【フィレンツェ観光】おすすめスポットランキング13選!

フィレンツェ観光のコツ!滞在日数は何日?

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滞在日数は最低でも2日以上あると、フィレンツェの魅力をしっかり堪能できるでしょう。余裕があれば、ピサなどの近郊エリアにも足を延ばすと、より充実した旅を楽しめます。
市内の主な移動手段は、バスやトラムがありますが、市内のほとんどの見どころは徒歩で見て回ることも十分可能です。定番スポットを巡る日、美術館巡りの日など、その日ごとにテーマを決めて計画を立てるのも良いでしょう。
< モデルプラン >
1日目 | ドゥオーモ - ジョットの鐘楼 - シニョーリア広場 ‐ ヴェッキオ橋 |
2日目 | ミケランジェロ広場 - ボーボリ庭園 ‐ ピッティ宮殿 |
3日目 | ウフィツィ美術館 ‐ アカデミア美術館 ‐ フェラガモ美術館 |
4日目 | ピサ日帰り|ピサの斜塔で有名なピサの街を観光 |
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観光スポットと合わせて、フィレンツェの費用について詳しく知りたい方は、以下の記事もおすすめです。航空運賃やホテル費用、食費、観光費などについて具体的な金額を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
フィレンツェで必ず訪れたい!観光スポットランキング10選
フィレンツェには、荘厳な建築物や傑作が集う美術館、グルメを堪能できる市場など、多彩な見どころがあります。定番スポットだけでも数多くあるため、効率よく巡るには、事前に興味のある場所をピックアップし、計画を立てておくことが大切です。
ここでは、フィレンツェ観光の定番スポット10選を紹介します。それぞれの魅力や訪問時の注意点もまとめているので、旅行計画の参考にしてください。
01|ドゥオーモ

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色とりどりの大理石で彩られた大聖堂は、フィレンツェの街を象徴する存在。その壮麗な姿は、建設当時の繁栄ぶりを今に伝えています。
内部のクーポラに描かれた、ヴァザーリと弟子たちによる壮大な「最後の審判」のフレスコ画は、見逃せない名作です。
大聖堂は無料で見学できますが、クーポラに上るには鐘楼や洗礼堂、付属美術館など、他の施設との共通チケットが必要です。チケットは利用開始から3日間有効ですが、クーポラのみ事前に指定した日時にしか入場できません。当日は時間に遅れないよう、スケジュールに余裕を持って行動しましょう。
スポット名 | ドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ) |
住所 | |
アクセス | Santa Maria Novella駅より徒歩10分 |
料金 | 無料 ※クーポラに上るにはドゥオーモ共通券が必要 Brunelleschiパス(クーポラ、ジョットの鐘楼、サン・ジョバンニ洗礼堂、ドゥオーモ付属美術館、サンタ・レパラータ教会跡)ː€30(約4,800円) |
02|ヴェッキオ橋

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まるで建物と橋が一体となったような独特の景観が特徴的なヴェッキオ橋。アルノ川に架かるフィレンツェ最古の橋であり、そのユニークな佇まいは、東京ディズニーシーにある橋のデザインにも通じるものがあるといわれています。
両側には宝石店や彫金細工の店が立ち並び、まるでショッピングストリートのような雰囲気です。訪れる際は、まず少し離れた場所から全体像を眺めるのがおすすめ。橋の構造や美しさを把握してから歩くことで、より深くその魅力を味わうことができます。
夕暮れのヴェッキオ橋は、夕陽に照らされて柔らかな光をまとい、より幻想的な雰囲気に。写真を撮るなら、日が傾きはじめる頃がベストです。
スポット名 | ヴェッキオ橋 |
住所 | |
アクセス | バス停Santa Maria Maggioreから徒歩8分 |
料金 | 無料 |
03|ミケランジェロ広場

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赤い屋根の家々と、ドゥオーモの丸いクーポラ。その絶景を楽しめるのが、小高い丘に位置するミケランジェロ広場です。フィレンツェの街を一望できるこの場所からは、まるで絵画のような景色が広がり、訪れる人々を魅了します。
広場には土産物の屋台も並び、いつも多くの人でにぎわっています。陽気な雰囲気が旅の気分を高めてくれますが、人が多い場所では観光客を狙ったスリに注意が必要です。財布や貴重品はチャック付きのバッグに入れ、体の前で持つようにしましょう。
徒歩で訪れる場合は、坂道や階段が続くため、歩きやすいスニーカーなどの靴を選ぶのがおすすめです。移動をスムーズにしたい方や体力に不安のある方は、市中心部からのバスを利用すると、より快適にアクセスできます。
スポット名 | ミケランジェロ広場 |
住所 | |
アクセス | バス停Piazzale San Miniato下車すぐ |
料金 | 無料 |
04|ウフィツィ美術館

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ルネサンス芸術の宝庫、ウフィツィ美術館。ボッティチェリの「春」や「ヴィーナスの誕生」、ジョットの「王座の聖母子」、ラファエロの「ひわの聖母」など、名作揃いです。
展示物のボリュームは相当なもので、じっくり鑑賞しようとすれば、数日あっても足りないと言われるほどです。
限られた時間の中で満喫するには、あらかじめ見たい作品をリストアップし、その展示室を調べておくのがポイントです。目的を絞って巡ることで、限られた時間でも印象に残る名作としっかり向き合うことができるでしょう。
スポット名 | ウフィツィ美術館 |
住所 | |
アクセス | バス停Santa Maria Maggioreから徒歩8分 |
料金 | €25(約4,500円) |
05|シニョーリア広場

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ヴェッキオ宮をはじめ、数々の彫刻やネプチューンの噴水が並ぶシニョーリア広場。まるで屋外美術館のようなこの場所は、芸術と歴史が交差するフィレンツェの象徴的スポットです。
ローマ教皇と対立したサヴォナローラが火あぶりに処された所としても知られ、歴史の重みを感じさせます。
かつて広場に立っていたミケランジェロの「ダビデ像」。現在は保存のためアカデミア美術館に移され、ここには再現されたレプリカが佇んでいます。
スポット名 | シニョーリア広場 |
住所 | |
アクセス | バス停Santa Maria Maggioreから徒歩9分 |
料金 | 無料 |
06|サン・ジョヴァンニ洗礼堂

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ドゥオーモの正面に立つ八角形のサン・ジョヴァンニ洗礼堂。フィレンツェ出身の詩人ダンテが洗礼を受けたことで知られています。
東側の扉は、ミケランジェロが「天国の扉」と称賛したほどの名作。その名にふさわしく、緻密な彫刻が訪れる人の目を引きつけます。さらに、内部の天井には「最後の審判」や「創世記」を題材にしたビザンチン様式のモザイク画が輝き、迫力と荘厳さに圧倒されます。
開館時間は通常8:30〜19:30ですが、毎月最初の日曜日のみ13:30で閉館となる点には注意が必要です。訪問日が該当しないか事前に確認し、スケジュールを立てることをおすすめします。
スポット名 | サン・ジョバンニ洗礼堂 |
住所 | |
アクセス | Santa Maria Novella駅から徒歩12分 |
料金 | 他の施設との共通券で入場
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07|ジョットの鐘楼

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ジョットの鐘楼は、ドゥオーモのすぐ隣に立つ、赤や白、緑の大理石で彩られた優美な塔です。外観には、数々の彫刻やレリーフが繊細に装飾されており、その芸術性の高さは、詩人ダンテも称賛したと伝えられています。
高さ約85メートルの塔の頂上にあるテラスからは、赤い屋根が連なるフィレンツェの街並みを一望できます。
ただし、エレベーターがなく、414段の階段を上る必要があるため、体力に自信のある方におすすめです。心疾患や呼吸器疾患、閉所恐怖症、妊娠中の方は入場が推奨されていないので、上るの控えましょう。
スポット名 | ジョットの鐘楼 |
住所 | |
アクセス | Santa Maria Novella駅から徒歩10分 |
料金 | 他の施設との共通券で入場
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08|フィレンツェ中央市場

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フィレンツェ中央市場は、地元の人々と観光客が行き交うグルメスポットです。新鮮な野菜や肉、生ハム、チーズなどがずらりと並び、イタリアらしい食の豊かさを感じられます。お菓子や瓶詰めの食品なども充実しており、お土産探しにもぴったりです。
市場内では、食べ歩きも本格グルメも楽しめます。名物のモツ煮込み「トリッパ」や、屋台風サンド「ランプレドット」、ジューシーなフィオレンティーナ・ステーキなど、地元の味を気軽に味わえるのが魅力。
1階にはカウンター席のある小さな店舗が点在し、さくっと食べたい方におすすめです。ゆっくり食事をしたいときは、2階のフードコートへ。カジュアルな雰囲気の中、イタリアンを堪能できます。
スポット名 | フィレンツェ中央市場 |
住所 | Piazza del Mercato Centrale, Via dell'Ariento, 50123 Firenze FI |
アクセス | Santa Maria Novella駅から徒歩7分 |
料金 | 入場無料 |
09|アカデミア美術館

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ミケランジェロをはじめ、フィレンツェ派の作品を多数所蔵するアカデミア美術館。その中でも特に目を引くのが、ミケランジェロ作の「ダビデ像」です。
誰もが一度は目にしたことのあるこの彫刻は、かつてフィレンツェ共和国の自由を象徴していた存在。現地で実物を目にすると、その迫力に圧倒されます。
ダビデ像の周囲は常に多くの観光客で賑わっていますが、静かにじっくり鑑賞したい方には、開館直後の訪問がおすすめです。
スポット名 | アカデミア美術館 |
住所 | |
アクセス | バス停San Marco Piazzaから徒歩1分 |
料金 | €16(約2,560円) |
10|サンタ・クローチェ教会

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フィレンツェ最古の広場に佇むサンタ・クローチェ教会。均整の取れた優美なファサードを前に立つと、思わず足を止めて見入ってしまいます。
教会内部には、ドナテッロ作「受胎告知」のレリーフやジョットが手がけたフレスコ画など、芸術黄金期の名作が展示されています。
さらにこの教会は、ダンテやミケランジェロ、マキャベリ、ガリレオ・ガリレイといった偉人たちの墓所としても有名です。教会内を巡り、ルネサンスや近世ヨーロッパの文化・学問を築いた彼らの存在を肌で感じてみてはいかがでしょうか。
スポット名 | サンタ・クローチェ教会 |
住所 | |
アクセス | バス停Corso dei Tintoriから徒歩3分 |
料金 | €10(約1,600円) |
フィレンツェの隠れた魅力!穴場観光スポット3選
誰もが知るおなじみの名所が数多く存在するフィレンツェ。定番スポットも魅力的ですが、せっかくならガイドブックに載っていないような隠れた名所を巡るのもおすすめです。
ここからは、フィレンツェの穴場スポットを3つご紹介します。映画に登場しそうなクラシックな薬局や幸運を呼ぶ銅像など、多様なスポットを厳選したので、興味に合わせて訪れてみてください。
01|サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局
フィレンツェにある世界最古の薬局、サンタ・マリア・ノヴェッラ。13世紀、ドミニコ修道会の修道士たちが修道院の庭で育てた薬草を使い、調合を始めたのがその起源です。800年以上が経った今も、当時のレシピをもとに丁寧な製造が続けられています。
趣のある扉をくぐれば、アンティークのキャビネットや昔ながらの道具が並ぶクラシカルな空間が広がります。店内を歩くだけで、まるで中世に迷い込んだかのような気分を味わえるでしょう。
香水や石鹸、ポプリなど、香り豊かな製品が揃い、ギフトやお土産探しにもぴったりのスポットです。
スポット名 | サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局 |
住所 | |
アクセス | Santa Maria Novella駅から徒歩6分 |
料金 | 入場無料 |
02|ポルチェッリーノ市場
フィレンツェの新市場は、土産物やファッション雑貨などを扱う店舗が立ち並ぶマーケットです。そのにぎやかな空間の一角に、知る人ぞ知る人気者がいます。それが、ポルチェッリーノこと子豚ちゃんの愛称で親しまれているイノシシの銅像です。
この銅像には、鼻に触れると幸運が訪れるという言い伝えがあり、それを知った人々は幸運を願って鼻をなでていきます。そのため、全身がくすんだブロンズ色をしているなかで、鼻だけが不自然なほどピカピカに光っているのが印象的です。
願いを込めて鼻に触れるもよし、旅の記念に写真を撮るもよし。シニョーリア広場から徒歩約1分と近いため、あわせて訪れると効率よく観光できます。
スポット名 | ポルチェッリーノ市場 |
住所 | |
アクセス | バス停Santa Maria Maggioreから徒歩6分 |
料金 | 無料 |
03|フィエーゾレ
丘の上に佇む小さな町、フィエーゾレは、隠れた絶景スポットです。旧市街を一望できる場所としてはミケランジェロ広場が有名ですが、フィエーゾレからの眺めはさらに雄大さを感じられるのが魅力です。
眼下には、緑と赤い屋根が織りなす街並みが広がり、その奥には浮かんでいるようにドゥオーモのクーポラが姿を現します。街の細部までもが風景として馴染むその景色は、近くで見るのとはまた違った感動をもたらしてくれるはずです。訪れるなら、天気の良い日を選び、開放感あふれるパノラマをじっくり楽しんでください。
また、フィエーゾレはフィレンツェよりも古い歴史を持つ町で、起源は紀元前のエトルリア時代にまでさかのぼります。ローマ劇場跡や考古学博物館を訪ねながら、ゆったりと散策するのもおすすめです。
スポット名 | フィエーゾレ |
住所 | Piazza Mino da Fiesole50014 Fiesole FI (フィエーゾレの中心ミーノ広場) |
アクセス | フィレンツェの中心部からバスを乗り継いで約30分 |
料金 | 無料 |
理想のフィレンツェ旅行へ!おすすめ観光スポットを訪れよう

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本記事では、フィレンツェの観光スポット13選をご紹介しました。フィレンツェは、どの季節に訪れても魅力が尽きることなく、短期間でも十分に楽しめる場所が詰まっています。ぜひ、この記事を参考にして、理想のフィレンツェ旅行を計画してみてください!
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