【カンボジア|プノンペン観光】おすすめ有名スポットランキング13選!

プノンペン観光のコツ!滞在日数は何日?
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滞在日数は最低でも3日以上あると、プノンペンの魅力をしっかり堪能できるでしょう。余裕があれば、ウドンやテ・タックプッ温泉などの近郊エリアにも足を延ばすと、より充実した旅を楽しめます。
市内の主な移動手段は、タクシーやトゥクトゥク、バイクタクシーなどがあります。見どころ同士が比較的近いため、エリアごとに観光計画を立て、近隣のスポットをまとめて巡ると効率的です。
< モデルプラン >
1日目 | 王宮‐シルバーパゴダ‐ワット・プノン‐独立記念塔 |
2日目 | セントラルマーケット‐プノンペン国立博物館‐メコン川 |
3日目 | トゥルースレン虐殺博物館‐キリング・フィールド‐シソワットキー |
4日目 | ウドン日帰り|かつての王都で古代遺跡群を見学 ※車をチャーターして行くのがおすすめ |
5日目 | テ・タックプッ温泉日帰り|自然湧出の温泉で足湯を堪能 ※車をチャーターして行くのがおすすめ |

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プノンペンで必ず訪れたい!定番観光スポット10選
プノンペンには、王宮や歴史博物館、煌びやかな寺院など、多彩な見どころがあります。有名なスポットだけでも数多くあるため、効率よく巡るには、事前に興味のある場所をピックアップし、計画を立てておくことが大切です。
ここでは、プノンペン観光の定番スポット10選を紹介します。それぞれの魅力や訪問時の注意点もまとめているので、旅行計画の参考にしてください。
01|ワット・プノン
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ワット・プノンは、プノンペンの街の名の由来となった寺院です。1373年、ペン夫人という女性が川で発見した4体の仏像を祀るために、標高27mの丘の上に建立したと伝えられています。
本堂へと続く階段の手すりに施されているのは、仏教やヒンドゥー教で神聖視される七頭の蛇神ナーガの彫刻。カンボジアの寺院でよく見かける装飾で、寺院を邪悪なものから守る守護神として重要な役割を担っています。
本堂に入ると、中央には黄金色の大仏が鎮座し、仏陀の生涯やジャータカ物語が描かれている壁画が見どころです。仏教の教えを視覚的に表現しており、仏陀の精神や教えを理解するためのヒントになるでしょう。また、本堂の裏手には仏塔が建っており、クメール王朝の王であったポンヘヤ・ヤット王の遺骨が納められています。
プノンペンで最も高い場所に位置するため、市街地やトンレサップ川、王宮の屋根などが一望できるのも魅力。特に夕暮れ時は、トンレサップ川に沈む夕日が街並みを照らし、王宮の金色の屋根が輝いて見える絶景スポットとして人気です。
スポット名 | ワット・プノン |
住所 | |
アクセス | 王宮から車で約10分 |
料金 | 1US$(約147円) |
02|王宮
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王宮は、カンボジア国王の公邸であり、国の重要な儀式や外交行事が行われる場所です。広大な敷地内には、国王の住居であるケマラリン宮殿や、ナポレオン3世の妻から贈られたフランス建築物などが点在。現在は、敷地の一部のみが一般公開されています。
なかでも注目すべきは、高さ59mの尖塔を持つ即位殿。クメール式の屋根には精緻なレリーフが施され、壁一面には仏像が配置されています。一方で、白い円柱が並ぶ様子や、正面には狛犬風の馬の彫り物が見られるなど、東西の建築様式が組み合わされているのが印象的です。
見学は、8:00〜11:00と14:00〜17:00の2部制です。なお、訪れる際は、肌の露出の少ない服装を心がけ、帽子を脱ぐなどの配慮が求められます。
スポット名 | 王宮 |
住所 | |
アクセス | ワット・プノンから車で約10分 |
料金 | 10US$(約1,477円)※シルバーパゴダとセット |
03|シルバーパゴダ
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シルバーパゴダは、19世紀後半から20世紀初めにかけて、王室の菩提寺として建立された仏教寺院です。床に5000枚以上の銀のタイルが敷き詰められていることから「銀寺」という意味で、シルバーパゴダと呼ばれています。
寺院内には、9,584個ものダイヤモンドが散りばめられた純金の仏像が安置され、光を反射して輝く様子は圧巻です。また中央には、一つの翡翠で彫刻された仏像が鎮座しており、カンボジア王室の威厳を物語る貴重な文化財となっています。
寺院を囲む回廊に約642mにわたって描かれている、インドの古典叙事詩「ラーマヤナ」の壁画も見どころの一つ。戦闘や儀式の様子、さらには登場人物一人ひとりの表情や装飾品まで精緻に表現されており、当時の美術技法の高さを感じられます。
なお、内部では写真撮影が禁止されているため、カメラやスマートフォンの使用は控えましょう。
スポット名 | シルバーパゴダ |
住所 | |
アクセス | 王宮に隣接 |
料金 | 10US$(約1,477円)※王宮とセット |
04|プノンペン国立博物館
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プノンペン国立博物館は、カンボジア各地から収集されたクメール遺跡の石像や美術品が展示されている博物館です。館内には、4世紀から13世紀にかけての、アンコール期を中心とした約14,000点の貴重な美術品が収蔵されています。展示は年代順に整理されており、クメール芸術の変遷を追いながら鑑賞することが可能です。
なかでも、高さ1m超えのブロンズ「横たわるヴィシュヌ神」や腕のない「ジャヤヴァルマン7世」の像などは必見。バンテアイチュマールの盗掘から救出された「千手観音」の彫刻などと共に、国宝級の作品となっています。これらの展示品はケースに入っていないため、間近で細部まで鑑賞できるのも魅力です。
館内では、有料の日本語オーディオガイドが利用できるため、展示物の理解を深めるのに役立つでしょう。
スポット名 | プノンペン国立博物館 |
住所 | |
アクセス | 王宮から徒歩約5分 |
料金 |
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05|トゥルースレン虐殺博物館
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トゥルースレン虐殺博物館は、ポル・ポト政権による政治的迫害の実態を伝える歴史博物館です。元々は高校でしたが、反革命分子とみなされた人々を拷問するための施設に改造されました。ここには、1975年から1979年の間に約14,000〜20,000人が収容されたと言われています。そして、そのうちの12,000人以上が拷問を受けた後、処刑されました。
現在残る4棟の建物では、当時のまま保存された尋問室や独房、鉄製のベッドなどが展示されています。また、収容者たちの写真や拷問道具、拷問の様子を描いた絵に加え、奇跡的に生き延びた人々の証言をまとめた書籍も閲覧可能です。これらは当時の悲惨な状況をより深く理解するための貴重な資料となっています。
展示物が豊富なので、見学に要する時間はおよそ2時間です。なお、館内では有料の日本語オーディオガイドが利用できます。
スポット名 | トゥルースレン虐殺博物館 |
住所 | |
アクセス | 王宮から車で約15分 |
料金 |
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06|独立記念塔
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独立記念塔は、フランス支配からの独立を記念して1958年に建てられたモニュメントです。高さ約37mの赤褐色の塔で、アンコールワットの中央塔を模して造られており、蓮の蕾をかたどったデザインが特徴的。旧100リエル紙幣にも描かれており、プノンペンのシンボル的存在となっています。
また、独立記念日には毎年パレードや式典が行われ、戦争で亡くなった人々を弔う重要な役割も果たしている場所です。
訪問におすすめなのは、夕方から夜にかけての時間帯。日没後には、塔がカンボジアの国旗を表す赤、白、青の照明でライトアップされ、夜空に浮かび上がる姿を楽しめます。
周辺は広い公園となっており、朝から晩まで地元の人々が散歩したり、のんびりくつろいでいる姿が見られます。
スポット名 | 独立記念塔 |
住所 | |
アクセス | 王宮から徒歩約15分 |
料金 | 無料 |
07|セントラルマーケット
Unsplash ※画像はイメージです
セントラルマーケットは、1937年に建設されたカンボジアを代表する屋内市場の一つです。中央のドームから放射状に広がるアールデコ様式の建物が印象的。市場内では、日用品から宝飾品、衣料品、食品まで、多彩な品物がびっしりと並べられています。
カンボジアならではのお土産を探すなら、中央エリアがおすすめです。カンボジア伝統のクロマーやアクセサリーなど、質の高い工芸品が売られています。値札のない商品も多いため、気になるアイテムを見つけたらまずは値段交渉をしてみましょう。
市場内は一日を通して活気にあふれていますが、特に朝は地元の人々が新鮮な食材を求めて集まるので、より一層賑わいます。ローカルな雰囲気を味わいたいなら午前中の訪問がおすすめです。
スポット名 | セントラルマーケット |
住所 | |
アクセス | 王宮から車で約15分 |
料金 | 無料 |
08|キリング・フィールド
Unsplash ※画像はイメージです
キリング・フィールドは、ポル・ポト政権下で行われた大量虐殺の現場の一つです。1975年から3年間にわたり、約2万人もの人々がこの場所で命を奪われました。現在は慰霊施設となっており、発見された約9000体の頭蓋骨や遺骨が慰霊塔内のガラスケースに安置されています。
「キリングツリー」と呼ばれる木の展示があり、そこは、かつて赤ん坊を母親の目の前で木に打ち付けて殺害するために使用されていた場所でした。キリングツリーの近くには、犠牲者が埋められた穴が今も残されており、その痕跡が歴史の悲劇を伝えています。
入場料には音声ガイドが含まれており、日本語ガイドも利用可能です。解説を聞きながらじっくり展示を見て回る場合、見学には約2時間ほどかかります。
スポット名 | キリング・フィールド |
住所 | |
アクセス | プノンペン中心地から車で約30分 |
料金 | 3US$(約443円) |
09|シソワットキー
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シソワットキーは、トンレサップ川沿いに約3㎞にわたって続く遊歩道エリアです。フランス統治時代のコロニアル建築が多く残る傍ら、遊歩道にはヤシの木がずらりと立ち並び、歴史と南国情緒が組み合わさった雰囲気が漂います。
訪問におすすめの時間帯は、夕方から夜にかけてです。夕方になると、サッカーをする子どもたちや夕涼みをする家族連れ、物売りなどが集い、活気に満ちています。
また、川沿いのレストランやバーに灯りがともり、ライトアップされた景色を眺めながら食事を楽しむのもおすすめです。人気メニューは、地元のシーフードを使った「アモック」や焼き肉、スパイシーなサンバルソースを使った料理など。またバーでは、カンボジア産のアンコールビールやカクテルを味わってみてはいかがでしょうか。
スポット名 | シソワットキー |
住所 | |
アクセス | 王宮から徒歩約2分 |
料金 | 無料 |
10|メコン川
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メコン川は、東南アジア5カ国を流れる、全長約4,350kmの国際河川です。カンボジアの人々の生活と深く結びついており、重要な交通手段や漁業の拠点になっています。
メコン川の観光の中で特に人気が高いのは、川上からプノンペンの街並みを一望できるリバークルーズ。クルーズの種類は、目的や予算に応じて選ぶことが可能です。
例えば、「カニカボート」では、1人8US$から参加できるサンセットクルーズが人気。茶褐色のメコン川と青みがかったトンレサップ川の水が流れる「二色の川」の合流点を見られるのも、この場所ならではのハイライトです。
また、ディナークルーズでは、王宮の金色の尖塔が水面に水面に揺らめく姿など、ライトアップされた景色を堪能できます。夜風に吹かれながら、西洋料理やクメール料理、BBQなどの食事ができる、贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
スポット名 | メコン川 |
住所 | |
アクセス | プノンペンからすぐ |
料金 | 無料 |
プノンペンの隠れた魅力!穴場観光スポット3選
歴史や文化を色濃く感じられる観光地が数多く存在するプノンペン。定番スポットも魅力的ですが、せっかくならガイドブックに載っていないような隠れた名所を巡るのもおすすめです。
ここからは、プノンペンの穴場スポットを3つご紹介します。異国情緒漂うエリアやプノンペン市街地を一望できるバーなど、多様なスポットを厳選したので、興味に合わせて訪れてみてください。
01|【バサック・レーン】個性的なバーが立ち並ぶ細い路地
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バサック・レーンは、トンレバサック通りの裏手に伸びる幅2mほどの細い路地に、個性的なバーやカフェが集まる新興エリアです。現在も店舗が増え続けており、「プノンペンで最も話題のエリア」として、観光客はもちろん地元住民からも注目されています。
日中は比較的静かな雰囲気の中、カフェ巡りや散策を楽しむ人々の姿が見られますが、夜になるとその様子は一変。店先から流れるジャズやポップスが路地に響き渡り、テラス席からはお酒を片手に談笑する声が聞こえてきます。
バサック・レーンの魅力は、個性豊かな店舗の数々です。例えば、図書館をイメージしたカフェや、アートにこだわった店など、ユニークなコンセプトの店舗が並びます。さらに、カジュアルな立ち飲みスタイルの屋台風店舗もあり、おしゃれな夜のひとときを過ごすにはぴったりのスポットです。
スポット名 | バサック・レーン |
住所 | |
アクセス | 独立記念塔より徒歩約8分 |
料金 | 無料 |
02|【BKK1地区】異国情緒漂う洗練されたエリア
Unsplash ※画像はイメージです
BKK1地区は、シアヌーク大通り、マオツェトン大通り、ノロドム大通り、モニボン大通りに囲まれたエリアです。大使館やインターナショナルスクール、外資系企業などが集中しており、富裕層や外国人駐在員が多く暮らしています。
広々とした並木道沿いには、カフェやセレクトショップなどが立ち並び、日中の散策にぴったり。なかでもこの辺りのカフェはテラス席が多く、のんびり過ごすのにおすすめです。外の風を感じながら、プノンペン定番の甘いコンデンスミルク入りカフェラテを味わってみてはいかがでしょうか。
また夕方から夜にかけては、ルーフトップバーやレストランが賑わいを見せます。和食やイタリアン、中華など、クメール料理以外の選択肢も豊富。カジュアルなローカル食堂から高級レストランまで幅広い価格帯の店が揃っています。
警察の巡回が頻繁にあって治安が良く、街灯もあるので、女性グループでも夜間に安心して過ごせるところもポイントです。
スポット名 | BKK1地区 |
住所 | |
アクセス | 独立記念塔より徒歩すぐ |
料金 | 無料 |
03|【High Ground Sky Bar】パノラマ広がるルーフトップバー
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High Ground Sky Barは、BKK1地区内に位置する高層ビルの屋上にあるバーです。王宮やメコン川を含む市街地のパノラマビューを眺めながら、お酒や食事を嗜むことができます。
夕暮れ時には、夕日が沈むにつれてプノンペンの街並みが徐々にライトアップされていく景色が鑑賞可能です。そして日没後には、現代的なビル群と伝統的な王宮が織りなす幻想的な夜景が目の前に広がります。
料理メニューは、アジア料理や西洋料理を中心に、タパスや牡蠣、チーズプレート、ステーキなどバラエティ豊か。ドリンクも、シグネチャーカクテルをはじめ、ワインやビール、プレミアムウイスキーが取り揃えられています。
事前予約は公式HPから可能ですが、8名以上での利用や個室エリアを希望する場合は、メールでの直接連絡が必要です。
スポット名 | High Ground Sky Bar |
住所 | |
アクセス | 王宮より車で約8分 |
料金 | 飲食代金 |
理想のプノンペン旅行へ!おすすめ観光スポットを訪れよう
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本記事では、プノンペンの観光スポット13選をご紹介しました。プノンペンは、どの季節に訪れても魅力が尽きることなく、短期間でも十分に楽しめる場所が詰まっています。ぜひ、この記事を参考にして、理想のプノンペン旅行を計画してみてください!
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