【ストックホルム観光】おすすめスポットランキング13選!魔女の宅急便の世界に浸る街歩き

ストックホルム観光のコツ!滞在日数は何日?
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滞在日数は最低でも2日以上あると、ストックホルムの多彩な魅力を堪能できます。また、美術館や博物館をゆったり楽しむなら、3日以上の滞在がおすすめです。
余裕があれば、ドロットニングホルム宮殿や、ヴァクスホルム島など近郊へ足を伸ばしてみると、更に充実した旅になるでしょう。
旧市街ガムラスタンや王宮、市庁舎といった中心部の見どころは、徒歩で散策できます。市内は、地下鉄やトラム、バスなどの公共交通機関が発達しており、どこへ行くにも便利。島間の移動にはフェリーがあり、水上からの景色を楽しみながら移動できるのも魅力です。
< モデルプラン >
1日目 | ストックホルム宮殿 - ガムラスタン - ストックホルム大聖堂 - ノーベル博物館 - リッダーホルメン島 - スウェーデン国立美術館 |
2日目 | ストックホルム市庁舎 - ヒョートリエット市場 - 地下鉄アート - ヴァーサ号博物館 - セーデルマルム |
3日目 | ドロットニングホルム宮殿日帰り ※公共交通機関でもアクセスできますが、効率よく回るなら日帰りツアー参加がおすすめ |
4日目 | ヴァクスホルム島日帰り ※公共交通機関でもアクセスできますが、効率よく回るなら日帰りツアー参加がおすすめ |
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魔女の宅急便の世界観に浸れる!ストックホルムで訪れたいスポット3選
ストックホルムは、歴史的建造物と「水の都」とも呼ばれるほどの美しい水辺が共存する都市です。映画「魔女の宅急便」に登場する街並みのモデルの一つとしても知られており、映画のシーンを思い浮かべながら街歩きを楽しめるでしょう。
ここでは、「魔女の宅急便」の世界観を感じられる、旧市街ガムラスタン、ストックホルム大聖堂、スカンセン野外博物館の3スポットをご紹介します。
01|ガムラスタン(旧市街)
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ガムラスタンは「古い町」を意味する、ストックホルムの旧市街です。
13世紀から続く街並みは、中世の面影を残す石畳の路地が広がり、『魔女の宅急便』に登場する『コリコの街』そのもの。狭い路地を曲がるたびに、キキがほうきで飛び回る姿を彷彿とさせます。また、中心部のストールトルゲット広場は、映画内の広場シーンを思わせる部分も多く、物語の世界を重ね合わせて楽しめるでしょう。
ストックホルム大聖堂やノーベル博物館といった、スウェーデンの歴史と文化を深く探求できるスポットも点在。王室の荘厳な儀式が執り行われる教会や、ノーベル賞の輝かしい歴史をたどる展示を通して、知的好奇心が刺激されるエリアです。
スポット名 | ガムラスタン(旧市街) |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Gamla Stan駅より徒歩1分 |
料金 | 無料(各施設は別途料金) |
02|ストックホルム大聖堂
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ストックホルム大聖堂は、旧市街ガムラスタンに建つストックホルム最古の教会です。その特徴的な尖塔と大きな時計盤を見上げると、多くのジブリファンが『魔女の宅急便』の時計台を思い浮かべるでしょう。
教会は13世紀にゴシック様式で建立されてから増改築を重ね、1480年代に現在の骨格が完成。18世紀にはバロック様式へと改築され、重厚かつ荘厳な現在の姿となっています。また、スウェーデン王室にとって由緒ある場所で、戴冠式や結婚式、葬儀など、数々の重要な儀式がここで行われてきました。
内部の豪華な装飾も見どころで、中でも有名なのはオーク材やシカの角を使った「聖ジョージとドラゴンの像」です。1489年にスウェーデン軍の勝利を記念して制作されたこの像は、その迫力と精巧さで高く評価されています。
教会内は神聖な場所のため、静かに見学し、撮影や会話の際には周囲に配慮しましょう。
スポット名 | ストックホルム大聖堂 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Gamla Stan駅より徒歩6分 |
料金 | SEK120(約1,830円) |
03|スカンセン野外博物館
スカンセン野外博物館は、ストックホルムのユールゴーデン島にある世界最古の野外博物館です。広大な敷地内には、スウェーデン各地から移築された家屋や農場、工房など、150以上の伝統的建物が点在。民族衣装をまとったスタッフが当時の住人として解説や実演を行う姿は、19世紀の暮らしぶりを感じられる機会となるはずです。
この博物館が注目される理由は、『魔女の宅急便』のキキが働いていたパン屋『グーチョキパン店』のモデルの一つとされる実在のベーカリーがあること。店内レイアウトや陳列棚、ショーケース、看板のデザインなど、映画に登場するパン屋との共通点を多く見つけられるでしょう。
なお、パン屋の外観は、ゴットランド島ヴィスビューの建物がモデルになったと言われています。ぜひそれぞれを訪れて、世界観をより深く堪能してみてはいかがでしょうか。
スポット名 | スカンセン野外博物館 |
住所 | |
アクセス | Skansen駅より徒歩1分 |
料金 | SEK200~285(約3,020円~4,330円) ※季節やイベントにより変動 |
ストックホルムで必ず訪れたい!定番観光スポット10選
ストックホルムには、歴史ある宮殿や教会、中世の雰囲気漂う旧市街、個性豊かな博物館など、たくさんの見どころがあります。有名なスポットだけでも数多くあるため、効率よく巡るには、事前に興味のある場所をピックアップし、計画を立てておくことが大切です。
ここでは、ストックホルム観光の定番スポット10選を紹介します。それぞれの魅力や訪問時の注意点もまとめているので、旅行計画の参考にしてください。
01|ストックホルム宮殿
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ストックホルム宮殿は、スウェーデン国王の公邸として使われている世界最大級の宮殿です。17世紀から18世紀にかけて建造されたバロック様式の建物は、ストックホルムの象徴となっています。
宮殿内は、王室の居室、王冠や宝物を展示する「宝物館」、彫刻作品が並ぶ「古代美術館」など、見どころが豊富。スウェーデン王室の歴史や文化について知識を深められます。
毎日開催される衛兵交代式も人気のイベントです。整然とした衛兵の動きとブラスバンドの演奏を間近で見学でき、その臨場感から多くの観光客が訪れます。
見学時間の目安は、宮殿内のみなら2時間、衛兵交代式も含める場合は3時間程度をみておくと良いでしょう。
スポット名 | ストックホルム宮殿 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Gamla Stan駅より徒歩9分 |
料金 | SEK200(約3,020円) ※5月~9月はSEK220(約3,320円) |
02|ストックホルム市庁舎
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ストックホルム市庁舎は、メーラレン湖畔に建つ壮麗な建物で、ストックホルムを代表するランドマークです。現在もストックホルム市の行政機関として使われており、スウェーデン・ナショナルロマン主義の傑作としても評価されています。
市庁舎内の見どころは、歴史的意義と芸術的価値にあります。ノーベル賞の記念晩餐会が行われる「青の間」や18kgの純金を使った金箔モザイクが輝く「黄金の間」は、その代表格と言えるでしょう。さらに、夏季には高さ106mの塔も一般公開され、365段の階段を上ってストックホルムの街並みを一望できます。
内部見学ができるガイドツアー、塔の展望台ともに当日申し込みもできますが、混雑が予想されるため公式サイトでの事前予約が確実です。
スポット名 | ストックホルム市庁舎 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Rådhuset駅より徒歩6分 |
料金 | ガイドツアーSEK150(約2,270円) 塔展望台SEK100(約1,510円) |
03|地下鉄アート
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「世界一長い美術館」と称される、ストックホルムの地下鉄。全長110kmにわたる90以上の駅それぞれに、個性豊かな壁画や彫刻、照明アートが施されています。
数ある駅の中でも、T-セントラーレン駅は必見。青いツタ模様がプラットフォーム全体の壁面から天井に渡って描かれており、洞窟のような雰囲気を醸し出しています。また、宮殿をモチーフにしたクングストラッドゴーダン駅や、真っ赤な岩盤が印象的なソルナ・セントラム駅も見逃せません。
地下鉄の乗車券は75分間有効で、時間内は乗り放題。移動手段としてだけでなく、ユニークなアート鑑賞の場としても楽しめるでしょう。
スポット名 | 地下鉄アート(T-セントラーレン駅など) |
住所 | |
アクセス | 地下鉄T-Centralen駅すぐ |
料金 | 43SEK(約650円) ※地下鉄乗車券(75分有効) |
04|ノーベル博物館
ノーベル博物館は、旧市街ガムラスタンの中心、ストールトルゲット広場にある博物館です。かつて証券取引所として使われていた歴史的建物内に、ノーベル賞創設100周年を記念して2001年にオープンしました。
館内では、発明家としてのノーベルの人生や、ノーベル賞の創設にまつわる歴史が紹介されています。ノーベル賞が社会に与えてきた影響や、科学・文学・平和分野の進歩について学べる展示も豊富。子ども向けの簡単な化学実験体験や、家族で楽しめるワークショップも充実しており、幅広い世代が楽しめる工夫がされています。
館内の「カフェ・ビストロ・ノーベル」では、授賞式晩餐会で実際に提供されるデザートを味わえるのも魅力。併設のミュージアムショップには、ノーベル賞にちなんだグッズや記念品、さらには晩餐会で使用された食器のレプリカなども並んでいます。
スポット名 | ノーベル博物館 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Gamla Stan駅より徒歩6分 |
料金 | SEK150(約2,270円) |
05|スウェーデン国立美術館
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スウェーデン国立美術館は、ヨーロッパでも有数の歴史を持つ美術館です。1792年の設立で、現在の建物は1866年に完成しました。北イタリア・ルネサンス建築の影響を受けた、クラシックで重厚な外観が特徴的です。
コレクションは約70万点に及び、絵画、彫刻、素描、版画、工芸品など多岐にわたります。16〜20世紀初頭のヨーロッパ美術が充実しており、レンブラント、ルーベンス、ゴヤ、ルノワールなど巨匠の名作も多数。スウェーデン王家が収集した作品も多く、歴史的な背景に思いを馳せながら名画を鑑賞できます。
併設のレストランは、スウェーデンを代表する30名のデザイナーによって手がけられた、クラシックで美しいデザインが魅力。夕方以降は、ストロム川や王宮を望む夜景を楽しめ、イベントスペースとしても利用されています。
スポット名 | スウェーデン国立美術館 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄 Kungsträdgården 駅より徒歩5分 |
料金 | SEK160(約2,440円) |
06|ヴァーサ号博物館
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ヴァーサ号博物館は、ユールゴーデン島にある世界唯一の軍艦博物館です。1628年にわずか20分の処女航海で沈没し、333年後に奇跡的に引き揚げられた軍艦「ヴァーサ号」を、当時の姿そのままに展示しています。
98%がオリジナルのパーツという保存状態で蘇った船体が、目の前に迫る姿はまさに圧巻。高さ52メートル、長さ69メートルにも及ぶ船体には、複雑な木彫りの装飾もそのまま残されており、臨場感にあふれています。
ヴァーサ号の物語は、 館内にて映像や展示で詳しく紹介されており、成り立ちから沈没、引き揚げ、保存処理に至るまでの全容を学ぶことが可能です。日本語字幕やパンフレット、音声ガイドも充実しているため、言語の壁を感じることなく堪能できるでしょう。
スポット名 | ヴァーサ号博物館 |
住所 | |
アクセス | トラムNordiska museet/Vasamuseet駅より徒歩5分 |
料金 | SEK195(約2,970円) |
07|セーデルマルム
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セーデルマルムは、ガムラスタンの南に位置する島で、ストックホルム随一のトレンド発信地です。若者やアーティストたちが暮らすおしゃれな街として知られ、伝統的な北欧建築の中に現代的なショップやギャラリーが点在しています。
街歩きの中心となるのは、SOFOエリア。ヴィンテージアイテムを扱う古い建物を改装した店や、サステナブルな北欧デザイン雑貨、インディーズファッションブティックが軒を連ねています。
島の北部へと足を延ばせば、趣のあるカフェが充実。隠れ家的なカフェが多くあるので、スウェーデンの伝統的なフィーカ(コーヒーブレイク)文化を楽しんでみてはいかがでしょうか。
さらに、島の北西部に広がる高台からは、ストックホルム市街やメーラレン湖を一望できます。 特に夕暮れ時には、多くの人々がその景色を眺めながらくつろぐ姿が見られ、まさにスウェーデンの日常そのもの。観光地とは一味違う、等身大のストックホルムを感じられるでしょう。
スポット名 | セーデルマルム |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Slussen駅より徒歩1分 |
料金 | 無料(各施設は別途料金) |
08|ヒョートリエット市場
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ヒョートリエット市場は、広場と地下の二層構造が特徴的なマーケットです。ストックホルム・コンサートホールの目の前に広がる広場と、その地下にある屋内市場から成っています。ストックホルム散策の合間に立ち寄れる立地にあり、アクセスも抜群です。
平日と土曜日に広場で楽しめる青空市場は、野菜や果物、花などが並び、地元の日常を垣間見ることができる貴重なひととき。日曜日には蚤の市が開催され、アンティーク雑貨や、北欧ならではのヴィンテージ食器といった掘り出し物を求める人々で賑わいます。
本場の味を探求するなら、地下の「ヒョートリエットホール」へ。地元の漁港から届く魚介や芳醇なチーズ、世界各国の食欲をそそる惣菜の数々が所狭しと並びます。特に、スウェーデンのソウルフードともいえる名物フィッシュスープは、手軽に温まるランチとしておすすめです。
スポット名 | ヒョートリエット市場 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Hötorget駅より徒歩1分 |
料金 | 無料 |
09|リッダーホルメン島
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リッダーホルメン島は、ストックホルム旧市街・ガムラスタンと橋で結ばれた小さな島です。観光客で賑わう旧市街から徒歩数分の距離にありながら、静かで落ち着いた雰囲気を味わえます。
島の中心的存在は、13世紀に建てられたリッダーホルム教会。歴代スウェーデン王の多くが埋葬されており、鋳鉄の尖塔と石造りの外観が印象的です。内部には王族の棺が並び、スウェーデン王室の歴史を肌で感じられるでしょう。
島の西側は、メーラレン湖越しにストックホルム市庁舎や対岸の街並みを望む絶好のビューポイント。夕暮れ時には、地元の人々がベンチに腰を下ろし、オレンジ色に染まる湖面と街並みの景色を楽しんでいます。
スポット名 | リッダーホルメン島 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Gamla Stan駅より徒歩5分 |
料金 | 島内の散策は無料 リッダーホルム教会 65SEK(約990円)※6月~9月のみ開館 |
10|グリプスホルム城
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グリプスホルム城は、メーラレン湖畔の町マリーフレードに佇む歴史的な名城です。豊かな緑と湖に囲まれたロケーションで、ストックホルムの喧騒から離れて歴史と自然を満喫できます。
城内の最大の見どころは、世界有数の肖像画コレクション。初代国王から現代の著名人まで約4,000点の肖像画が展示されており、スウェーデンの芸術文化を楽しめます。また、グスタフ3世が建設した、宮殿劇場も見逃せません。ヨーロッパで最も保存状態の良い18世紀の劇場の一つとされ、当時の華やかな雰囲気をそのままに感じられるでしょう。
開館期間は例年4月〜11月頃までですが、時期により開館時間が異なるので、訪問前に公式サイトで最新情報を確認しておくと安心です。
スポット名 | グリプスホルム城 |
住所 | |
アクセス | Mariefred駅より徒歩20分 |
料金 | SEK160(約2,440円) |
理想のストックホルム旅行へ!おすすめ観光スポットを訪れよう
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本記事では、ストックホルムの観光スポット13選をご紹介しました。ストックホルムは、いつ訪れても魅力が尽きることなく、短期間でも十分に楽しめる場所が詰まっています。ぜひ、この記事を参考にして、理想のストックホルム旅行を計画してみてください!
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