【イタリア周遊旅行】予算内で楽しむモデルコースと費用内訳
【イタリア旅行】予算は?日本円はいくら持っていけばいい?
イタリア旅行の予算は、旅行スタイルや滞在期間によって大きく変動します。格式高いヨーロッパ風のホテルに滞在し、美食を楽しむような旅であれば、予算は高くなります。一方で、シンプルな宿泊施設を選び、テイクアウェイなどで食費を抑えたりと少し工夫すると、費用を節約しながらも満喫することが可能です。
▼ イタリア旅行の平均的な予算 (5泊7日|旅行代金総額)
- バックパッカー|250,000円~
- 一般的な旅行者|340,000円~
- 贅沢に過ごしたい旅行者|450,000円~
▼ 日本円はいくら持っていけばいい?
- 3泊5日|€280~ (約45,000円~)
- 4泊6日|€310~ (約49,600円~)
- 5泊7日|€420~ (約63,000円~)
- 6泊8日|€490~ (約78,400円~)
- 7泊9日|€530~ (約85,000円~)
イタリアではクレジットカードが広く利用できますが、現金が必要な場面も少なくありません。1日分の現金は、€70(約11,200円)程度を目安にすると良いでしょう。クレジットカードを全く使わず、現金だけで支払いをしたい場合は、もう少し多めに準備してください。
また、€100(約16,000円)以上の高額紙幣は、お釣りがないために受け取ってもらえないことがあるので注意しましょう。€10(約1,600円)や€20(約3,200円)など、小額紙幣を持っていると便利です。両替の際には、小額紙幣を混ぜてくれるようにお願いしてください。
クレジットカード
- 利用できる場所|デパート、スーパー、コンビニ、レストラン、ショッピングモール、土産物店など、ほとんどの場所で利用できます。
- 交通機関|交通費もクレジットカード決済できる場合がほとんど。ただし、支払い機が故障中という場合が少なくないので、万が一に備えて現金があると安心です。
現金
- 必要な場面
- バール(イタリアに多くあるカフェ兼バーのような飲食店)
- 観光スポットの入館料
- キオスク
- ローカル商店
- 小さな町での支払い全般
- 有料トイレ
▼ 両替場所は?
日本円をユーロに両替するなら、予め日本で行う方がレートや手数料が良い場合が大半です。イタリアでは、空港や駅、街中の銀行、観光地にある両替店などで日本円をユーロに両替できます。一般的に、空港や駅よりも市中の両替所や銀行の方がレートは有利です。
近年はクレジットカードや国際キャッシュカードを使い、ATMで現地通貨を引き出せるようになりました。ATMは大都市はもちろん小さな町でも簡単に見つけられるので、現金が必要な時にいつでも引き出せて便利です。
海外で使用する際には、カードのセキュリティ設定を「国外利用可」に変更しなければならないことがあるので、出発前に確認しておきましょう。
【イタリア旅行】 予算別おすすめツアー
旅行会社でツアーを選ぶ時、たくさんのプランがあって迷ってしまう方も多いはず。
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【イタリア旅行】費用を項目別にご紹介
ここでは「イタリア旅行の費用ってどのくらいかかるの?」という疑問にお答えします。
航空券やホテル、食費、交通費、観光費、食費、お土産代、Wi-Fi料金、海外保険料など、項目別に解説するので、気になる項目をチェックしてみてください。
【イタリア旅行】航空券代|直行便と乗り継ぎ便の運賃を比較
日本からイタリアへ旅行する際、どの航空会社にすべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
時間を有効に使える直行便と、費用を抑えたい方や複数の都市を巡りたい方におすすめの乗り継ぎ便。それぞれのメリット・デメリットを比較し、自分にぴったりの航空券を見つけましょう。
▼ 運賃を比較
直行便
経由便
航空会社 | 出発地(経由地) | 到着地 | 金額(閑散期) | 金額(繁忙期) | |
エティハド航空 | 成田(アブダビ経由) | ローマ | 171,600円 | 263,000円 | |
ローマ(アブダビ経由) | 成田 | ||||
エティハド航空 | 成田(アブダビ経由) | ミラノ | 218,300円 | 385,300円 | |
ミラノ(アブダビ経由) | 成田 | ||||
エミレーツ航空 | 羽田(ドバイ経由) | ミラノ | 199,100円 | 253,500円 | |
ローマ(ドバイ経由) | 羽田 | ||||
エミレーツ航空 | 成田(ドバイ経由) | ローマ | 200,000円 | 325,200円 | |
ベネチア(ドバイ経由) | 成田 | ||||
ターキッシュエアラインズ | 成田(イスタンブール経由) | ローマ | 203,100円 | 345,000円 | |
ナポリ(イスタンブール経由) | 羽田 | ||||
カタール航空 | 関空(ドーハ経由) | ローマ | 154,700円 | 279,700円 | |
ミラノ(イスタンブール経由) | 関空 |
▼ 所要時間を比較
直行便
航空会社 | 出発地 | 到着地 | 所要時間 | |
ローマ | ITAエアウェイズ | 羽田 | ローマ | 15時間5分 |
ローマ | 羽田 | 12時間15分 | ||
ミラノ | ANA | 羽田 | ミラノ | 15時間25分 |
ミラノ | 羽田 | 13時間 | ||
ミラノ着・ローマ発 | ANA | 羽田 | ミラノ | 15時間25分 |
ITAエアウェイズ | ローマ | 羽田 | 12時間15分 |
経由便
航空会社 | 出発地 (出発地✈経由地の移動時間) | 経由地 (乗り継ぎの待ち時間) | 到着地 (経由地✈到着地の移動時間) | 所要時間 | |
ローマ | エティハド航空 | 成田 11時間35分 | アブダビ 2時間20分 | ローマ 6時間10分 | 20時間5分 |
ローマ 6時間5分 | アブダビ 2時間50分 | 成田 10時間5分 | 19時間 | ||
ミラノ | エティハド航空 | 成田 12時間25分 | アブダビ 2時間25分 | ミラノ 6時間55分 | 21時間45分 |
ミラノ 6時間5分 | アブダビ 3時間 | 成田 9時間25分 | 18時間30分 | ||
ミラノ着・ローマ発 | エミレーツ航空 | 羽田 11時間50分 | ドバイ 2時間10分 | ミラノ 7時間5分 | 21時間5分 |
ローマ 5時間40分 | ドバイ 2時間50分 | 羽田 9時間10分 | 17時間40分 | ||
ローマ着・ベネチア発 | エミレーツ航空 | 成田 12時間10分 | ドバイ 3時間25分 | ローマ 6時間45分 | 22時間20分 |
ベネチア 5時間50分 | ドバイ 2時間40分 | 成田 9時間25分 | 17時間55分 | ||
ローマ着・ナポリ発 | ターキッシュエアラインズ | 成田 131時間50分 | イスタンブール 3時間5分 | ローマ 2時間50分 | 19時間45分 |
ナポリ 2時間20分 | イスタンブール 2時間55分 | 羽田 11時間10分 | 16時間25分 | ||
ミラノ着・ローマ発 | カタール航空 | 関空 11時間55分 | ドーハ 2時間35分 | ミラノ 6時間25分 | 20時間55分 |
ローマ 5時間15分 | ドーハ 2時間45分 | 関空 9時間5分 | 17時間5分 |
【イタリア旅行】ホテル代|予算別に比較
イタリア旅行では、ラグジュアリーホテルからローカルな雰囲気満載のバジェットホテルまで、予算や旅行スタイルに合わせて選べるのが魅力です。ここでは、予算別にホテル代をご紹介します。
▼ ホテル代|予算の相場
バジェット | 1室|約6,600円〜 |
エコノミー | 1室|約11,800円〜 |
ミドル | 1室|約28,000円〜 |
ラグジュアリー | 1室|約47,000円〜 |
【イタリア旅行】交通費|手段別料金を比較
ローマを中心に観光する際、1日の交通費はおおよそ€7(約1,160円)を目安にすると良いでしょう。
ローマやミラノのような都市では、地下鉄やバス、トラムなど公共交通機関が充実しています。ベネチアでは、車両が島内に入れないため、水上バスなどの船が主な移動手段です。観光を積極的に楽しむ日には、都度チケットを購入する手間が省け、割安になる1日乗車券を検討してみてください。
また、早朝や深夜の移動、あるいは公共交通機関でアクセスが難しい場所への移動には、タクシーを利用するのも選択肢の一つです。
この記事では、それぞれの交通手段の料金や特徴を比較し、最適な移動方法を見つけるためのヒントをご紹介します。
▼ 都市間の移動
費用 | 所要時間・活用方法 | |
ローマ↔︎フィレンツェ | 高速列車Italoの運賃 |
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フィレンツェ↔︎ベネチア | 高速列車Italoの運賃 |
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ミラノ↔︎フィレンツェ | 高速列車Italoの運賃€34.9(約5,580円) |
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フィレンツェ↔︎ローマ | 高速列車Italoの運賃 |
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ローマ↔︎ナポリ | 高速列車Italoの運賃 |
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ローマ↔︎サレルノ | 列車InterCityの運賃 |
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サレルノ↔︎ナポリ | 近郊線の運賃 |
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▼ 空港 ↔︎ 市街地
レオナルド・エクスプレス (直通電車) | タクシー | 在来線電車 | エアポート バス | |
所要時間 | 約30分 | 約50分 | 約50分 | 約1時間 |
運行時間 | 5:30〜23:50頃 | 24時間 | 5:50〜23:20頃 | 0:30〜23:50頃 |
運賃 | €14(約2,200円) | €55(約8,800円) ※市内中心部のアウレリアヌス城壁内まで | €8.00(約1,280円) | €6.00〜8.00(約960円~1,280円) ※複数の運行会社がある |
▼ タクシー|運賃・活用方法
【運賃】
日時 | 初乗り運賃 |
平日(6:00~22:00) | €3.5(約560円) |
土・日・祝(6:00~22:00) | €5(約800円) |
夜間(22:00~6:00) | €7.5(約1,200円) |
種別 | メーターが切り替わるタイミング | 料金 |
T1 | 初期の固定料金に追加して€7.00がカウントされるまで | €1.31/km |
T2 | €25.00がカウントされるまで | €1.42/km |
T3 | 以降 | €1.70/km |
追加料金 ※乗車終了時にメーターに表示された金額に加算される
- 荷物|1つ目の荷物は無料。35x25x50 cmを超える2つ目以降の荷物は、1つあたり€1.00(約160円)の料金がかかる。
- 乗客|4人までは、料金表に示された通常料金適用。5人目以降の乗客については、4人を超える乗客1人につき€5.00(約800円)が追加される。
※料金例…平日昼間に1人で10kmの移動をし、35x25x50cmを超える荷物が2つある場合
→3.5+7+6.6+1=€18.1(約2,900円)
- 平日昼間初乗り|€3.5
- T1|€7(1.31×約5.34km)
- T2|約€6.6(1.42×約4.7km)
- 荷物追加料金|€1
【活用方法】
タクシーは、初めて訪れる土地でも確実に目的地へ行ける便利な交通手段です。イタリアでタクシーを利用する際は、以下の点にご注意ください。
正規タクシーの見分け方
ローマの正規タクシーは白い車体で、屋根に「TAXI」のサインがあり、前方のドアと左側後部ドアにローマ市の紋章とライセンスナンバーが表示されています。細かな違いはありますが、TAXIサインを設置している点などは、他都市でも共通しています。
トラブル防止対策
空港や観光地で「タクシー」と声をかけてくる客引きには注意してください。トラブルを避けるためにも、タクシー乗り場から乗車するか、電話やアプリから予約をしましょう。
乗車後は、メーターが作動しているか確認し、作動していなければドライバーにスイッチを入れるよう伝えます。また、支払い時には、走行ルートやライセンスナンバー、料金、ドライバーのサインが記載された領収書をもらうと安心です。
- 配車依頼・予約電話番号|060609
- 配車依頼・予約アプリ|Chiama Taxi Utente
▼鉄道・バス|運賃・運行エリア
ローマ | 地下鉄 | トラム | バス |
運賃 |
※ローマの公共交通機関ATACが運営する地下鉄・バス・トラム共通 |
※ローマの公共交通機関ATACが運営する地下鉄・バス・トラム共通 |
※ローマの公共交通機関ATACが運営する地下鉄・バス・トラム共通 |
運行エリア | ローマの中心部、ローマ郊外 | ローマの中心部、ローマ郊外 | ローマの中心部、ローマ郊外 |
ベネチア | 水上バス(ACTV社) | バス |
運賃 |
| シングルチケット(75分間有効) |
運行エリア | ベネチア本島内、本島と離島の交通 | ベネチア陸側、陸側から本島入口への移動 |
ミラノ | 地下鉄 | トラム | バス |
運賃 |
※ミラノの公共交通機関ATMが運営する地下鉄・バス・トラム共通 ※地下鉄は1回のみの乗車となる |
※ミラノの公共交通機関ATMが運営する地下鉄・バス・トラム共通 ※地下鉄は1回のみの乗車となる |
※ミラノの公共交通機関ATMが運営する地下鉄・バス・トラム共通 ※地下鉄は1回のみの乗車となる |
運行エリア | ミラノの中心部、ミラノ郊外 | ミラノの中心部 | ミラノの中心部、ミラノ郊外 |
フィレンツェ | バス |
運賃 |
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運行エリア | フィレンツェの中心部、フィレンツェ郊外 |
ナポリ | 地下鉄 | バス |
運賃 |
|
|
運行エリア | ナポリの中心部、ナポリ郊外 | ナポリの中心部、ナポリ郊外 |
アマルフィ | SITA社のバス | Travelmar社の船 |
運賃 |
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運行エリア | アマルフィ海岸の主要な街を結ぶ | アマルフィ海岸のいくつかの主要な街を結ぶ |
イタリア国内の主要都市からアマルフィ海岸エリアへの玄関口となる大きな街はソレントかサレルノです。そこからアマルフィ海岸の人気スポットであるアマルフィやポジターノへ向かうには、バスや船があります。
【イタリア旅行】観光費|人気スポットの入場料を把握
イタリアには、古代遺跡や荘厳な大聖堂、名作が揃う美術館など、見どころが豊富にあります。これらを効率よく回るためには、事前に訪れたい場所をリストアップし、無駄のないスケジュールを立てることが大切です。
また、人気スポットの入場料を事前に把握しておけば、予算管理にも役立ちます。例えば、ローマを中心とした観光では、1日の観光費用の目安は約€52(約8,300円)です。
ここでは、それぞれの料金や特徴を比較して、旅行計画をスムーズに進めましょう。
▼ ローマ | 料金 | 特徴 |
コロッセオ | €18(約2,880円) ※フォロ・ロマーノやパラティーノの丘と共通、24時間有効 | 帝政ローマ期である西暦80年に完成した円形闘技場。 |
サン・ピエトロ大聖堂 | クーポラ、エレベーター利用€10(約1,600円) 宝物館€6(960円) | カトリック教会総本山。ミケランジェロの『ピエタ』も見物。クーポラ最上部から眺めるローマの街並みは絶景。 |
バチカン宮殿(博物館)とシスティーナ礼拝堂 | €20(約3,200円) | 法王庁や法王の住居がある宮殿。博物館では歴代法王が集めた価値あるコレクションなどが見られる。 |
サンタンジェロ城国立博物館 | €16(約2,600円) | ハドリアヌス帝が建造し、その後歴代皇帝の墓となった建物。内部は博物館となっており、武具などが展示されている。テラスから眺めるローマ市街は見事。 |
▼ ミラノ | 料金 | 特徴 |
ミラノ大聖堂 | 大聖堂、テラス、博物館、サン・ゴッタルド教会共通券€25(約4,000円) | ミラノ中心にある街のシンボルであり、ゴシック建築の傑作。屋上テラスからの眺めも人気。 |
スカラ座 | 博物館€15(約2,400円) ※博物館見学とともにオペラ座内部も覗ける | オペラの殿堂。内部には博物館があり、楽譜や衣装などが展示されている。 |
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(最後の晩餐) | 最後の晩餐€15(約2,400円) ※要予約 | レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐がある。 |
▼ ベネチア | 料金 | 特徴 |
サン・マルコ寺院 | サンマルコ寺院、バラ・ドーロ、博物館共通券€15(約2,400円) | 9世紀エジプトから運ばれた聖マルコの遺体を納めるために建造された寺院。宝物館では十字軍が持ち帰った戦利品などが見られる。 |
鐘楼 | €10(約1,600円) | サン・マルコ広場に立つ鐘楼。上階からの眺めも素晴らしい。 |
ドゥカーレ宮殿 | €12(約1,900円) | ベネチア共和国総督の政庁。ティントレットの天国などの絵画も見逃せない。 |
▼ フィレンツェ | 料金 | 特徴 |
花の聖母教会 | 大聖堂は見学無料 鐘楼、博物館、洗礼堂、サンタ・レパラータ共通券€20(約3,200円) | フィレンツェのランドマーク。ヴァザーリらによるフレスコ画の最後の審判も一見の価値あり。 |
ウッフィツィ美術館 | €25(約4,000円) | ルネッサンスの傑作が揃う美術館。ボッティチェリの春やラファエロのひわの聖母もここにある。 |
アカデミア美術館 | €16(約2,600円) | ミケランジェロの彫刻やフィレンツェ派の絵画のコレクションを持つ美術館。フィレンツェ共和国のシンボル、ダビデ像のオリジナルがある。 |
【イタリア旅行】食費|おすすめ店の料金を把握
イタリア旅行中は、日本でもおなじみのピザやパスタから、郷土料理まで、いろいろと挑戦してみましょう。食事をする場所も、テイクアウェイ専門店やショッピングモールのフードコート、ファストフード店、トラットリア、レストランなどの選択肢があります。
ローマを中心に観光する場合、食費の目安は、テイクアウェイで済ませると1日あたり約€30(約4,800円)、レストランの場合は1日あたり約€100(約16,000円)です。
ここでは、それぞれの料金や特徴を比較して、旅行計画をスムーズに進めましょう。
料金の目安 | 特徴 | |
テイクアウェイ専門店 | €7(約1,120円)~ | 気軽に安価で楽しめる。定番のピザは、お手頃なテイクアウェイでもハイレベル。 |
ショッピングモール、ファストフード | €10(約1,600円)~ | フードコートやファストフード店、チェーンレストランなどがある。クレープのような薄焼きのパンに生ハムなどの具材を挟んだピアディーナは人気。 |
トラットリア、レストラン | €30(約4,800円)~ | 本格的なイタリアンを味わえる。ぜひ、訪れる街や地方の郷土料理にチャレンジしたい。前菜からデザートまでのフルコースは、かなりのボリューム。 |
【イタリア旅行】お土産代|人気商品と料金を把握
イタリア旅行の楽しみの一つに、お土産選びがあります。食品や革製品、サッカーグッズなど、本場ならではの魅力的なアイテムが豊富。お土産代の目安は、約€250(約40,000円)ほどです。
イタリアといえば、GUCCIやPRADA、Salvatore Ferragamoなどの高級ブランドも有名です。もし免税制度を利用して憧れのブランド品を購入する予定があれば、その分も忘れず予算に加えてください。
ここでは、おすすめのお土産を紹介するので、参考にしてみてください。それぞれの料金や特徴を比較して、旅行計画をスムーズに進めましょう。
料金の目安 | 特徴 | |
乾燥ポルチーニ | €8(約1,280円)~ | 濃厚な風味が魅力のポルチーニ茸。乾燥タイプなら、軽量で日本に持ち帰りやすいのが魅力。 |
オリーブオイル | €10(約1,600)~ | イタリアンに欠かせないオリーブオイル。健康にいいことから、皆に喜ばれる定番のお土産。 |
バルサミコ酢 | €10~(約1,600)~ | モデナ特産のバルサミコ酢は熟成が進むほど高級に。お土産にしやすい、小ボトルでお手頃価格のものも。 |
サッカーチームのユニフォームのレプリカ | €100~(約16,000円) | 世界中にファンを持つ、世界最高峰のサッカーリーグのセリエA。お気に入りのチームのユニフォームのレプリカは、日本で着用して自慢したい。 |
革の財布(ノーブランド) | €30(約4,800)~ | フィレンツェを筆頭に、質の良い革製品が有名なイタリア。ノーブランド品なら、手が届きやすい。 |
【イタリア旅行】Wi-Fi・SIM|選び方と使い方、料金を把握
イタリア旅行中のインターネットは、Wi-Fiルーターのレンタルや現地SIMカードの購入などで利用できます。事前にデータ量をシミュレーションし、自分に合ったプランを選びましょう。
▼ Wi-Fiルーター
海外で使えるWi-Fiルーターを日本でレンタルして持参する場合、料金の目安は、2人で利用すれば、1日あたり1GBプランが約830円、無制限プランが約1,180円です。
Wi-Fiルーターは複数のデバイスを同時にインターネットに接続できるため、家族や友人との旅行、またはスマホ以外にタブレットやPCを持参する方におすすめです。
▼ SIMカード
イタリア旅行で使えるSIMカードの価格は、日本で準備するとしたら、5日間無制限プランが約2,300円、30日間15GBプランは約3,400円が目安です。
現地で購入する場合、TIMの30日間50GBプラン「TIM Tourist」やWindtreの30日間20GBプラン「Tourist Pass」が、いずれも約€25(約4,000円)で販売されています。一人旅で、インターネットの使用がスマートフォンに限られる方は、SIMカードで十分でしょう。
SIMカードは、スマホで電話やインターネットを使うために必要なICチップです。カードをスマホに挿せば、通信会社とつながり、いつでもどこでも通信できるようになります。
【イタリア旅行】海外旅行保険|選び方と保証内容
海外旅行保険は、旅行中の病気やケガなど、万が一のトラブルに備えるための保険です。旅行期間や補償内容によって保険料は異なりますが、一般的には3,000円から1万円程度が目安です。
▼ 海外旅行保険の選び方
☑︎補償内容を確認|傷害、疾病、救援費用、賠償責任、携行品損害など、自分に必要な補償が充実しているか
☑︎クレジットカード付帯の保険| 補償内容が限られている場合があるため、事前に確認が必要
☑︎サポート体制|緊急時の連絡先やサポート体制が充実しているか
▼ 海外旅行保険を選ぶ際のポイント
☑︎補償内容|必要な補償がすべて含まれているか。
☑︎保険金の上限|医療費や賠償責任の保険金の上限額は十分か。
☑︎サポート体制|24時間対応のサポートデスクがあるか。
☑︎免責事項|補償されないケースがあるのか。
▼ 海外旅行保険の補償内容
海外旅行保険の加入を検討している方は、たくさんの保険項目を見て「何が補償されるの?」と疑問に思うかもしれません。ここでは、それぞれの保険項目が具体的にどのような場合に役立つのかを解説します。
傷害死亡・治療 | ケガによって死亡したり、治療が必要になった場合に保険金が支払われます。交通事故やスポーツ中のケガなどが想定されます。 |
傷害後遺障害 | ケガによって後遺障害が残ってしまった場合に、その程度に応じて保険金が支払われます。 |
疾病死亡・治療 | 病気で死亡したり、治療が必要になった場合に保険金が支払われます。海外で急病にかかった場合などが想定されます。 |
救援費用 | 海外でケガや病気になり、家族が現地に駆けつける必要が生じた場合、交通費や宿泊費などが補償されます。 |
個人賠償責任保険 | 他人にケガをさせたり、物を壊したりして損害を与えてしまった場合に、その賠償費用が補償されます。 |
携行品損害 | キャリアケースやカメラなどの携行品が盗難や破損にあった場合に、一定金額まで補償されます。 |
旅行事故緊急費用 | 航空機の遅延や欠航、手荷物の紛失など、旅行中に発生する様々なトラブルに対して補償されます。 |
モデルコース別費用内訳|イタリア周遊旅行をコスパよく!
イタリア旅行を、限られた予算で最大限に満喫!3つのモデルコースごとに具体的な費用内訳を公開します。
航空券、宿泊、食費など、費用対効果の高いプランを提案するので、自分にぴったりのプランを見つけてください。
【イタリア周遊旅行】ローマ&フィレンツェ&ベネチア|5泊8日で36.6万円~
【イタリア旅行|5泊8日スケジュール】
1日目 ▶ 【エミレーツ航空】成田22:20発 ✈︎ 機中泊
2日目 ▶ 【エミレーツ航空】機中泊 ✈︎ ドバイ5:30着|【エミレーツ航空】ドバイ8:55 ✈︎ ローマ12:40着
【ローマ観光】ローマ泊
3日目 ▶【ローマ観光】ローマ泊
4日目 ▶【ローマ観光】午前はローマ観光
【列車Italo】ローマ12:25発 ー フィレンツェ13:57着
【フィレンツェ観光】フィレンツェ泊
5日目 ▶【フィレンツェ観光】夕方までフィレンツェ観光|【列車Italo】フィレンツェ19:39 ー ベネチア21:42着|ベネチア泊
6日目 ▶【ベネチア観光】|ベネチア泊
7日目 ▶【ベネチア観光】午前ベネチア観光
【エミレーツ航空】ベネチア15:25発 ✈︎ 機中泊
8日目 ▶【エミレーツ航空】機中泊 ✈︎ ドバイ0:15着|【エミレーツ航空】ドバイ2:55 ✈︎ 機中泊 ✈︎ 成田17:20着
航空券 | 200,000円 |
ホテル代金
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交通費(1日|1,120円) | 5,600円 ※空港・ホテル間の移動 タクシーの往復運賃 55€+35€=90€(約14,400円)|(1名当たり)7,200円 ※ローマ・フィレンツェ間の移動 高速列車Italoの運賃39.90€(約6,380円) ※フィレンツェ・ベネチア間移動 高速列車Italoの運賃42.9€(約6,900円) |
観光費(1日|8,000円) | 40,000円 |
食費(1日|4,800円) | 24,000円 |
お土産代 | 40,000円 |
Wi-Fi料金(1GB/日プラン) 1日約830円 | 6,640円 |
海外旅行保険 | 3,000円 |
合計 | 365,530円 |
【イタリア周遊旅行】ミラノ&フィレンツェ&ローマ|6泊8日で39.4万円~
【イタリア旅行|6泊8日スケジュール】
1日目 ▶ 【エミレーツ】羽田0:05発 ✈︎ 機内泊 ✈︎ ドバイ6:55着|【エミレーツ】ドバイ9:05 ✈︎ ミラノ13:10着
【ミラノ観光】ミラノ泊
2日目 ▶ 【ミラノ観光】ミラノ泊
3日目 ▶ 【列車Italo】ミラノ7:40発 ー フィレンツェ9:35着
【フィレンツェ観光】フィレンツェ泊
4日目 ▶ 【フィレンツェ観光】夕方までフィレンツェ観光
【列車Italo】フィレンツェ18:43発 ー ローマ20:19着|ローマ泊
5日目 ▶ 【ローマ観光】ローマ泊
6日目 ▶ 【ローマ観光】ローマ泊
7日目 ▶ 【ローマ観光】夕方までローマ観光
【エミレーツ航空】ローマ20:50発 ✈︎ 機中泊
8日目 ▶ 【エミレーツ航空】機中泊 ✈︎ ドバイ5:30着|【エミレーツ】ドバイ8:20 ✈︎ 羽田22:30着
航空券 | 199,100円 |
ホテル代金
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交通費(1日|1,120円) | 6,720円 ※空港・ホテル間の移動 タクシーの運賃 110€+55€=165€(約26,400円)|(1名当たり)13,200円 ※ミラノ・フィレンツェ間の移動 高速列車Italoの運賃€34.9(約5,580円) ※フィレンツェ・ローマ間の移動 高速列車Italoの運賃€39.9(約6,380円) |
観光費(1日|8,000円) | 48,000円 |
食費(1日|4,800円) | 28,800円 |
お土産代 | 40,000円 |
Wi-Fi料金(1GB/日プラン) 1日約830円 | 6,640円 |
海外旅行保険 | 3,000円 |
合計 | 393,520円 |
【イタリア周遊旅行】ローマ&アマルフィ&ナポリ|6泊8日で38.9万円~
【イタリア旅行|6泊8日スケジュール】
1日目 ▶ 【ターキッシュエアラインズ】成田10:15発 ✈︎ 機内泊 ✈︎ イスタンブール18:05着|【ターキッシュエアラインズ】イスタンブール21:10 ✈︎ ローマ22:00着|ローマ泊
2日目 ▶ 【ローマ観光】ローマ泊
3日目 ▶ 【ローマ観光】ローマ泊
4日目 ▶ 【列車InterCity】ローマ7:26発 ー サレルノ10:22着
【アマルフィ観光】|サレルノ泊
5日目 ▶ 【アマルフィ観光】夕方までアマルフィ観光
【近郊線】サレルノ17:01発 ー ナポリ17:38着|ナポリ泊
6日目 ▶ 【ナポリ観光】ナポリ泊
7日目 ▶ 【ナポリ観光】夕方までナポリ観光
【ターキッシュエアラインズ】ナポリ19:20発 ✈︎ イスタンブール23:40着
8日目 ▶ 【ターキッシュエアラインズ】イスタンブール2:35 ✈︎ 羽田19:45着
航空券 | 203,130円 |
ホテル代金
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交通費(1日|1,120円) | 6,720円 ※空港・ホテル間の移動 タクシーの往復運賃55€+21€=76€(約12,160円)|(1名当たり)6,080円 ※ローマ・サレルノ間の移動 列車InterCity運賃20.9€(約3,340円) ※サレルノ・ナポリ間の移動 近郊線運賃5.5€(約880円) |
観光費(1日|8,000円) | 48,000円 |
食費(1日|4,800円) | 28,800円 |
お土産代 | 40,000円 |
Wi-Fi料金(1GB/日プラン) 1日約830円 | 6,640円 |
海外旅行保険 | 3,000円 |
合計 | 382,790円 |
イタリア旅行|基本情報ガイド
初めてのイタリア旅行はもちろん、リピーターの方も、旅行計画をスムーズに進めるための基本情報をまとめました。
主要観光都市 | ローマ、フィレンツェ、ベネチアなど |
ビザ | 日本国籍の方は、観光目的で90日以内の滞在であればビザは不要 |
日本からの飛行時間 | 直行便またはヨーロッパやアジア、中東で乗り継ぎ|約15時間~20時間 |
日本との時差 | -8時間(サマータイム期間中は-7時間) |
気候 | 四季がはっきりしており、平均気温は年間を通じて東京と同程度。湿度が低い |
服装 | 教会を訪れる際は、肩を出さない服装がマナー。 |
食事 | 手頃な店からレストランまで、衛生面に心配はいらない。水の硬度は日本より高く、水道水も飲めるが、ほとんどの人がミネラルウォーターを飲んでいる。ランチタイムとディナータイムの間は多くの飲食店のキッチンが閉まることに注意。 |
電圧 | 220ボルト。日本の電化製品を使用する場合、変圧器が必要。グローバル規格の製品の場合、変圧器は不要。プラグはCタイプ。 |
チップ | 義務ではなく、基本的に必要ない。 |
イタリア旅行|物価はどれくらい?日本と比較!
イタリアは、日本と比べると物価が全般的に高く、特に観光名所周辺ではバールやレストランの料金が高めに設定されています。円安の時期であれば、さらに割高に感じるでしょう。
無駄な出費を抑えるためには、ミネラルウォーターをスーパーマーケットで購入して持ち歩いたり、タクシーの代わりに公共交通機関を利用するなどの工夫が必要です。
ミネラルウォーター500ml | €1(約160円)~€2(約320円) |
レストランのミネラルウォーター | €2(約320円)〜€3(約480円) |
パニーノ | €6(約960円)~ |
カフェのコーヒー | €1.5(約240円)~ |
ランチ(テイクアウェイ) | €7(約1,120円)~ |
ランチ(ショッピングモール) | €10(約1,600円)~ |
ランチ(レストラン) | €30(約4,800円)~ |
ディナー(テイクアウェイ) | €10(約1,600円)~ |
ディナー(ショッピングモール) | €15(約2,400円)~ |
ディナー(レストラン) | €40(約6,400円)~ |
【イタリア旅行】安い時期と安く滞在するためのヒント
イタリア旅行を計画しているけれど、できるだけ費用を抑えたいという方も多いのではないでしょうか?イタリアは物価が高く、宿泊料や飲食代、観光施設の入場料でも料金が高額ですが、時期や滞在方法によって費用は大きく変わってきます。
▼ イタリア旅行|安い時期
イタリア旅行の費用を抑えたい場合は、オフシーズンを狙うのがおすすめです。11月から3月にかけては冬で観光客が少ないため、航空券やホテル代が比較的安くなります。
イタリアは四季があり、冬も東京とそれほど寒さが変わらないので、「寒くて外に出られない」と心配する必要はありません。適切な防寒対策をすれば、快適に観光を楽しめます。
▼ イタリア旅行|安く滞在するためのヒント
イタリア旅行の費用を抑えるなら、夜便や深夜便をうまく活用して宿泊費を節約するのがおすすめです。
夜便や深夜便を利用すれば、到着日や出発日の宿泊費を削減できるため、旅費を節約する効果が期待できます。睡眠時間を調整して機内で休息をとるなど、事前に計画を立てておけば、疲労の影響を最小限に抑えられます。
日本の主要空港↔︎イタリアの主要空港の経由便では、夜便や深夜便も運航しているので、ぜひ検討してみてください。
エミレーツ航空 | 羽田0:05発 – ミラノ13:10着 | ローマ20:50 – 羽田22:30+1着 |
エミレーツ航空 | 成田22:20発 – ローマ12:40+1着 | ベネチア15:25 – 成田17:20+1着 |
ターキッシュエアラインズ | 成田10:15発 – ローマ22:00着 | ナポリ19:20 – 羽田19:45+1着 |
カタール航空 | 関空18:00発 – ミラノ6:55+1着 | ローマ15:10 – 関空16:15+1着 |
【イタリア旅行】費用の疑問をすべて解決!ベストな予約をしよう
本記事では、イタリア周遊旅行の項目別費用から賢く旅するためのヒントまで、詳しく紹介しました。
費用を抑えるだけでなく、自分の旅行スタイルに合った航空券やホテルを予約することで、旅の満足度が大きく変わります。「たびチャット」では、希望に合ったプランを提案しているので、より具体的な金額が知りたい方は、無料のLINE見積りで相談してみましょう。