【コペンハーゲン観光】おすすめ有名スポットランキング13選!

コペンハーゲン観光のコツ!滞在日数は何日?
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コペンハーゲンは、主要な観光スポットがコンパクトにまとまっており、短期間でも効率よく見どころを楽しめます。効率よく巡るには2日間、ゆったり楽しむなら3日以上の滞在がおすすめです。時間に余裕があれば、ロスキレやヘルシンゲルなどの近郊エリアを訪れることで、より充実した旅になるでしょう。
市内中心部は歩いて巡れますが、石畳や坂道もあるため、歩きやすい靴があると安心です。
また、地下鉄やバス、自転車レンタルをうまく活用すれば、移動もさらに快適に。特にコペンハーゲンは自転車文化が根付いており、市内全域に自転車専用道が整備されています。地元の人々と同じように、自転車で自由に街を散策してみるのもおすすめです。
< モデルプラン >
1日目 | コペンハーゲン市庁舎 - ストロイエ - ラウンドタワー - フレデリック教会 - アマリエンボー宮殿 - ニューハウン - チボリ公園 |
2日目 | デンマーク国立博物館 - ローゼンボー城 - 人魚姫の像 - システルン - グルントヴィークス教会 - アシステンス墓地 |
3日目 | ロスキレ日帰り|旧市街を散策、世界遺産ロスキレ大聖堂・バイキング船博物館などを見学 ※コペンハーゲン・ロスキレ間|鉄道で片道約30分 |
4日目 | ヘルシンゲル日帰り|旧市街を散策、世界遺産クロンボー城などを見学 ※コペンハーゲン・ヘルシンゲル間|高速鉄道で片道約1時間 |

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コペンハーゲンで必ず訪れたい!観光スポットランキング10選
コペンハーゲンには、王宮や歴史ある城、カラフルな港町、街を見渡せるタワーなど、見逃せない観光名所が数多く点在しています。限られた時間で効率よく巡るには、事前に見どころを把握しておくことが大切です。
ここでは、コペンハーゲン観光の定番スポット10選を紹介します。それぞれの魅力や訪れる際のポイントもまとめているので、旅の計画の参考にしてください。
01|チボリ公園
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チボリ公園は、1843年に開園した世界最古のテーマパークです。まるでおとぎ話の一頁に迷い込んだかのような、ノスタルジックな美しさが息づいています。
約8haの園内には、30以上のアトラクションが点在。歴史ある木製ジェットコースターで胸躍るスリルを味わい、観覧車からはコペンハーゲンのパノラマを楽しめます。日が暮れるころには、公園に無数の明かりが灯り、幻想的な光の世界に包まれるのが魅力です。
また、パントマイムやパレードなどの多彩なイベントや、本格的なクラシックバレエの公演も見逃せません。日替わりで演目が変わるので、詳細は公式サイトで確認してみてください。
名称 | チボリ公園 |
住所 | |
アクセス | コペンハーゲン中央駅より徒歩2分 |
料金 | 170DKK(約3,740円)~ |
02|ニューハウン
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ニューハウンは、17世紀に国王クリスチャン5世の命により築かれた歴史ある港町です。かつては商業港として栄え、今では17〜18世紀の色鮮やかな木造建築が並ぶ観光スポットとして親しまれています。
この街のハイライトは、デンマークを代表する童話作家アンデルセンが暮らした3か所の居所。「人魚姫」などの名作がここで生まれたことから、当時の暮らしや物語の世界を感じられる貴重なスポットです。
運河には昔の木造船が静かに浮かび、往時の面影を今に伝えています。運河クルーズに参加すれば、水上から眺める街並みの美しさを楽しめるでしょう。
名称 | ニューハウン |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Kongens Nytorvより徒歩7分 |
料金 | 無料 ※運河クルーズ|169DKK(約3,720円) |
03|ローゼンボー城
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ローゼンボー城は、1606年にクリスチャン4世によって夏の離宮として建設された城館です。現在はデンマーク王室の博物館として、歴代の戴冠具や華麗なタペストリー、精緻な象牙細工などが一般公開されています。
館内では、重厚な扉の奥に保管された秘宝を間近で見ることができ、王の威厳と緻密な職人技に圧倒されることでしょう。なお、一部の展示エリアでは撮影が禁止されているため、館内の案内表示には注意が必要です。
また、時間帯によっては混雑することもあるため、事前のオンライン予約をおすすめします。
名称 | ローゼンボー城 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Nørreport St.駅より徒歩7分 |
料金 | 140DKK(約3,080円) |
04|アマリエンボー宮殿
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アマリエンボー宮殿は、18世紀に建設された4つのロココ様式の宮殿から成る王室の居城です。現在も公式行事して使用される場であり、女王が滞在中は国旗が掲揚され、正午には宮殿前の広場で衛兵交代式が行われます。衛兵たちが行進する様子は荘厳で、王室文化の一端を体感できる貴重な機会です。
また、宮殿の一部は博物館として公開されており、歴代王族の暮らしや豪華な調度品を通じて、王室の歴史に触れることができます。
なお、見学の際は、交代式の時間に訪れるとより楽しめますが、混雑することがあるため、11時30分までの到着がおすすめです。
名称 | アマリエンボー宮殿 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Kongens Nytorv駅より徒歩12分 |
料金 | 125DKK(約2,750円) |
05|ストロイエ
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ストロイエは、コペンハーゲン中心部を東西に貫く、約1.1kmのショッピングストリートです。かつては車が行き交う幹線道路でしたが、1962年に世界初の大規模な歩行者天国として生まれ変わりました。
通り沿いには、デンマークの高級陶磁器ブランド「ロイヤルコペンハーゲン」や、老舗百貨店などが軒を連ねています。北欧デザインを楽しみながら、ウィンドウショッピングやお土産探しをするのにぴったりのエリアです。
さらに、カフェのテラスでゆったりとくつろいだり、ストリートパフォーマンスを観賞したりと、街歩きの魅力も堪能できるでしょう。
名称 | ストロイエ |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Gammel Strand駅より徒歩4分 |
料金 | 無料 |
06|ラウンドタワー
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内部に階段はなく、緩やかならせんスロープで塔を7周半すると、高さ約35mの頂上展望台に辿り着きます。かつて馬車も通ったこの坂を自分の足で登る体験は、歴史を肌で感じるひとときとなるでしょう。展望台からは、オレンジ色の屋根が広がる旧市街の景色を360度楽しめ、天気が良ければスウェーデンまで見渡せます。
なお、入場券はラウンドタワーのチケット売り場で直接販売されており、オンラインでの予約ができません。混雑時には行列ができるので、時間に余裕をもった訪問をおすすめします。
名称 | ラウンドタワー |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Nørreport駅より徒歩4分 |
料金 | 60DKK(約1,320円) |
07|フレデリック教会
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フレデリック教会は、18世紀に建設が始まり、約150年の歳月を経て1894年に完成した壮麗な教会です。大理石をふんだんに使用したバロック建築から、「大理石教会」の愛称で親しまれています。
外観では、北欧最大級の規模を誇る、直径約31mの銅緑色のドームが印象的。内部には繊細な装飾やステンドグラスが施され、荘厳な雰囲気に包まれています。特に、日曜礼拝や特別な行事でのオルガン演奏は、幻想的な音色が響き渡り、心が洗われるようなひとときを味わえるでしょう。
内部は無料で見学できますが、塔に登って貴重な内部空間を堪能したり、ビュースポットとして人気のドーム頂上から絶景を楽しんだりしたい方には、有料ツアーへの参加がおすすめです。なお、有料ツアーは事前予約ができないため、時間に余裕をもって訪れましょう。
名称 | フレデリック教会 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Marmorkirken駅より徒歩2分 |
料金 | 無料
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08|デンマーク国立博物館
デンマーク国立博物館は、18世紀中頃に建てられたロココ様式のプリンス宮殿を改装して設けられ、1892年に開館しました。
デンマーク最大の博物館であるこの施設は、旧石器時代から20世紀に至るまでの幅広い展示を通じて、デンマークの歴史を深く知ることができます。特に、バイキング時代の船や装飾品、武具は保存状態が良好で、力強さと美しさを兼ね備えた展示が圧巻です。
ミニバイキング船や木馬など、遊びながら学べる子ども向け体験コーナーも充実。さらに、日本ではなかなか触れられない、世界一の規模を誇るグリーンランド関連コレクションも見逃せません。
名称 | デンマーク国立博物館 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Rådhuspladsen駅より徒歩8分 |
料金 | 140DKK(約3,080円) |
09|コペンハーゲン市庁舎
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コペンハーゲン市庁舎は、高さ約105mの塔を持つ、コペンハーゲンの象徴的な建物です。中世デンマーク様式とルネサンス様式を組み合わせた壮麗な建築が特徴。この塔より高い建物の建設が禁じられており、そのため歴史的な市街の景観は今も大切に保たれています。
館内には童話作家アンデルセンの像や精巧な天文時計があり、見どころ満載。ガイドツアーに参加すれば、華やかな会議室や繊細な装飾をじっくり堪能でき、文化と建築を深く感じる貴重な体験が得られるはずです。
さらに、コペンハーゲン市庁舎は市政の中枢として、政治的決定や重要な行事が行われる場所でもあります。そのため、建物自体が市民生活の中心に位置し、都市の歴史や社会に深く関わる重要な役割を果たしていることも、魅力のひとつと言えるでしょう。
名称 | コペンハーゲン市庁舎 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Rådhuspladsen駅より徒歩3分 |
料金 | 無料(一部の立ち入りのみ可能)
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10|人魚姫の像
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人魚姫の像は、アンデルセンの童話「人魚姫」の主人公を象徴するブロンズ像です。わずか1.25mの可愛らしい姿ながらも、岩に座る物憂げな表情は多くの人々を惹きつけ、人気のフォトスポットとなっています。
1913年に設置されて以来、幾度となく損壊がありましたが、その都度丁寧に修復され、現在も大切に保存されています。
像は岸壁から数メートル沖合に位置していますが、干潮時には歩いて近づくことも可能です。間近で鑑賞したい場合は、潮汐情報を確認できる「Copenhagen Port潮見表」などのサイトを参考にしてみてください。
名称 | 人魚姫の像 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Østerport駅より徒歩16分 |
料金 | 無料 |
コペンハーゲンの隠れた魅力!穴場観光スポット3選
コペンハーゲンは、美しい運河や旧市街などの観光地が定番ですが、少し足を伸ばせば、静かに心を打つ穴場スポットも存在します。
ここでは、そんなコペンハーゲンの隠れた魅力を堪能できる3つのスポットをご紹介。幻想的なアート施設、天へと伸びる独創的な教会、歴史ある墓地公園など、訪れるだけで旅の深みが増す場所を厳選しました。ぜひ、旅のプランに加えてみてはいかがでしょうか。
01|システアナ
システアナは、1850年代に建設されたコペンハーゲンの上水道の地下貯水槽を、後にアート施設として改装した場所です。
地下空間では、鍾乳洞のように並んだ柱の間に水が張られ、間接照明と音の反響が幻想的な雰囲気を醸し出しています。光や音を駆使した現代アートが展示され、非日常的な体験を楽しめる没入型のアート鑑賞ができるでしょう。
施設はコペンハーゲン西部のフレデリクスベア公園内に位置しています。園内にあるコペンハーゲン動物園やフレデリクスベア宮殿とあわせて訪れるのもおすすめです。
名称 | システアナ |
住所 | |
アクセス | バス停Zoologisk Haveより徒歩4分 |
料金 | 120DKK(約2,640円) |
02|グルントヴィークス教会
グルントヴィークス教会は、美術館のような独特なデザインが特徴のプロテスタント教会です。
壮麗な外観は、約600万枚のレンガを使った左右対称のファサードと、中央にそびえる高さ49mの鐘楼によって作り上げられています。内部に足を踏み入れると、高い天井から差し込む自然光と優しく響くオルガンの音色が一体化し、神聖な雰囲気に包まれるでしょう。
教会はコペンハーゲン北部に位置しており、市中心部からは少し離れていますが、公共交通機関で簡単にアクセス可能です。移動時間を短縮したい場合は、タクシーの利用をおすすめします。
名称 | グルントヴィークス教会 |
住所 | |
アクセス | Emdrup St.駅より徒歩13分 |
料金 | 無料 |
03|アシステンス墓地
アシステンス墓地は、コペンハーゲン最大の墓地公園です。敷地内には整備された散策路があるほか、哲学者キルケゴールや童話作家アンデルセンをはじめ、多くの著名人が埋葬されています。
訪れる際は、まず広大な園内を効率よく巡るために、事前に案内図をチェックするのがおすすめです。案内図やツアー情報は、公式サイトやインスタグラムで確認できます。
園内では、スマートフォンアプリ「StoryHunt」を使った無料の音声ガイドツアーを実施。15の墓所を巡りながら、埋葬されている著名人の生涯や背景を学ぶことができます。また、ノアブロ地区を巡る自転車ツアーの立ち寄り地でもあり、地域の歴史や文化を感じながら、効率よく周辺の見どころを楽しめるでしょう。
名称 | アシステンス墓地 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Nuuks Plads St.より徒歩5分 |
料金 | 無料 |
「観光の終焉」とは?コペンハーゲン流・旅のスタイル

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コペンハーゲンでは「観光の終焉(End of Tourism)」を掲げ、住民と旅行者がともに心地よく過ごせる街づくりを進めています。この動きが本格化したのは、パンデミックを機に地域と観光の関係性を見直す動きが高まったことがきっかけです。
観光を「地域に合わせてもらうもの」から「地域と一緒に作っていくもの」へとシフト。大量消費型の観光ではなく、暮らすように旅を楽しむスタイルが歓迎されているのが、今のコペンハーゲンです。
とはいえ、「旅行者は来ないでほしい」ということではありません。むしろ、地元の文化や暮らしを感じながら、ゆっくりと滞在してもらえたら嬉しい——そんな前向きなメッセージが込められています。
市内には、地元のカフェやデザインショップ、趣ある小さな博物館などが点在し、散策の途中でふらりと立ち寄れるのも魅力。人気の観光スポットをめぐったあとは、街の日常に寄り添い、ローカルな空気を感じてみてはいかがでしょうか。
理想のコペンハーゲン旅行へ!おすすめ観光スポットを訪れよう
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本記事では、コペンハーゲンの観光スポット13選をご紹介しました。コペンハーゲンは、どの季節に訪れても魅力が尽きることなく、短期間でも十分に楽しめる場所が詰まっています。ぜひ、この記事を参考にして、理想のコペンハーゲン旅行を計画してみてください!
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