【初心者向け】中東クルーズ費用ガイド｜おすすめのルート・船会社・予算を徹底解説
【中東クルーズ】具体的な費用は？予算に合わせて選ぶポイント
Pixabay
中東クルーズの費用は、1泊1名あたり1.7万円〜4万円程度が目安です。ただし、船のクラスやキャビンタイプ、出航時期、日数によって大きく変わってきます。
例えば、スタンダードクラスの7泊8日クルーズは、1名あたり12万円〜27万円程度が一般的。上級キャビンを選んだり、バーやスパを利用したり、寄港地観光を追加したりすると、50万円を超えることもあります。
＜主な船のクラス＞
- スタンダードクラス｜1泊100ドル(約15,500円)前後〜
- プレミアムクラス｜1泊150ドル(約23,250円)前後〜
- ラグジュアリークラス｜1泊200ドル(約31,000円)前後〜
＜主なキャビンタイプ＞
- スイート
- バルコニー付きキャビン
- オーシャンビューキャビン
- 内側キャビン
「たびチャット」は、チャットで気軽に相談できる旅行代理店です。正確な旅行代金については、お気軽にお問い合わせください。
また、ご希望に合わせて、最適なルートや船はもちろん、航空券や寄港地ツアーの組み合わせなど、さまざまなオプションをご提案いたします。シーズンごとの割引や特典についての情報もご案内しておりますので、ぜひご相談ください。
【中東クルーズ】どんなルートがある？
中東クルーズは、ホルムズ海峡の西にあるペルシャ湾内の港町を周遊するルートがほとんどです。一部のクルーズで、ホルムズ海峡の東に広がるオマーン湾まで足を延ばすルートもあります。
ペルシャ湾とオマーン湾は地理的に続いていますが、それぞれ異なる自然環境や都市の魅力を持ち、雰囲気も大きく異なります。
＜ペルシャ湾＞
「近未来×伝統文化」の融合が魅力のエリアです。
ドバイやドーハは、高層ビルや巨大ショッピングモールなど、近未来的な都市風景が魅力。一方で、スーク(市場)では、アラブの伝統文化を感じることができます。また、モスクや美術館、博物館は、芸術と宗教建築の美しさを堪能できるスポットです。
さらに、バーレーンやカタールでは、歴史ある要塞や真珠産業の遺産が旅を彩ります。
ペルシャ湾ルートは、現代的な贅沢さと伝統的な文化、歴史遺産を満喫したい方におすすめです。
＜オマーン湾＞
「自然×歴史」の壮大さを楽しめるエリアです。
アラビア語で「安全な停泊地」を意味するマスカットは、古くからの交易都市ならではの歴史が感じられる港町です。
岩山と青い海に囲まれた街並みが広がり、クルーズ船からは高さ50ｍを誇るモスクや、堂々とした2つの砦を望めます。海洋国家として発展したオマーンは、外国人に対して寛容で、観光客にも親切です。美しいモスクやスークを訪れることで、中東の伝統と穏やかで謙虚なオマーンの人々のホスピタリティに触れられるでしょう。
オマーン湾ルートは、外洋であるアラビア海につながっているので、クルーズで広大な海と美しい沿岸風景を楽しみたい方におすすめです。
特徴 | ペルシャ湾 | オマーン湾 |
主な寄港地 |
|
|
観光の魅力 |
|
|
おすすめの季節 | 11月～4月 ※5月から10月は、猛暑のためオフシーズンにあたる | 11月～4月 ※5月から10月は、猛暑のためオフシーズンにあたる |
おすすめしたい旅行者 |
|
|
旅行の雰囲気 | 都市観光と中東リゾートの両方を楽しめる贅沢旅 | 美しい風景と歴史が息づく都市を巡る穏やかな旅 |
【中東クルーズ】美しい海と雄大な砂漠、摩天楼の都市を巡る
ドーハやドバイの近未来的な街並み、アブダビの壮麗なモスク、バーレーンの伝統的な市場。中東クルーズは、これら魅力的な都市やリゾート地を巡る贅沢な旅です。
客船 | プラン | 料金(税金・港湾使用料を除く) |
中東クルーズ7泊｜ドーハ〜ダンマーム～マナーマ～シルバニヤス島～アブダビ～ドバイ (カタール・サウジアラビア・バーレーン・UAE周遊) | 649ドル～ | |
中東クルーズ7泊｜ドバイ〜ドーハ～バーレーン〜アブダビ〜シルバニヤス島〜ドバイ (UAE・カタール・バーレーン周遊) | 766ドル～ | |
中東クルーズ7泊｜ドーハ～アブダビ～シルバニヤス島～ドバイ～ドーハ (カタール・UAE周遊) | 819ドル～ | |
中東クルーズ7泊｜ドバイ〜マスカット〜ドーハ～アブダビ〜ドバイ (UAE・オマーン・カタール周遊) | 832ドル～ |
ここでは、中東ルートの主な寄港地を6つご紹介します。
【ドバイ】 未来都市と砂漠のオアシス
Unsplash
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイは、近代建築の最高峰と豪華さで知られるUAE最大の都市です。
世界一高いビル「ブルジュ・ハリファ」や人工島「パーム・アイランド」など、象徴的なランドマークが広がります。また、歴史ある入り江である「ドバイ・クリーク」では伝統的なアラブ船が行き交う様子が見られることも。砂漠の夕陽や煌びやかなナイトライフも楽しめ、魅力が満載です。
▼ドバイを訪れた方の感想
ドバイに行って驚いたのは、その近未来的な都市景観です。高層ビルが立ち並び、世界一高い建物「ブルジュ・ハリファ」に登ったときは、360度の絶景に圧倒されました。夜になると、ビルのライトアップや噴水ショーがとてもきれいで、まるで映画の世界にいるようでした。
ドバイは買い物天国だと聞いていたけど、本当にその通りでした！「ドバイモール」は広すぎて、1日じゃ回りきれませんでしたが、ブランド品やデザイナー物が豊富で、見ているだけでも楽しかったです。
ドバイ旅行でのハイライトは砂漠でのアクティビティでした！ジープで砂漠を走る「サファリツアー」は、スリル満点で、特にサンセットを見ながらの時間が最高でした。
【ドーハ】 伝統とモダンが織りなす砂漠の港町
Unsplash
ペルシャ湾に面したカタールの首都ドーハは、カタールの文化と伝統が息づく、中東クルーズで欠かせない寄港地の一つです。
ペルシャ湾を望む海岸通りを散策すると、近代的な高層ビル群が広がる都会的な景観を感じることができます。また、歴史あるカタールの建築様式が息づくスーク(市場)では、衣服やスパイス、手工芸品などのカタール文化に触れることができます。
▼ドーハを訪れた方の感想
ドーハは高層ビルやショッピングモールなど、近代的な都市風景が魅力的です。一方で、スーク(市場)ではアラブの伝統文化を感じることができ、モスクや美術館、博物館では芸術と宗教建築の美しさを堪能できました。
ドーハには観光スポットが多く、特にシェイク・ザーイド・グランド・モスクは美しく、昼夜どちらの訪問もおすすめです。夜はライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しめました。
【アブダビ】 歴史と洗練さが融合する都市
Unsplash
UAEの首都アブダビは、中東の豊かさと静寂が調和した心惹かれる寄港地です。荘厳な礼拝堂「シェイク・ザイード・グランド・モスク」は、その荘厳な美しさで訪れる人々を圧倒します。
ヤス島は、F1サーキットで観戦やサーキット走行の体験ができるところがポイント。さらに、テーマパークでエキサイティングなアクティビティを楽しむことも可能です。
ペルシャ湾を一望できる静かなコルニッシュビーチで、心ゆくまでリラックスできるのも、魅力の一つです。
▼アブダビを訪れた方の感想
シェイク・ザイード・グランド・モスクは、その美しさと規模に圧倒されました。白大理石の建物と精緻な装飾が見事で、心が洗われるような気持ちになりました。
ルーブル・アブダビ美術館では、世界中の名作を一堂に見ることができ、充実した時間を過ごせました。建物自体も美しく、アートと建築の融合を堪能できました。
エティハド・タワーズの展望台からの眺めが素晴らしく、アブダビ市内を一望できました。特に夜景は美しく、ロマンチックな雰囲気を楽しめました。
【シルバニヤス島】 自然と動物が共存するエコリゾート
Pixabay
ペルシャ湾の9km沖合に浮かぶUAEのシルバニヤス島は、自然と触れ合える寄港地です。
島は広大な自然保護区となっており、アラビアオリックスやガゼルなど、希少な野生動物が生息しています。また、澄んだペルシャ湾でのシュノーケリングやカヤックも楽しめます。
洗練されたリゾート施設やプライベートビーチで、リラックスしたひとときを過ごせるのも魅力。エコツーリズムとラグジュアリーが融合した贅沢な体験を堪能できます。
▼シルバニヤス島を訪れた方の感想
アナンタラのサファリヴィラに宿泊し、ガゼルやクジャクなどの野生動物がヴィラの前に現れるのを間近で見ることができました。自然保護区内での滞在は、普段の旅行では味わえない貴重な体験でした。
ナイトカヤックやワイルドドライブなどのアクティビティに参加しました。特にワイルドドライブでは、キリンやチーターなど多くの動物を間近で観察でき、ガイドの解説も興味深かったです。
アナンタラのAl Sahel Villasに宿泊し、アフリカ風のデザインが施されたヴィラで快適に過ごしました。プライベートプールやベランダでのんびりとした時間を楽しむことができ、リラックスできました。
【バーレーン】ペルシャ湾に輝く真珠の王国
Unsplash
ペルシャ湾に浮かぶ島国バーレーンは、歴史的な名所が多く、中東クルーズで訪れる価値の高い寄港地です。
バーレーンは古代より真珠貿易で栄え、世界遺産に登録された「真珠産業遺産」を巡ることで、豊かな歴史に触れることができます。首都マナーマの近代的な街並みと、歴史的なバーレーン要塞が織りなすコントラストも見どころです。
▼バーレーンを訪れた方の感想
バーレーンは歴史的な遺跡や博物館が豊富で、特にアアリ古墳群は圧巻でした。紀元前2000年頃のディルムン文明の遺跡を間近で見ることができ、歴史の深さに感動しました。
マナーマのバブ・アル・バーレーン・スークは、アラビアの雰囲気が漂う市場で、手作りの工芸品やスパイス、香水など多彩な商品が並んでいます。地元の人々との交流も楽しく、買い物だけでなく文化体験としてもおすすめです。
バーレーンは近代的な高層ビルと伝統的な建物が調和しており、街歩きがとても楽しいです。特にマナーマの旧市街地では、歴史的な建物と現代的な施設が共存しており、散策するだけで新しい発見があります。
【マスカット】 歴史と自然が調和するオアシス
Unsplash
オマーンの首都マスカットは、オマーンの伝統が色濃く残る、文化や芸術の中心地です。
オマーン湾と山々に囲まれたこの街は、伝統と近代が調和した独特の雰囲気が漂っています。特に、「スルタン・カブース・グランド・モスク」の壮麗な建築は必見です。
また、マトラ地区のスークでは地元の工芸品や香料を楽しめ、コーニッシュ沿いを歩けば、青い海と砂漠の風景が広がり、マスカットの静けさと美しさを堪能できます。
▼オマーンを訪れた方の感想
スルタン・カブース・グランドモスクの豪華な内装に圧倒されました。また、マトラ・スークでは地元の人々との交流を楽しみ、オマーンの伝統文化に触れることができました。
現地の人々はとても親切で、道を尋ねると親身になって教えてくれました。ホテルのスタッフもフレンドリーで、快適な滞在ができました。
クルムビーチの美しい海岸線でリラックスできました。また、ロイヤルオペラハウスの夜のライトアップも素晴らしく、心に残る体験となりました。
【中東クルーズ】主要船会社の魅力とおすすめポイント
＜中東クルーズの船会社比較表＞
船会社 | 価格 | エンタメ | 食事 | 高級感 | 家族向け | 服装 |
MSCクルーズ | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 | ◎ | △ |
コスタ・クルーズ | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 | ◎ | △ |
ノルウェージャン・クルーズ | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 | △ | 〇 |
中東クルーズは、多くの船会社が運航しており、各社が独自のサービスや施設を誇っています。旅行の目的や好みに合わせて船を選ぶことで、より充実したクルーズ体験が可能です。
ここでは、中東クルーズを運航する主要船会社と客船の魅力について、「総トン数が大きい客船」「クルーズ料金の安い客船」「人気のクルーズ客船」にフォーカスしてご紹介します。
また、各クルーズ客船のポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
【中東クルーズ】クルーズ料金の安い客船 3選
予算を抑えて中東クルーズを楽しみたい方には、中型客船がおすすめです。大型客船に比べ規模は小さいですが、その分、寄港地での観光に重点を置き、各地をじっくりと堪能できます。
また、旅行日数が短いクルーズプランもあり、数日間で手軽に中東の魅力を満喫できる点も魅力です。
- MSCエウリビア
- ノルウェージャンスカイ
- コスタ トスカーナ
【中東クルーズ】人気のクルーズ客船 3選
人気のクルーズ客船は、船内イベントと寄港地巡りのバランスが絶妙です。充実したエンターテイメントやアクティビティを船内で楽しみながら、各寄港地では観光にも十分な時間が確保されています。
- MSCエウリビア
- コスタ トスカーナ
- コスタ スメラルダ
1. MSCクルーズ｜カジュアルクラス
Pixabay
MSCクルーズはイタリア発祥の船会社で、中東や地中海を拠点にしたクルーズの定番です。
リーズナブルな価格で、手軽にクルーズを楽しみたい方に最適。食事はイタリア料理をはじめ、多国籍なバリエーションが揃い、毎日異なるメニューを堪能できます。
＜MSCエウリビア＞
2023年6月に就航したMSCエウリビアは、環境への配慮を徹底したMSCクルーズの最新フラッグシップ船です。総トン数184,011トン、全長331mの大型客船。客室は12㎡からあり、シャワーまたはバスタブが付いています。
船内には最先端の施設が充実しており、ラウンジでは、洋上最大のビッグバンドによるライブミュージックを毎晩楽しめます。また、洋上最長のLEDドームを備えたプロムナードでは、食事やショッピング、多彩なエンターテインメントを満喫できます。
10か所のレストランでは、寿司や鉄板焼き、メキシコ料理などの多彩なグルメを味わうことが可能。さらに、5つのウォーターパークやプールエリア、7つのキッズルームも完備されており、家族連れにも最適な環境が整っています。
2. コスタ・クルーズ｜カジュアルクラス
Pixabay
イタリア語で海岸を意味する「コスタ」の名の通り、トスカーナやヴェネツィアといったイタリアの美しい海岸線をイメージさせる船名で知られています。また、2019年以降に就航したコスタ スメラルダとコスタ トスカーナは、大気汚染の少ない環境に配慮したLNG燃料を使用しています。
船内では、本格的なイタリア料理や多彩なエンターテインメントを楽しめ、特に家族向けサービスが充実しています。リーズナブルな料金プランが多く、初めてのクルーズ旅行にも最適です。
＜コスタ トスカーナ＞
2021年に就航したコスタ トスカーナは、コスタ・クルーズの最新フラッグシップ船です。総トン数186,364トン、全長337mの大型客船。客室は14㎡からあり、シャワーまたはバスタブ付きの快適な空間で過ごせます。
船内には12のレストランがあり、本格的なイタリアン「アーキペラゴ」ではミシュランシェフの考案したメニューを堪能できます。
ドーム型劇場「コロッセオ」でのライブショーや、ウォータースライダーを備えたアクアパークなど、アクティビティも充実。さらに、家族向けのキッズクラブやテーマイベントが豊富で、すべての世代が楽しめる空間となっています。
＜コスタ スメラルダ＞
総トン数185,010トン、全長337mの大型客船です。客室は14㎡からあり、モダンなインテリアと快適な設備が揃っています。
船内には12か所のレストランがあり、特に人気があるのは、イタリアのバルをイメージした「バカロ」。本場イタリアの味と雰囲気を満喫できます。
最上階のデッキには、展望遊歩道やガラス張りの床の遊歩道など、コスタ スメラルダならではの絶景を望めるアクティビティも豊富。心躍る洋上の旅を思う存分楽しめます。
3. ノルウェージャン・クルーズ・ライン｜カジュアルクラス
Pixabay
ノルウェージャン・クルーズ・ラインは、自由度の高い「フリースタイル・クルージング」を提供するクルーズ会社です。ドレスコードがなく、ディナーの時間も自由に選べるため、マイペースに過ごしたい旅行者にとって理想的です。
船内にはさまざまなレストランやバーが揃い、その日の気分に合わせて好きな食事を堪能できます。
客船 | プラン | 料金(税金・港湾使用料を除く) |
【中東クルーズ7泊】 ドーハ〜ダンマーム～マナーマ～シルバニヤス島～アブダビ～ドバイ | 1,018ドル～ |
＜ノルウェージャンスカイ＞
総トン数77,104トン、全長258メートルの中型客船です。客室は、11㎡の内側客室から13㎡のオーシャンビュー客室、18㎡〜20㎡のバルコニー客室など、スタイリッシュかつモダンな空間が広がります。
食事は、コース料理からテイクアウト可能な軽食まで、幅広い選択肢があります。アクティビティは、2か所の屋外プールやマンダラ・スパなど、非日常的な体験を楽しめるメニューが人気です。
初心者でも安心！中東クルーズの魅力と費用
Pixabay
本記事では、中東クルーズの魅力と費用についてご紹介しました。中東クルーズには、初心者でも安心して参加できるルートや船会社が多数あり、予算に応じた選択肢も豊富です。
「たびチャット」では、希望に合ったプランを提案しているので、より具体的な内容と金額が知りたい方は、無料のLINE見積りでご相談ください。専門スタッフと一緒に、ご自身の旅行スタイルにぴったりのクルーズプランを見つけてみましょう。
