒歩16分 バス停Marmorata/Galvaniより徒歩9分 |
料金 | 無料 |
02|【名だたる芸術家たちも通った老舗】アンティコ・カフェ・グレコ
アンティコ・カフェ・グレコは、1760年創業のローマ最古のカフェで、イタリア国内でも2番目に長い歴史を誇ります。
店内はクラシックで重厚な雰囲気で、絵画や彫刻が飾られた美術館のような優雅な空間が広がります。
かつてはゲーテやバイロン、ワーグナーなど、世界史に名を残す芸術家たちも訪れたとされるこの名店。彼らが味わった一杯を、ぜひ堪能してみてはいかがでしょうか。スペイン広場から近いので、観光中の休憩にもぴったりです。
スポット名 | アンティコ・カフェ・グレコ |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Spagna駅より徒歩6分 |
料金 | 飲食代金 |
03|【独創的な建築が作り出す異空間】コッペデ地区
歴史的で均整のとれた街並みが美しいローマですが、中には異彩を放つエリアもあります。
その代表がコッペデ地区。建築家ジーノ・コッペデが手がけた個性的な建築が立ち並び、まるで異世界に迷い込んだような独特の雰囲気を醸し出しています。建築愛好家はもちろん、「ローマのいつもと違う一面を見てみたい」という方にもおすすめのスポットです。
また、ビートルズのメンバーが服を着たまま飛び込んだという逸話が残る「カエルの噴水」もあり、音楽ファンも楽しめるエリアとなっています。
スポット名 | コッペデ地区 |
住所 | |
アクセス | バス停ブエノスアイレスから徒歩3分 ※カエルの噴水のあるミンチョ広場まで |
料金 | 無料 |
理想のローマ旅行へ!おすすめ観光スポットを訪れよう

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本記事では、ローマの観光スポット13選をご紹介しました。ローマは、どの季節に訪れても魅力が尽きることなく、短期間でも十分に楽しめる場所が詰まっています。ぜひ、この記事を参考にして、理想のローマ旅行を計画してみてください!
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