【ハノイ観光】おすすめ有名スポットランキング13選！

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ハノイ観光のコツ！滞在日数は何日？

ハノイを旅行する場合、最低でも旅行日数が3日ほどあれば主要な観光地を回ることができます。余裕があれば旧家博物館で伝統家屋を見たり、歴史的に意義の深いロンビエン橋を訪れるのもおすすめです。

ハノイ市内の移動手段は、タクシーやバスが便利。現地でポピュラーなバイクタクシーは、料金交渉によるトラブルを避けるため、事前に料金が確定するGrabなどの配車アプリを活用しましょう。

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ハノイで必ず訪れたい！定番観光スポット10選

11世紀にベトナム王朝の都となったハノイは、歴史を感じるスポットが多い街です。河川交通の要衝として栄えた名残が、街中に点在しています。フランスに統治された影響が残る、ヨーロッパ風の建造物も見どころのひとつです。

ここではハノイ観光の定番スポット13選をご紹介。それぞれの魅力や訪問時の注意点をまとめているので、旅行計画の参考にしてください。

０１｜ホーチミン廟

ホーチミン廟は、ハノイの市街中心部にある霊廟です。ベトナムの初代大統領の遺体を保存処理して安置している場所で、観光地というよりは聖域のような雰囲気があります。建国の父であり、国民からはホーおじさんと呼ばれて親しまれているホーチミン。霊廟には、ベトナム全土から数多くの参拝者が訪れます。

1975年に建設された霊廟は、蓮の花をかたどったシンメトリックな様式。シンプルな建築ですが、整然とした佇まいに威厳があります。

霊廟内は露出過多の服装での入場は不可、私語や写真撮影は禁止です。ホーチミンが国民から心から敬愛されていることを忘れず、真摯な気持ちで参拝しましょう。

０２｜一柱寺

一柱寺は、雲仙池に浮かぶ蓮の花を模した仏堂です。1本の柱の上に立つ優美な楼閣は1049年に創建されました。李朝の太宗が蓮華の上で子どもを抱く観音菩薩の夢を見て皇子を授かったことへの感謝として建立されたものです。

現在の建物は1955年に再建されたもので、独特な建築様式と湖面に映る楼閣の美しさから、撮影スポットとしても人気があります。ベトナム有数の名刹として知られ、かつては5,000VND硬貨のデザインにも採用されました。

仏堂内部には8本の手を持つ観音像が安置されており、子宝に恵まれる寺として信仰を集めています。

敷地内に入る際はX線による手荷物検査があり、ライターなどの持ち込みは禁止。境内は狭いため混雑しがちなので、朝8時の拝観開始と同時に訪れるのがおすすめです。

０３｜文廟

文廟は、孔子を祀るために1070年に建立された廟です。1076年にはベトナム初の大学が創設され、700年にわたりエリートを養成してきた学問の聖地として知られています。

現在は博物館として開放されており、李朝時代から続く儒教文化や美術の鑑賞が可能。境内には庭園が配置され、古い学舎の面影を感じながらゆっくりと散策ができます。特に19世紀建立の奎文閣は、ベトナム建築の美しさを代表する傑作です。

また、科挙試験合格者の名が刻まれた82基の石碑群にも注目してみてください。2011年に「ユネスコ世界の記憶」に認定された石碑は、ベトナムが学術の中心地として果たしてきた重要さが伝わります。

儒教思想の中心的なスポットなので、訪問の際は落ち着いた服装を心がけ、静かに見学しましょう。

０４｜タンロン遺跡

タンロン遺跡は、11世紀から19世紀まで続いたベトナム王朝の都があった遺跡群です。「昇竜」を意味するタンロンはハノイの旧称で、1000年の時を超えて今なお発見が続く、まさに生きた歴史の現場と言えるでしょう。

遺跡は、長らく軍事機密として一般人の立ち入りが禁止されていたため、一般公開が始まったのは2005年のこと。2010年のユネスコ世界遺産登録により、その価値が世界に認められました。

見どころは、数々の王朝が重ね築いた宮城跡です。古い城門をくぐり抜けると、かつて皇帝が歩いた石畳の道や宮殿の基礎部分を実際に目にすることができます。また、チケット売り場にある撮影スポットもユニーク。タンロン時代の街並みが再現されたスポットがあり、宮廷衣装のレンタルをしての撮影も可能です。

現在も発掘調査が続いているため、入場制限がかかることもあります。事前に旅行会社や現地観光案内所で確認するようにしましょう。

０５｜ホアンキエム湖

ホアンキエム湖は、ハノイ市街の中心にあり、市民の憩いの場として親しまれている湖です。ホン河の氾濫により形成された三日月湖で、かつてはホン河と繋がっていました。

湖の中央には象徴的な亀の塔がそびえ、朱塗りの橋を渡った先には由緒あるゴックソン祠が佇んでいます。湖畔の緑豊かな景観と歴史的建造物が織りなす風景は、ハノイを代表する撮影スポットです。ジョギングやウォーキングを楽しむ地元の人々に交じって散策すれば、ハノイの日常生活を肌で感じることができるでしょう。

湖の南端から伸びるチャンディエン通りは、観光客にも人気のエリアです。ベトナムコーヒーが味わえるおしゃれなカフェが点在し、休憩にぴったり。また、伝統的な刺繍製品や漆器、シルク製品などのベトナム工芸品を扱うブティックも多く、質の高いお土産選びを楽しめます。

０６｜ハノイ36通り

ハノイ36通りは、11世紀の都市建設とともに発展した職人街です。現在の旧市街の中核を成しており、名前は、かつて36の異なる職業の職人たちがそれぞれの通りに集住していたことに由来します。

最大の特徴は、通りごとに同業種の職人や商人が集まる独特な街づくり。籐製品のハンチエウ通り、シルバーアクセサリーのハンバック通り、提灯のハンマー通りなど、各通りが専門性を持った商店街として機能しています。

伝統工芸品からおしゃれな雑貨、ストリートフードまで、ベトナムの「今」と「昔」が混在する街歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ただし、道幅が狭く車やバイクの交通量が非常に多いため、道路横断時は注意が必要。地元の人の動きに合わせてゆっくりと渡るのがコツです。

０７｜国立歴史博物館

国立歴史博物館は、ベトナムの先史時代から近代までの歴史を知ることができる文化施設です。道路を挟んで2つの建物から構成されており、歴代王朝の華やかな遺品や、近代における独立への変遷を見ることができます。

館内には、国宝20点を含む20万点以上の美術品や書物が所蔵されており、年代を追いながら鑑賞が可能。とくにエリアAの2階にあるチャンパ王国の遺品は、神々の彫刻の美しさで有名です。

エリアBは、フランス植民地時代の建物が博物館となっており、インドシナ様式の傑作。近代の歴史と独立を勝ち取るまでの歴史が、わかりやすく説明されています。

館内でカメラやビデオを使う場合は、入場料とは別に持ち込み料の支払いが必要です。英語オーディオガイドが必要な場合は、パスポートを持参しましょう。

０８｜ハノイ大教会

ハノイ大教会は、19世紀後半に建立されたネオゴシック様式の大聖堂です。フランス統治時代初期の代表的建造物として、パリのノートルダム大聖堂を忠実に模倣した荘厳な外観を誇ります。

建築上の興味深い点は、ヨーロッパの石造建築とは異なり、現地で製造されたレンガとタイルを用いた東南アジア独自の工法を採用していること。これにより、西洋建築の威厳とベトナムの職人技術が組み合わさった唯一無二の建造物となっています。

内部の最大の見どころは、ヨーロッパ様式の壮麗なステンドグラスです。高い窓から差し込む色とりどりの光が、荘厳な雰囲気を演出しています。また、教会内にあるパイプオルガンは、日本の伊丹市から寄贈されたもの。両国友好の象徴をハノイ観光で目にすることができます。

教会では、ミサが毎日開催されるため、観光客の入場が制限されます。そのため、事前にミサの時間を確認するのがおすすめです。また、写真撮影の際は信者への配慮を忘れずに、静寂を保ち、フラッシュの使用は控えましょう。

０９｜ハノイ歌劇場

ハノイ歌劇場は、1911年に完成したフランス統治時代の傑作建築です。

パリのオペラ座をモデルに設計された劇場は、典型的なネオクラシック様式の優美な外観。ハノイ市内でひときわ存在感を放つ人気の撮影スポットになっています。ただし、交通量が多いエリアのため、周囲の安全に注意し、車道に出ないよう気をつけましょう。

現在、内部見学ツアーは実施されていませんが、オペラやベトナム伝統芸能、現代音楽コンサートなどの公演は定期的に開催されています。チケットは歌劇場正面右手の窓口で当日購入可能です。

外観の見学は、昼間だけではなくライトアップされる夜もおすすめ。周辺はレストランやカフェが集中するエリアのため、夜の散策ルートとして立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

１０｜タンロン水上人形劇場

タンロン水上人形劇場は、1,000年以上の歴史を持つベトナム伝統芸能「水上人形劇」の専門劇場です。1969年にハノイ旧市街の中心部に設立され、古典芸能の保存と継承の拠点として重要な役割を果たしています。

水上人形劇の起源は、11世紀にベトナム北部の農民たちが水田や池で祭事を行ったこと。後に宮廷娯楽として発展し、現在では無形文化遺産として大切に受け継がれています。

入場時に日本語パンフレットが無料配布され、各演目の内容を事前に把握することが可能。約50分間の公演では、ベトナムの農村生活、伝説、歴史的な物語が次々と上演されます。

水面を舞台に繰り広げられる人形たちの動きは、シンプルながらも表情豊かでユーモラス。ベトナム伝統楽器の生演奏と歌声に合わせて展開される物語は、言葉がわからなくても、大まかなストーリーは理解できます。

全席指定制ですが、後方席では人形の細かな動きが見えづらいため、公式サイトや旅行会社で、なるべく前方の席を予約するのがおすすめです。

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ハノイの隠れた魅力！穴場観光スポット3選

ハノイは、11世紀に都が置かれて以降、政治や文化の中心として栄えてきました。各王朝の栄華の名残から湖畔の自然、旧市街の賑わいまで、さまざまな景色をコンパクトに散策できます。

ここで紹介するのは、より深くハノイを知るためのおすすめ3つの観光地。穴場の観光スポットを、それぞれの魅力とともに解説します。

０１｜バッチャン

バッチャン村は、ハノイから約30km南東に位置する、700年の歴史を誇るベトナム最大の陶芸の里です。現在も100以上の家族が代々受け継いできた伝統技法で陶器作りを続ける「生きた工芸村」として知られています。

14世紀から続くバッチャン陶器は、ホン河の豊富な粘土と水運を活かして発展しました。伝統的な青花磁器から、現代のライフスタイルに合わせたカラフルな食器や装飾品まで、伝統技法をベースにした多様な作品が生み出されています。

陶器市場での買い物や陶器博物館での歴史解説、400以上の陶器工場での工房見学、陶芸体験など、幅広い楽しみ方が可能。なお、陶芸体験に参加する場合は、粘土で汚れても構わない服装と、作品を持ち帰る際の梱包材を準備しておきましょう。

０２｜旧家博物館

旧家博物館は、ハノイ旧市街に現存する19世紀の伝統的商家を保存・公開した文化施設です。中国建築とベトナム建築の特徴を併せ持つ民家は、通りの名前から「マーマイの家」と呼ばれています。

2階建ての家屋内部は、当時の生活空間がほぼ完璧に保存されており、当時の富裕商人のリアルな生活文化を見学することが可能。ベトナムの伝統的な「管状住宅」の典型例として、採光と通風を工夫した中庭の設計が見どころです。

また、黄土色の壁と漆黒の木材のコントラストが美しく、特に中庭から見上げる天井の格子模様や、手彫りの装飾が施された柱や梁など、ベトナム伝統建築の粋が随所に感じられます。

さらに、防寒・防暑に配慮した高い天井と風通しの良い機能美に、年月を重ねた木製家具のレトロな趣が加わり、まるでアジアンカフェのような空間を演出。フォトジェニックな撮影スポットとして訪れるのもおすすめです。

０３｜ロンビエン橋

ロンビエン橋は、ホン河に架かる全長約1,700mの歴史ある鉄橋です。1902年、フランス植民地時代にハイフォン港とハノイを結ぶ重要な交通インフラとして建設されました。ベトナム戦争中は戦略的な補給線として度重なる爆撃を受けましたが、そのたびに修復され、現在も現役で使用されています。

雄大なホン河とダイナミックな鉄骨構造の組み合わせは、どこかノスタルジックで絵画のような美しさ。まるでエッフェル塔を横にしたような印象的なシルエットの橋上を、バイクや自転車に乗った地元の人々が行き交う様子は、ハノイの日常風景そのものです。

見学の際は、安全面に注意が必要。日が暮れると治安がよくないため、日中の見学がおすすめです。また、道幅が狭い上、かなりのスピードで渡るバイクや自転車が多数通行しています。車道や線路に入らないようにして、警備員の指示に従って行動しましょう。

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理想のハノイ旅行へ！おすすめ観光スポットを訪れよう

本記事では、ハノイの観光スポット13選をご紹介しました。ハノイは、どの季節に訪れても魅力が尽きることなく、短期間でも十分に楽しめる場所が詰まっています。ぜひ、この記事を参考にして、理想のハノイ旅行を計画してみてください！

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