【台北観光】おすすめ有名スポットランキング13選!

台北観光のコツ!滞在日数は何日?
Pixabay
滞在日数は2日以上を目安にすると、台北の魅力をしっかり堪能できるでしょう。余裕があれば、淡水や十分などの近郊エリアにも日帰りで足を延ばすと、さらに旅の幅が広がります。
移動は地下鉄やバス、タクシーが中心です。市内の主要観光地は比較的アクセスしやすく、コンパクトにまとまっています。そのため、エリアごとに巡るプランを立てると効率的です。
< モデルプラン >
1日目 | 龍山寺 - 剝皮寮歴史街区- 中正紀念堂 - 故宮博物院 - 士林夜市 - 台北101 |
2日目 | 迪化街 - 西門町 - 飛機巷- 富錦街- 象山 - 寧夏夜市 |
3日目 | 九份 - 十分 |
4日目 | 淡水 - 漁人碼頭 - 情人橋 |
観光スポットと合わせて、台北の費用について詳しく知りたい方は、以下の記事もおすすめです。航空運賃やホテル費用、食費、観光費などについて具体的な金額を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!

「たびチャット」は、LINEで気軽に相談ができる旅行代理店です。旅行の予約から現地でのサポートまで、旅のプロがチャットであなたをサポートします。
「初めてで不安…」という方も大丈夫。LINEで相談すれば、旅の準備がぐっとスムーズになります!
台北で必ず訪れたい!定番観光スポット10選
台北には、歴史ある寺院や世界的な博物館、夜市グルメや絶景スポットなど、多彩な見どころがあります。効率よく楽しむには、事前に興味のある場所をピックアップし、計画を立てておくことが大切です。
ここでは、台北観光の定番スポット10選を紹介します。それぞれの魅力や訪問時の注意点もまとめているので、旅行計画の参考にしてください。
01|国立故宮博物院
Pixabay
国立故宮博物院は、約70万点以上の所蔵品を有し、世界でも有数の中国古代美術コレクションを誇る博物院です。
圧倒的な人気を誇るのが「翠玉白菜」と「肉形石」の国宝。翡翠で作られた「翠玉白菜」は、国内外で広く知られ、精巧な技術とユニークな発想から博物館の象徴的存在となっています。
一方の「肉形石」は、天然の瑪瑙(めのう)を巧みに彫刻して本物の豚の角煮そっくりに仕上げた傑作です。層状の色合いと質感が実際の肉の脂身や赤身を見事に再現しており、自然の造形美と職人の見事な技術を感じられるでしょう。
館内をじっくりと鑑賞するには、少なくとも2〜3時間は見積もっておきたいところ。より深く理解しながら楽しみたい方は、有料の日本語ガイドを利用すると効果的です。
スポット名 | 国立故宮博物院 |
住所 | No. 221, Sec 2, Zhi Shan Rd, Shilin District, Taipei City, 台湾 111 |
アクセス | バス停故宮博物院(正館)から徒歩5分 |
料金 | 350TWD(約1,770円) |
02|台北101
Unsplash
台北101は、高さ508mの超高層ビルです。地上89階の展望台へは、高速エレベーターにてわずか40秒で到達。展望台からは、台北市街がまるでジオラマのように広がり、晴れた日には基隆岬や淡水の風景まで見渡せます。
展望台には、郵便ポストが設置されており、実際にハガキを投函するのも楽しみの一つ。展望台で購入できる記念絵葉書には、日付入りの消印や展望台限定の記念スタンプが押されるので、自分宛に送る方も多く見られます。
さらに、101階にある展望アトラクション「スカイライン460」も魅力的です。海抜460メートルの高さに設置された天空歩道では、足元がガラス張りになった床面から真下を見下ろす、スリリングな体験が可能。まるで、空中に浮かんでいるような感覚を味わえるでしょう。なお、時間と人数の制限があるため、公式サイトでの事前予約が必須です。
スポット名 | 台北101 |
住所 | No. 7, Section 5, Xinyi Rd, Xinyi District, Taipei City, 台湾 110 |
アクセス | 地下鉄台北101/世貿駅より徒歩3分 |
料金 |
|
03|士林夜市

Pixabay
士林夜市は、多くの地元住民や観光客から人気を集める台北最大規模の夜市です。地下1階の美食区は、台湾を代表する屋台料理を一度に味わえる、台湾グルメの縮図のようなスポット。特に、台湾名物の小籠包や夜市定番の臭豆腐、タピオカミルクティーなど、多彩な料理が並び、食文化の豊かさを体感できるでしょう。
地上階では、衣類やアクセサリー、雑貨などのショッピングも楽しめるので、プチプラ雑貨やお土産探しにぴったり。掘り出し物を探したり、値切り交渉をしたりしながら、日本の数分の一の価格で手に入れられるのも魅力です。
夕方から深夜まで営業しており、特に夕食時の時間帯が、最も賑わいを見せます。その分、混雑が激しくなるため、貴重品の管理には十分な注意が必要です。バッグや財布はしっかりと持ち、周囲に気を配りながら安全に満喫しましょう。
スポット名 | 士林夜市 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄劍潭駅より徒歩3分 |
料金 | 無料 |
04|九份
Unsplash
九份は、台北郊外の山間部に位置する町で、レトロな建物と石畳の路地が特徴的な観光スポットです。細い階段道の両側には茶芸館や土産物店が軒を連ね、台湾の伝統菓子や名物グルメを食べ歩きながら散策を楽しめます。
中でも、老舗茶芸館「阿妹茶樓」は、九份を代表する存在です。幾重にも続く瓦屋根に、ノスタルジックな赤い提灯。店内では東方美人茶や高山茶など本格的な台湾茶を味わうことができ、経験豊富なスタッフが正統な茶藝の作法を丁寧に教えてくれます。窓際の席からは、基隆嶼を望む太平洋、眼下には山肌に連なる街並みを一望できるところも魅力です。
九份を散策する際は、滑りやすくなることもあるため、歩きやすい靴で訪れるようにしましょう。また、山の天気は変わりやすいため、雨具を持参しておくと安心です。
スポット名 | 九份 |
住所 | |
アクセス | バス停九份老街より徒歩2分 |
料金 | 無料 |
05|龍山寺
Unsplash
龍山寺は、1738年に創建され台北市で最も古い歴史を持つ仏教寺院です。観音菩薩をはじめとする多くの神仏を祀り、あらゆる願いに応えてくれるとされる台北随一のパワースポットとして知られています。赤い半月型の木片を投げて神の意思をうかがう「ポエ」や、台湾式のおみくじなど、ユニークな参拝方法を楽しめるところが魅力です。
参拝には独特の作法があり、正面から入って右手の「龍門」から入場し、左手の「虎門」から退場するのが習わしとなっています。台湾ならではのマナーがありますが、現地には日本語の案内板も設置されているため、初めての方でも安心して参拝できるでしょう。
また、参拝後は、本殿もゆっくりと見学してみてはいかがでしょうか。色とりどりの装飾や細やかな彫刻が施されており、台湾伝統建築の傑作とも言われているほどの美しさです。
早朝6時から開門しているため、混雑を避けたい方は午前中の参拝をおすすめします。
スポット名 | 龍山寺 |
住所 | No. 211, Guangzhou St, Wanhua District, Taipei City, 台湾 10853 |
アクセス | 地下鉄龍山寺より徒歩2分 |
料金 | 無料 |
06|国立中正紀念堂
Pixabay
国立中正紀念堂は、初代総統・蒋介石を記念して建設された歴史的な施設です。白い大理石と瑠璃瓦の青色が際立つ巨大な建物は、台北のランドマークとして知られています。
館内では、蒋介石に関する資料や歴史展示を見学でき、台湾の近現代史を学ぶことが可能です。正殿には巨大な蒋介石の銅像が、台北の総統府や中国大陸の方向である西を向いて鎮座。蒋介石が掲げた「中国大陸の統一」を目指す姿勢を象徴し、故郷である中国本土への強い想いが込められています。
名物の儀仗隊による屋外行進は毎正時に行われ、陸・海・空軍から選ばれた精鋭たちによる一糸乱れぬ動きが見どころ。間近で見ると、その迫力ある行進に圧倒されることでしょう。敷地内の広大な自由広場や美しい庭園は、市民にとって憩いの場となっています。
スポット名 | 国立中正紀念堂 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄中正紀念堂駅より徒歩9分 |
料金 | 無料 |
07|寧夏夜市
Unsplash
寧夏夜市は、地元の人々が夕食を楽しみに訪れる、生活に根ざした庶民的な夜市です。蚵仔煎(牡蠣オムレツ)、魯肉飯、豆花など、台湾を代表する定番料理を気軽に味わえます。さらにミシュランのビブグルマンに選ばれた屋台も多く、味のレベルの高さは折り紙付き。「安くて美味しい」を実感できる、食べ歩きにぴったりの人気スポットです。
夜市は、屋台がずらりと並ぶ約328mの一本道。一方通行になる場合もあるため、南側の入り口から北に向かって進むと、スムーズに回れるでしょう。現地のルールとして、イートイン希望の場合は屋台の後ろ、テイクアウトは屋台の前に並ぶのが一般的です。
混雑しやすいため、夕方の早い時間に訪れることをおすすめします。
スポット名 | 寧夏夜市 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄雙連又は中山駅より徒歩10分 |
料金 | 無料 |
08|迪化街
Unsplash
迪化街は問屋街として知られ、レトロな雰囲気と台湾の下町文化が色濃く残る人気エリアです。日本統治時代の赤レンガ造りの建物をリノベーションしたカフェや、古い薬局を改装したショップなど、個性的な店舗が軒を連ねています。カラフルな看板や昔ながらの商店ディスプレイ、台湾独特の装飾窓「鉄窓花」など、写真映えするスポットにも多く出会えるでしょう。
街のあちこちには、茶葉や漢方薬、乾物など台湾らしい食材やお土産がずらり。中でもドライフルーツは、砂糖や添加物を控えめに仕上げたものが多く、果物本来の甘みや酸味をしっかり味わえるのが特徴です。
また、台湾最大規模の布市場「永楽市場」も見どころ。洋服の仕立てやリメイク、バッグ、小物づくりを目的に訪れる人が多く見られます。さらに、縁結びの神様を祀る「台北霞海城隍廟」は、恋愛成就を願う人々に人気で、願掛けに訪れる人が後を絶ちません。
スポット名 | 迪化街 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄北門駅より徒歩10分 |
料金 | 無料 |
09|象山
標高183メートルの象山は、台北市内から気軽にアクセスできる人気のハイキングスポットです。その名の通り、象が伏せた姿に似た山の形が特徴。登山道には階段が続き、初心者でも挑戦しやすいのが魅力です。
山頂の「六巨石」は、台北101を正面に望む迫力ある景観や遠くの山々まで一望できる絶好の撮影スポット。夕暮れ時から夜にかけて訪れる方も多く、ビル群の灯りが次第にきらめき始め、台北市の夜景が眼下に広がります。
登山道には照明が設置されているため夜間も安全ですが、懐中電灯があるとより安心して楽しめるでしょう。
スポット名 | 象山 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄象山駅より徒歩10分 |
料金 | 無料 |
10|西門町
Unsplash
西門町は、若者に人気のファッションやグルメが集まる賑やかな繁華街です。ファッションビルや屋台グルメが立ち並ぶ通りには、ストリートアートや壁画も点在しており、歩きながらアート鑑賞が楽しめます。
この街のシンボルとも言えるのが、八角形の赤レンガが美しい「西門紅樓」。1908年に台湾最古の劇場として建てられた歴史があり、現在は雑貨店やギャラリーが集まる文化複合施設として親しまれています。掘り出し物のハンドメイド雑貨や地元のアート作品に出会えるので、創作の世界に浸ることができるでしょう。
また、「レインボーロード」は、カラフルな道路が印象的な新たなランドマークです。台湾がアジア初の同性婚合法化を果たしたことを記念して設置され、今ではSNS映えするフォトスポットとしても人気を集めています。
スポット名 | 西門町 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄西門駅より徒歩1分 |
料金 | 無料 |
台北の隠れた魅力!穴場観光スポット3選
歴史ある建物やグルメ、絶景スポットなど見どころが多彩の台北。定番スポットも魅力的ですが、せっかくならガイドブックに載っていないような隠れた名所を巡るのもおすすめです。
ここからは、台北の穴場スポットを3つご紹介します。ユニークな絶景が楽しめる場所やおしゃれカフェなど、多様なスポットを厳選したので、興味に合わせて訪れてみてください。
01|飛機巷

Pixabay ※画像はイメージです
飛機巷は、松山空港の滑走路に隣接し、飛行機の離着陸を間近で見ることができるスポットです。旅客機が頭上わずか数十メートルを轟音とともに通過する迫力は圧巻。全身に響く振動と風圧を感じる瞬間は、他では味わえない興奮があります。
このスポットは大々的に紹介されることは少なく、訪れるのは地元の航空ファンや一部の旅行者。写真映えする穴場としても注目されており、撮影は道端に並んで自由に行うことが可能です。撮影のベストタイムは、午後の斜光が美しい15時〜17時頃。逆光を避けやすく、機体や風景がよりクリアに映ります。
大型機の離着陸は主に国際線ですが、本数は多くありません。また、航空機の運航状況によっては着陸方向が変わることも。事前に空港の公式サイトでスケジュールを確認すると良いでしょう。
スポット名 | 飛機巷 |
住所 | Lane 180, Binjiang St, Zhongshan District, Taipei City, 台湾 10491 |
アクセス | 地下鉄中山國中駅より徒歩20分 |
料金 | 無料 |
02|富錦街
富錦街は、「台北の代官山」と称されるエリアです。美しい並木道が続き、セレクトショップやレトロ雑貨店、カフェなどが住宅街に点在しています。
かつては米軍の住宅街として発展したため、台湾の他のエリアとは一線を画した西洋的な雰囲気が漂っているところが魅力。観光地として認知度が上がっているものの、住宅街という立地から穏やかさを保っています。
このエリアがおしゃれスポットとして注目されるきっかけとなったのが、2012年にオープンしたセレクトショップ「Fujin Tree 355」です。日本やアメリカでの生活経験を持つオーナーが手がける店内では、台湾、日本、アメリカなどのデザイナーによるファッションアイテムや工芸品が揃い、独特の生活美学を感じさせてくれます。
また、同系列のカフェ「Fujin Tree Cafe」は、質の高さと独自のメニューで評判。ワールド・バリスタチャンピオンプロデュースのスペシャルティコーヒーやコーヒーとの相性を考慮した軽食を楽しめます。
スポット名 | 富錦街 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄松山機場駅より徒歩10分 |
料金 | 無料 |
03|剝皮寮歴史街区

Unsplash ※画像はイメージです
剝皮寮歴史街区は、清朝から日本統治時代にかけての街並みがそのまま保存されたエリアです。木造建築や赤レンガ造りの建物が並び、当時の風情を感じながら散策できます。
また、台湾国内で大ヒットした映画『艋舺』のロケ地としても知られ、映画の舞台として選ばれるほど当時の街並みが完璧に再現されているところも魅力です。
さらに、街区内の「台北市郷土教育センター」は、台湾の近代史や町の発展に焦点を当てた貴重な資料が展示されている施設。剝皮寮地区の歴史的な変遷を辿ることができ、かつての繁栄を支えた商業活動や生活様式についての詳細な解説がなされています。当時使われていた生活道具や昔の教室の再現展示もあり、より身近に歴史を感じることができるでしょう。
スポット名 | 剝皮寮歴史街区 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄龍山寺駅より徒歩5分 |
料金 | 無料 |
理想の台北旅行へ!おすすめ観光スポットを訪れよう

Unsplash
本記事では、台北の観光スポット13選をご紹介しました。台北は、どの季節に訪れても魅力が尽きることなく、短期間でも十分に楽しめる場所が詰まっています。ぜひ、この記事を参考にして、理想の台北旅行を計画してみてください!
「たびチャット」では、希望に合ったプランを提案しているので、より具体的な金額が知りたい方は、無料のLINE見積りでご相談をお待ちしております。
