【ウィーン観光】おすすめ有名スポットランキング13選!

ウィーン観光のコツ!滞在日数は何日?
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滞在日数は最低でも3日あると、ウィーンの多彩な魅力をしっかり味わえます。余裕があれば、メルク修道院やバーデンなどの近郊エリアにも足を延ばして、さらに充実した旅を計画してみてはいかがでしょうか。
市内の主な移動手段は、地下鉄やトラム、バスがあります。見どころ同士が比較的近いため、エリアごとに観光計画を立て、近隣のスポットをまとめて巡ると効率的です。
< モデルプラン >
1日目 | シュテファン大聖堂 - ホーフブルク宮殿 - アルベルティーナ美術館 - オーストリア国立図書館 - ウィーン国立歌劇場 |
2日目 | シェーンブルン宮殿 - ベルヴェデーレ宮殿 - ウィーン美術史博物館 - カールス教会 |
3日目 | フンデルトヴァッサーハウス - シュピッテルベルク - ウィーン市庁舎 - カーレンベルク山 |
4日目 | メルク修道院とヴァッハウ渓谷日帰り|世界遺産「メルク修道院」見学し、ドナウ川クルーズでブドウ畑が広がる渓谷へ ※ウィーン・メルク修道院間|鉄道で片道約1時間 |
5日目 | バーデン・バイ・ウィーン日帰り|歴史ある温泉街を散策し、ベートーヴェンハウスやワイナリーを見学 ※ウィーン・バーデン間|鉄道で片道約30分 |
観光スポットと合わせて、ウィーンの費用について詳しく知りたい方は、以下の記事もおすすめです。航空運賃やホテル費用、食費、観光費などについて具体的な金額を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
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ウィーンで必ず訪れたい!観光スポットランキング10選
ウィーンには、華麗な宮殿や音楽の歴史が刻まれた街並みなど、多彩な見どころが点在しています。限られた日程で効率よく巡るには、訪れたい場所を事前に絞っておくのがおすすめです。
ここでは定番の観光スポット10選を紹介。それぞれの魅力や訪問時の注意点もまとめているので、旅行計画の参考にしてください。
01|シェーンブルン宮殿
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シェーンブルン宮殿は、ハプスブルク家の夏の離宮として使用されていたバロック様式の宮殿です。17世紀前半に建設が始まり、18世紀に女帝マリア・テレジアの統治下で大規模な改築が行われました。建物と庭園全体が一体となった景観は、ヨーロッパを代表するバロック建築の一つとされ、世界遺産にも登録されています。
建物の外観は「マリア・テレジア・イエロー」と呼ばれる柔らかな黄色が特徴。内部には、全部で1,441室もの部屋があり、約40室が公開されています。ナポレオンが一時滞在した居室や、6歳のモーツァルトが演奏を披露した「鏡の間」など、歴史的に貴重な部屋も見学可能です。各部屋はロココ様式で豪華に装飾されており、かつての皇室の優雅な暮らしぶりを感じ取ることができるでしょう。
なお、チケットは時間制となっており、現地購入すると数時間待ちになる場合もあるので、公式サイトでの事前予約をおすすめします。
スポット名 | シェーンブルン宮殿 |
住所 | |
アクセス | バス停Schloß Schönbrunnより徒歩1分 |
料金 | €34(約5,780円) |
02|シュテファン大聖堂
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シュテファン大聖堂は、ウィーンのシンボルとされるカトリックの大聖堂です。12世紀に建設が始まり、幾度となく戦火に見舞われながらも、そのたびに市民の力で再建されてきました。ハプスブルク家の歴代君主が眠る場所であり、モーツァルトの結婚式や葬儀が行われたことでも知られています。
外観は、高さ約137mの南塔と、23万枚もの瓦で彩られたモザイク屋根が特徴。聖堂内部には荘厳な祭壇やステンドグラスが配され、静謐な空気に包まれています。南塔には343段の階段が設けられ、展望台まで登るとウィーン市街や遠くアルプスの山並みまで見渡すことが可能です。
現在も宗教施設としての役割を担い続けており、ミサやコンサートが定期的に開催されています。訪問の際は静粛を心がけ、祈りの場としての敬意を払いながら、その壮大な歴史を体感してみてください。
スポット名 | シュテファン大聖堂 |
住所 | |
アクセス | バス停Stephansplatz Uより徒歩1分 |
料金 | 無料 ※有料エリア
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03|ホーフブルク宮殿
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ホーフブルク宮殿は、13世紀から約640年にわたり歴代ハプスブルク家の居城として使われてきた歴史的な建造物です。長い年月の中でたびたび増改築が行われたため、ゴシックやルネサンスといった複数の建築様式が取り入れられています。
現在、宮殿内では主に3つの施設が公開中。「銀器コレクション」では豪華絢爛な食器類が並び、当時の宮廷文化の一端を垣間見れます。また、「皇帝の部屋」では、皇帝の日常を再現した空間が広がり、その優雅な暮らしぶりを感じられるでしょう。
そして、「シシィ博物館」では、皇后エリーザベトが愛用した品々や肖像画を通じて、波乱に富んだ生涯を紹介。これらの展示を巡ることで、ハプスブルク帝国の強大な権威と、皇帝一家の私的な横顔を知ることができます。
その他、広大な敷地内には、国立図書館やアルベルティーナ美術館といった見どころが満載。事前に見学ルートを決めておき、効率良く回ることをおすすめします。
スポット名 | ホーフブルク宮殿 |
住所 | |
アクセス | トラムBurgring駅より徒歩3分 |
料金 | €20(約3,400円) |
04|ベルヴェデーレ宮殿
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ベルヴェデーレ宮殿は、18世紀にオーストリア帝国の英雄オイゲン公が夏の離宮として建設したバロック様式の宮殿です。迎賓館などで使われた上宮、住居として用いられた下宮の2つの建物で構成されています。
現在、上宮は、クリムトやシーレといった画家の作品を多数収蔵する、近代オーストリア絵画の美術館として知られる存在です。中でもクリムトの代表作「接吻」は、繊細な筆致と装飾性の高さが際立つ名作です。
一方、下宮では、かつての華やかな内装の中でバロック美術の特別展を開催。宗教画や神話画などを通して、当時の美術思想や表現の豊かさをじっくりと味わえます。
2つの宮殿を結ぶフランス式の庭園は、バロック造園技術の最高峰ともいわれる壮麗な空間。噴水や花壇が左右対称に配置され、幾何学的な美しさを演出しています。上宮の前には「鏡の池」があり、宮殿のファサードを水面に映し出す光景も印象的です。
スポット名 | ベルヴェデーレ宮殿 |
住所 | |
アクセス | トラムSchloss Belvedere駅より徒歩2分 |
料金 |
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05|ウィーン美術史博物館
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ウィーン美術史博物館は、ハプスブルク家が数世紀にわたって収集した膨大な美術品を展示する美術館です。皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の命により、1891年に開館しました。
エントランスホールを抜けると、ラファエロ、フェルメールなど、巨匠による名画が展示され、見応えのある空間が続きます。中でも、「バベルの塔」や「雪中の狩人」などの傑作が並ぶ、世界最大級のブリューゲル・コレクションは見逃せません。また、ネオルネサンス様式の外観や大理石を用いた館内の装飾、クリムトが手掛けた壁画など、建物自体の芸術性も大きな魅力です。
また、館内には「世界で最も美しいカフェ」とも称される併設のカフェがあります。吹き抜けのドーム天井や大理石の床、金の装飾、フレスコ画が織りなす宮殿のような内装が特徴。ウィーン風アップルストゥルーデルなど、名物デザートを味わいながら、ウィーンのコーヒー文化を堪能してみてはいかがでしょうか。
なお、館内の展示スペースは約60,000㎡の広さがあり、すべてを丁寧に見るには半日ほどかかることもあります。限られた時間で訪れる場合は、目的の作品を事前に絞っておくのがおすすめです。
スポット名 | ウィーン美術史博物館 |
住所 | |
アクセス | トラムBurgring駅より徒歩4分 |
料金 | €21(約3,570円) |
06|ウィーン国立歌劇場
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ウィーン国立歌劇場は、「オペラの殿堂」とも称される、世界屈指の歌劇場です。ハプスブルク帝国の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の命により建設が始まり、1869年にこけら落としが行われました。第二次世界大戦の空襲で甚大な被害を受けましたが、戦後に市民の支援を受けて再建され、1955年に再びその幕を開けています。
世界最多とも言われる上演レパートリーを誇り、オペラやバレエは年間を通じてほぼ毎晩開催。クラシック音楽の都ウィーンを象徴する劇場として、多くの観客を惹きつけています。
館内は、大理石の優美な階段や、金箔と深紅の装飾が施された客席が広がり、かつての宮廷文化の華やかさを今に伝える空間です。日中にはガイドツアーが実施されており、舞台裏や皇帝専用の観覧室など、通常は立ち入ることのできないエリアの見学もできます。
スポット名 | ウィーン国立歌劇場 |
住所 | |
アクセス | トラムOper, Karlsplatz U駅より徒歩2分 |
料金 | 日本語ガイドツアー|€15(約2,550円) |
07|オーストリア国立図書館
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館内でひときわ目を引くのが、18世紀初頭に建てられたバロック様式の大閲覧室「プルンクザール」。天井高約30mの大広間にはフレスコ画が描かれ、壁面には約20万冊の古書が整然と並びます。金の装飾が随所に施され、大理石の柱が重厚な雰囲気を引きたてる造りは、ハプスブルク家の知と権威の象徴といえるでしょう。
館内には、オーストリア歴史館、文学博物館、地球儀博物館など、多彩な展示施設も併設。文献や資料を通じて、ウィーンの文化を多角的に学ぶことができます。
スポット名 | オーストリア国立図書館 |
住所 | |
アクセス | バス停Albertinaplatzより徒歩2分 |
料金 | 11€(約1,870円) |
08|ウィーン市庁舎
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ウィーン市庁舎は、19世紀後半に建てられたネオゴシック様式の建築物です。外観は、高さ約98mの塔を中心に、繊細な装飾とアーチが連なる圧倒的な存在感。その荘厳な姿は、ウィーンの歴史と文化を象徴する建物の一つです。
市庁舎のガイドツアーでは、議場やシャンデリアが輝く式典用ホールなど、市政の舞台を間近に見学できます。議会開催中やイベント時にはツアーが中止になることもあるので、事前に公式サイトでご確認ください。
また、市庁舎公園が隣接しており、市民の憩いの場として親しまれています。公園内では、冬の華やかなクリスマスマーケットや夏の野外映画祭など、年間を通じて多彩なイベントが開催されるのも魅力です。
スポット名 | ウィーン市庁舎 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Rathaus駅より徒歩4分 |
料金 | ガイドツアー|無料 ※月曜日、水曜日、金曜日の午後1時(日本語非対応) |
09|カールス教会
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カールス教会は、18世紀に皇帝カール6世の命によって、ペスト終息の祈願を目的として建てられた教会です。現在では、建築美と歴史的背景の両面から高く評価され、ウィーンを代表する宗教建築の一つとされています。
バロック様式の外観は、大きなドームと2つの巨大な円柱が特徴。円柱はローマのトラヤヌス帝記念柱を模したもので、聖人カール・ボロメウスがペストを鎮める物語が刻まれています。内部には、金色の装飾や壮大なフレスコ画が豪華絢爛に施され、その美しさは息をのむほどです。
また、専門のオーケストラ「Orchestra 1756」によるクラシックコンサートが頻繁に開催されています。伝統ある教会で、モーツァルトの「レクイエム」やヴィヴァルディの「四季」など、名曲を中心としたプログラムを堪能してみてはいかがでしょうか。演奏スケジュールは「Orchestra 1756」の公式サイトで確認できます。
スポット名 | カールス教会 |
住所 | |
アクセス | バス停Schwarzenbergplatzより徒歩3分 |
料金 | €9.5(約1,615円) |
10|アルベルティーナ美術館
アルベルティーナ美術館は、グラフィックアートと近現代美術を中心に展示する美術館です。約6万5千点の素描と100万点を超える版画などを収蔵しており、ヨーロッパでも屈指のコレクション規模を誇ります。
なかでも、アルブレヒト・デューラーの「野うさぎ」をはじめとする繊細な水彩画は必見です。さらに、モネ、クリムト、ピカソなど、近現代を代表する画家の作品も多数展示されており、世界的な名作に出会えるでしょう。
美術館が入る建物も見どころの一つ。18世紀にハプスブルク家の宮殿として建てられ、館内には当時の優雅な生活様式を物語る内装が保存されています。2003年には建築家ハンス・ホラインによる金属製の屋根が加わり、歴史ある宮殿と現代的なアクセントの対比も印象的です。
スポット名 | アルベルティーナ美術館 |
住所 | |
アクセス | バス停Albertinaplatzより徒歩1分 |
料金 | €9(約1,530円)~ |
ウィーンの隠れた魅力!穴場観光スポット3選
シェーンブルン宮殿やシュテファン大聖堂をはじめ、壮麗な宮殿や美術館で名高いウィーン。定番の観光地も魅力的ですが、市内にはあまり知られていない名所も点在しています。
ここでは、そんなウィーンの意外な一面を感じられる穴場スポットを3か所ご紹介。カラフルで個性的な建築や石畳の趣ある小路など、旅の幅が広がる場所ばかりです。さまざまなスポットを厳選したので、興味に合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。
01|フンデルトヴァッサーハウス
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外観は、直線を避けた自由なフォルムとカラフルさが特徴です。特に、すべて異なる形で配置された窓や、色とりどりのタイルを使った曲線的な装飾は、独創的な美しさを印象づけます。屋上には草木が植えられており、自然との共存を大切にする建築理念が感じ取れるでしょう。
建物内は住民が生活しているため見学できませんが、1階にはギフトショップがあり、オリジナルグッズなどの購入が可能です。
また、建物前の広場にも、左右非対称の噴水や曲面を取り入れたデザインが施され、フンデルトヴァッサーの世界観を体感できます。
スポット名 | フンデルトヴァッサーハウス |
住所 | |
アクセス | トラムHetzgassei駅より徒歩2分 |
料金 | 無料 |
02|シュピッテルベルク
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シュピッテルベルクは、18世紀から19世紀にかけて建てられた歴史的建造物が立ち並ぶエリアです。もともとウィーン郊外の小さな村として発展し、19世紀後半にウィーン市へ編入されました。その後は、職人や芸術家が多く集う地域となり、創造的な文化が息づく拠点として知られています。
石畳の道沿いには、個性的なブティックやアートギャラリー、ハンドメイドの雑貨店、カフェなどが点在。地元に根差したホイリゲやレストランも多く、シュニッツェルなどの本場のウィーン料理やオーストリア産ワインを堪能できます。
中心部の喧騒から少し離れた立地のため、静かな環境で街歩きを楽しめる点も魅力です。ウィーンの素顔を感じられる穴場の散策コースとして、旅程に加えてみてはいかがでしょうか。
スポット名 | シュピッテルベルク |
住所 | |
アクセス | トラムStiftgasse駅周辺 |
料金 | 無料 |
03|カーレンベルク山
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山頂には19世紀に建てられた教会があり、そこから広がるのは、ドナウ川や旧市街、遠くアルプス山脈に至るまでの眺望。特に夕方には、市街が茜色に染まる光景が広がり、いつまでも眺めていたくなる美しさです。展望エリアには、レストランやカフェも設けられています。
周囲には散策路も設けられており、ブドウ畑の広がる風景の中でのハイキングもおすすめです。山での時間を満喫した後は、麓にある伝統的なホイリゲで、地元のワインや料理を味わってみてはいかがでしょうか。
スポット名 | カーレンベルク山 |
住所 | |
アクセス | バス停カーレンベルクより徒歩7分 |
料金 | 無料 |
理想のウィーン旅行へ!おすすめ観光スポットを訪れよう
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本記事では、ウィーンの観光スポット13選をご紹介しました。ウィーンは、どの季節に訪れても魅力が尽きることなく、短期間でも十分に楽しめる場所が詰まっています。ぜひ、この記事を参考にして、理想のウィーン旅行を計画してみてください!
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