【カンクン観光】おすすめ有名スポットランキング13選!

カンクン観光のコツ!滞在日数は何日?

Unsplash ※画像はイメージです
カンクンといえば、オールインクルーシブのリゾートと美しいビーチでの滞在が定番ですが、マヤ遺跡を巡る観光も外せない魅力のひとつです。
滞在日数は、最低でも3日以上あれば、カンクンのビーチと主要な観光地を楽しむことできるでしょう。有名な遺跡やセノーテの多くは離れた場所に点在しているため、移動時間を含めた計画的で余裕のある日程がおすすめです。
カンクン中心部の主な交通手段は、タクシーと路線バスです。郊外へのアクセスには、長距離バスやコレクティーボ、レンタカーの手段があります。ただし、 限られた滞在期間で効率よく観光地を巡るためには、ツアーに参加するのが良いでしょう。
<モデルプラン>
1日目 | チチェン・イッツァ - セノーテ・イキル - ピンクレイク ※日帰りツアーの利用がおすすめ |
2日目 | ホテルのビーチ - イスラ・ムヘーレス - プラヤ・デルフィネス |
3日目 | 海底美術館のダイビングツアー |
4日目 | トゥルム遺跡 - グラン・セノーテ ※公共交通機関での移動は可能だが、日帰りツアーの利用がおすすめ |
5日目 | プラヤ・デル・カルメン - シカレ海洋公園 |
カンクンで必ず訪れたい!観光スポットランキング10選
カリブ海に面するカンクンは、世界屈指のリゾート地です。
高級ホテルやレストランが立ち並ぶリゾートエリアだけでなく、史跡や素朴な自然、歴史都市などもあり楽しみは尽きません。
ここでは、カンクン観光で外せない定番スポット10選を紹介します。それぞれの魅力や訪問時の注意点もまとめているので、旅行計画の参考にしてください。
01|チチェン・イッツァ

Unsplash
チチェン・イッツァは、ユカタン半島に残るマヤ文明最大級の古代遺跡です。1988年に世界遺産に登録され、世界新七不思議の一つにも選ばれています。
最大の見どころは、中央にそびえる高さ30mほどのピラミッド型の遺跡「エル・カスティーヨ」、別名は「ククルカン遺跡」です。
この遺跡は、精密な天文学的計算に基づいて建造されており、365段の階段は暦を示すとされています。春分と秋分の日には、太陽の光と影によって巨大な蛇が降りてくるように映し出される現象が見られることで有名です。
また、マヤ文明で宗教儀式や生贄と結びついていた球技も注目ポイント。マヤ世界で最大級といわれる球技場「グラン・フエゴ・デ・ペロータ」が残されており、当時の壮大なスケールを今に伝えています。
カンクンからは車で約3時間の距離にあり、日帰りで訪れる観光客も多いスポットです。遺跡の歴史や背景を深く理解するために、日本語ガイド付きツアーの参加をおすすめします。
スポット名 | チチェン・イッツァ |
住所 | |
アクセス | カンクンADOバスターミナルからバスで約3時間半 ※運行日:日曜日のみ |
料金 | MXN648ペソ |
02|セノーテ・イキル

Unsplash ※画像はイメージです
セノーテ・イキルは、チチェン・イッツァ観光とあわせて訪れたい人気スポットです。古代マヤ時代には神への供物を捧げる聖地とされ、今も神秘的な雰囲気が漂います。洞窟の壁面からは植物の根が垂れ下がり、訪れる人を地底の秘境へと誘うかのようです。
入口には、職人たちが1年半をかけて手作業で造り上げた91段の階段があります。これはククルカン遺跡の石段の数を意識しており、水辺へと進む道のりからマヤの世界観を垣間見ることができるでしょう。
水辺に広がるセノーテ・イキルは、かつてダイビング大会の会場にもなった壮大な景観。水辺を眺めるだけでなく、シュノーケリングや崖からの飛び込みもできます。ライフジャケットがあるため、泳ぎが得意でない方でも安心です。
敷地内には宿泊施設やレストラン、バーもあり、複合的に楽しめる環境が整っています。滞在時間は最大2時間と制限がありますが、スムーズに入場するためには優先入場が付いたオンラインチケットの事前購入がおすすめです。
スポット名 | セノーテ・イキル |
住所 | |
アクセス | チチェン・イッツァからタクシーで約5分 |
料金 |
|
03|トゥルム遺跡

Unsplash
トゥルム遺跡は、マヤ文明の後期に栄えた城塞都市です。「城壁」を意味するトゥルムの名の通り、石壁に囲まれた要塞のような構造をしています。しかしこの名前は比較的新しく、16世紀の史料では、マヤ語で「明日」や「夜明け」の意味を持つ「Zamá(ザマ)」とも呼ばれていました。
遺跡の見どころは、カリブ海に面した絶景とマヤ文明の遺構を同時に楽しめる景観です。中でも「エル・カスティーヨ」は、海を見下ろす崖の上に建つシンボル的存在。スペイン語で「城」の意味を持ち、航海の目印となるような役割を担っていたとされています。
また、遺跡の中でもユニークな建築で知られるのが「風の神殿」です。ハリケーンを事前に察知するために、わざと穴が開けられた造りで、マヤ人が持つ天文学や気象学の高度な知識を垣間見ることができます。
遺跡が建つ崖の下にはビーチがあり、見学後に海水浴も楽しめます。遺跡内へは環境保護のためペットボトルなどのプラスチック製品が持ち込めません。水筒やタンブラーを持参しましょう。
スポット名 | トゥルム遺跡 |
住所 | |
アクセス | カンクンADOバスターミナルからトゥルムバスターミナルまでバスで約2時間40分 トゥルムバスターミナルから遺跡までタクシーで約10分 |
料金 | MXN515ペソ |
04|グラン・セノーテ

Unsplash ※画像はイメージです
グラン・セノーテは、ユカタン半島に点在するセノーテの中でも水の透明度が高いことで有名なシュノーケリングスポットです。
セノーテとはマヤ語で「聖なる泉」を意味し、メキシコ特有の石灰岩地形によって生まれた天然の泉を指します。光が差し込むと水中は幻想的なブルーに輝き、まるで別世界にいるような感覚を味わえるでしょう。
運が良ければ淡水ガメと一緒に泳げることもあり、自然との出会いも魅力のひとつ。天然のプールのような美しい淡水で、浅瀬もあるため、泳ぎが得意でない方や子ども連れでも安心です。
さらに上級者向けには、全長300kmを超える世界最大級の水中洞窟の入口としても知られており、ダイビング愛好家にも人気があります。
なお、美しい水質を保つため、日焼け止めなどは事前に落としてから遊泳を楽しみましょう。
スポット名 | グラン・セノーテ |
住所 | |
アクセス | カンクンADOバスターミナルからトゥルムバスターミナルまでバスで約2時間40分 トゥルムバスターミナルから遺跡までタクシーで約10分 |
料金 | MXN500ペソ(現金のみ) |
05|プラヤ・デルフィネス

Unsplash
プラヤ・デルフィネスは、カンクンのホテルエリア南部に位置し、「エル・ミラドール(展望台)」の愛称を持つ公共ビーチです。「デルフィネス(イルカ)」という名前のとおり、早朝には沖合を泳ぐ野生のイルカの群れが姿を現すこともあります。
高台から望むカリビアンブルーの海の雄大なパノラマと「CANCUN」の立体文字モニュメントは、記念撮影の定番スポット。海水浴や日光浴の前後に、ビーチに隣接する高台にも足を運んでみてはいかがでしょうか。
目の前には、約3kmにわたる白砂のロングビーチが広がり、外洋に面しているため波が高めで、サーフ感のある景観も魅力。遊泳の際はフラッグ表示に従い、常駐のライフガードの指示を確認すれば安心です。
ビーチには、無料で利用できるヤシ葺きの傘「パラパ」が設置されており、日差しを避けながら過ごせます。なお、売店は限られるため、飲料やタオルは持参するとより快適に滞在できるでしょう。
スポット名 | プラヤ・デルフィネス |
住所 | |
アクセス | R1またはR2の路線バスに乗車し「Playa Delfines」または「Mirador Playa Delfines」にて下車 |
料金 | 無料 |
06|イスラ・ムヘーレス

Unsplash
イスラ・ムヘーレスは、スペイン語で「女性の島」を意味する全長約7kmほどの小さな島です。かつてマヤの女神イシュチェルを祀った神殿があったことから、この名で呼ばれるようになりました。
島の北側にあるプラヤ・ノルテは、世界のベストビーチにも選ばれる名所です。透明度の高い海は浅瀬から沖へ向かってエメラルドグリーンからターコイズブルーへと色を変える絶景。きめ細やかで白い砂浜は、裸足でも熱くならず心地よく散策できるでしょう。
島内の移動は、ゴルフカートのレンタルが一般的。フェリーが到着する北側を起点に南へと向かうと、壮大な断崖絶壁とマヤの神殿が残るプンタ・スールに辿り着きます。コンパクトな島なので気軽に一周でき、道中では海沿いの景観や地元の街並みを眺めながら走ることができるのも魅力です。
観光の合間には、ユカタン半島の伝統料理「Tikin Xic(ティキン・シック)」がおすすめ。バナナの葉に魚を包んで焼き上げる料理で、特にイスラ・ムヘーレスの名物グルメとして親しまれています。
フェリーは約30分ごとに運航しており、初心者でもアクセスしやすく、日帰り観光にぴったりの島です。
スポット名 | イスラ・ムヘーレス |
住所 | |
アクセス | プエルト・フアレス港(Puerto Juárez)からカンクンからフェリーで約30分 |
料金 | フェリー(Ultramar)往復:MXN580ペソ ※入島は無料 |
07|シカレ海洋公園
シカレ海洋公園は、ユカタン半島の自然とマヤの文化を同時に楽しめる大規模なエコテーマパークです。約81ヘクタールに及ぶ広大な敷地では、50以上のアトラクションをはじめ、さまざまな体験プログラムに参加できます。
数あるアトラクションの中でも特に人気なのが「地下河川スイム」と「Xcaret México Espectacular」です。
地下河川スイムでは、洞窟やトンネルが続く天然の迷路を泳ぎ進み、本物の化石化したサンゴ層を間近に見ながら太古の自然を体感できます。一方、Xcaret México Espectacularは、500年以上にわたるメキシコの歴史と文化を壮大に描き出すエンターテインメントショーです。
園内は見どころが多く、もともと1日ですべてを回り切ることを前提にしたつくりではありません。そのため、体力や時間に余裕をもって、自分が体験したいアクティビティや興味のあるエリアに優先順位をつけて訪れるのがおすすめです。
スポット名 | シカレ海洋公園 |
住所 | Carretera Chetúmal Puerto Juárez Kilómetro 282, Solidaridad, 77710 Playa del Carmen |
アクセス | カンクン市内から車で約1時間 |
料金 |
(ビュッフェ付+Plusエリアの入場)
(ビュッフェ付+Plusエリアの入場+オプショナルアクティビティー1つ選択可) |
08|プラヤ・デル・カルメン

Unsplash
プラヤ・デル・カルメンは、カンクンから南へ約1時間の場所に位置するリゾートタウンです。
カンクンの華やかな大型のリゾートタウンでは味わえない、アットホーム感やローカルな雰囲気が残るエリア。周辺のセノーテや遺跡を巡る拠点としても絶好のロケーションです。さらに、カリブ海の人気ダイビングスポットとして知られるコスメル島へ渡るフェリーの発着地にもなっています。
町の中心にある「キンタ・アベニーダ(五番街)」は、歩行者専用のメインストリート。レストランやお土産屋、バーもクラブも立ち並び、観光客で賑わいます。
メインストリートを南へ進むと辿り着くのは「フンダドーレス公園」です。その場所にある巨大なモニュメント「ポータル・マヤ」は、撮影スポットの一つ。ここではマヤの伝統的な舞踊や路上パフォーマンスなどが披露されています。
スポット名 | プラヤ・デル・カルメン |
住所 | |
アクセス | カンクンADOバスターミナルからバスで約1時間20分 |
料金 | 無料 |
09|海底美術館(MUSA)

Unsplash ※画像はイメージです
海底美術館(MUSA)は、カンクン沖とイスラ・ムヘーレス周辺に広がる世界最大級の水中美術館です。2010年にサンゴ礁の保全と環境保護を目的としたユニークなアートプロジェクトとして誕生しました。
現在では、500体以上の彫刻作品が海底に展示されており、時間の経過とともにサンゴや海藻が付着することで人工リーフの役割も担っています。
見学方法は大きく二つあります。本格的にアートを鑑賞したい方には、イスラ・ムヘーレス周辺のマンチョネスエリアでのスキューバダイビングがおすすめです。400体以上の彫刻が並ぶ「The Silent Evolution」を間近で見ることができ、迫力ある海底の世界に浸れるでしょう。
一方、気軽に楽しみたい方には、プンタ・ニズックエリアでのグラスボートツアーがぴったりです。船上から透明度の高い海を通して、神秘的な水中アート作品を鑑賞してみてはいかがでしょうか。
なお、ツアーによっては港の使用料や自然保護エリアの入場料が現地で別途必要となる場合があるため、予約時に確認しておきましょう。
スポット名 | 海底美術館 |
住所 | |
アクセス | ツアー参加にて |
料金 | ※ツアー料金の一例
|
10|ピンクレイク

Unsplash
ピンクレイクは、カンクンから北東に約270km離れたリオ・ラガルトス生物圏保護区内にある天然の塩湖です。
湖がピンク色に見えるのは、高い塩分濃度の環境に適応した微生物が産み出す赤い色素による自然現象。湖畔にピンク色のフラミンゴが集まることもあり、世界でも珍しい幻想的な光景として注目を集めています。
観光は主に二つのタイプからなる1日ツアーで訪れるのが一般的です。プランには、チチェン・イッツァと合わせて訪れるコースや、生物圏保護区でのボート体験と現地の食事を楽しめるコースなどがあります。
ピンク色が最も美しく見られるのは、乾季の11月から4月頃。雨季の時期は天候の影響や塩の収穫作業により、期待する色合いが見られない可能性があります。出発前には観光案内所やツアー会社のWebサイト、SNSなどで直近の湖の様子を確認しておくと安心です。
スポット名 | ラス・コロラダス塩田 |
住所 | |
アクセス | カンクン市内から車で約3時間半 |
料金 | MXN344ペソ〜 |
カンクンの隠れた魅力!穴場観光スポット3選
カンクンの定番観光スポットを巡るだけでも、旅は十分に充実します。しかし、もう一歩広げれば、思いがけない魅力に出会えるかもしれません。
ここでは、カンクンの穴場観光スポットを3つご紹介。ガイドブックにあまり情報が載っていない場所だからこそ、訪れた人だけが味わえる体験が待っています。
ぜひ、旅のプランに取り入れて、興味に合わせて訪れてみてください。
01|バヤドリド

Unsplash ※画像はイメージです
バヤドリドは、メキシコ政府が訪れる価値のある場所として認定した「プエブロ・マヒコ」の名を持つ街です。1543年の植民地時代、スペイン人によって建設された古い街並みが残っています。
パステルカラーの建物が集まるカルサーダ・デ・ロス・フレイレス通りは、フォトジェニックな散歩道。レストランやカフェ、ブティックが立ち並び、人気が高まりつつある場所です。
散歩道の終点には、サン・ベルナルディーノ・デ・シエナ修道院があります。スペイン人の征服とマヤの抵抗の記録が強く残る建物で、街の複雑な過去を知る手がかりとなるでしょう。
さらに街の中心部には「サシ・セノーテ」と呼ばれる天然の泉があり、透明度の高い水と垂れ下がる植物がつくる幻想的な景観が魅力です。コンパクトで歩いて巡りやすく、歴史や自然、カラフルな街並みがバランスよく共存しています。
スポット名 | バヤドリド |
住所 | |
アクセス | カンクンADOバスターミナルからバスで約2時間 |
料金 | 無料 |
02|セノーテ・スイトゥン

Unsplash ※画像はイメージです
セノーテ・スイトゥンは、洞窟の天井が一部開いた半開放型の地底湖です。
天井から差し込む太陽光が水面を照らし出し、中央に設けられた円形のプラットフォームに光のスポットを落とす様子は、まさに幻想的。フォトジェニックな景色が魅力で、撮影スポットとして近年少しずつ注目を集めています。
撮影のベストタイミングは、太陽が真上に近づく正午前後。季節や天候によって光の入り方が変わるため、事前に日照時間や天気を確認して訪れるのがおすすめです。
入場は見学や撮影のみでも可能ですが、水質保護のため日焼け止めや化粧品の使用は控える必要があります。バヤドリドからもアクセスしやすく、街歩きと組み合わせて訪れれば、効率よく観光を楽しめるでしょう。
スポット名 | セノーテ・スイトゥン |
住所 | |
アクセス | バヤドリド中心からタクシーで約15分 |
料金 | MXN280ペソ |
03|ホルボッシュ島

Unsplash ※画像はイメージです
ホルボッシュ島は、カンクンから約150km離れたユカタン半島北部に位置する小さな島です。ユム・バラム動植物保護区に含まれ、絶滅危惧種のマナティーやジンベエザメなど多様な生態系が残っています。
フェリーで到着後、徒歩5分ほどで島の中心部にアクセス可能。街には環境保護をテーマにしたストリートアートが点在し、散策するだけでも魅力的です。コンパクトな島なので、そのまま歩いてビーチに出られる気軽さもあります。
体力に自信がある方におすすめなのが「プンタ・モスキート」。潮が引いたときに現れる浅瀬を歩いて進むと、まるで海の上を歩いているような不思議な感覚を味わえ、美しいビーチと静寂の自然が広がります。
さらに、ジンベエザメと泳ぐツアーや夜に海が光るナイトツアーなど、ここならではのアクティビティも豊富。日帰りでも楽しめますが、滞在すれば島の素朴な雰囲気と手つかずの自然をより深く味わえるでしょう。
スポット名 | ホルボッシュ島 |
住所 | |
アクセス | カンクンADOバスターミナルからチキラバスターミナルまでバスで約2時間半 チキラ港からフェリーで約30分 |
料金 |
※入島は無料 |
理想のカンクン旅行へ!おすすめ観光スポットを訪れよう

Unsplash
本記事では、カンクンの観光スポット13選をご紹介しました。カンクンは、どの季節に訪れても魅力が尽きることなく、短期間でも十分に楽しめる場所が詰まっています。ぜひ、この記事を参考にして、理想のカンクン旅行を計画してみてください!
「たびチャット」では、希望に合ったプランを提案しているので、より具体的な金額が知りたい方は、無料のLINE見積りでご相談をお待ちしております。
