【フィジー観光】おすすめ有名スポットランキング13選!

フィジー観光のコツ!滞在日数は何日?

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フィジーといえば、南国ビーチならではのリゾート滞在が定番ですが、伝統文化や離島巡りも外せない魅力のひとつです。
滞在日数は最低でも2日以上あると、透明度の高いラグーンやサンゴ礁でのマリンアクティビティ、伝統文化との出会いをバランスよく楽しめるでしょう。
主要な村や滝は本島から離れた場所に点在しているため、移動時間を含めた余裕ある日程を組むことが大切です。
本島内の主な交通手段はタクシーやバスで、離島へはフェリーや小型飛行機を使ってアクセスできます。ただし、限られた滞在期間で効率よく観光地を巡るには、現地ツアーに参加するのが便利です。
<モデルプラン>
1日目 | ナンディタウン - デナラウ島 - スリーピング・ジャイアント・ガーデン ※ナンディ国際空港到着後、市内観光と近郊スポットを巡る |
2日目 | マナ島日帰りツアー - ナタンドラ・ビーチ |
3日目 | コーラルコースト - サンベト泥温泉 - シンガトカ大砂丘 ※レンタカーまたはツアーでコーラルコースト方面へ移動 |
4日目 | ヤサワ諸島 - サワイラウ洞窟 ※日帰りクルーズツアーの利用がおすすめ |
5日目 | サウス・シー・アイランド |
フィジーの人気観光スポット10選
フィジーは、ダイビングやシュノーケリングが楽しめる南太平洋屈指のマリンリゾートです。
透明度の高いラグーンや美しいビーチを誇るリゾートエリアだけでなく、伝統的な村落や手つかずの自然、サンゴ礁の海などもあり魅力は尽きません。
ここでは、フィジー観光で訪れておきたい定番スポット10選を紹介します。それぞれの見どころや訪問時のポイントもまとめているので、旅行計画の参考にしてください。
01|マナ島

Pixabay ※画像はイメージです
マナ島は、ターコイズブルーの海と白い珊瑚砂のビーチに囲まれた、自然豊かなリゾートアイランドです。フィジーの中でも手つかずの自然環境が残り、海洋保護活動が行われています。
島は長さ約1.2キロメートルとコンパクトで、自転車やカヤックを使っての島巡りが人気のアクティビティです。
主要ビーチは、北ビーチ、南ビーチ、サンセットビーチの3つがあります。南ビーチは波が穏やかでマリンアクティビティが豊富。北ビーチは美しい珊瑚礁でシュノーケリングやダイビングを楽しむのがおすすめです。サンセットビーチは、西側に位置するという地理的優位性により、水平線に沈む夕日と砂浜のコントラストが絶景を作り出します。
半日あれば全てのビーチを訪れることができ、それぞれのビーチを満喫できるでしょう。
スポット名 | マナ島 |
住所 | |
アクセス | デナラウ港発フェリーに約1時間30分乗船 |
料金 | 無料 |
02|コーラルコースト

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コーラルコーストは、フィジーのビティレブ島南西部に広がる海岸線エリアです。約80kmにわたる白い砂浜と透明度の高い海が続き、ビーチでの滞在やマリンアクティビティを楽しめます。
海がサンゴ礁に囲まれており、シュノーケルやダイビングでは、カラフルな熱帯魚を間近に見ることができるでしょう。穏やかな入り江や小さな島々が点在するエリアでは、ボートツアーやカヤックでの探索が人気です。
コーラルコーストから少し内陸に進むと、フィジー初の国立公園であるシンガトカ大砂丘があります。長年の海の浸食により形成された模様の砂丘が特徴的で、海と砂丘、森林がある独特の景観が魅力。約1時間のショートトレイルと約2時間のロングトレイルのコースがあります。
さらに、大砂丘の近くにある、自然と野生動物をテーマにした施設「クラエコパーク」もおすすめのスポットです。希少な絶滅危惧種や保護動物の姿を観察できるだけでなく、ジップラインやウォータースライダーなどのアクティビティも楽しめます。
スポット名 | コーラルコーストエリア |
住所 | ※目安位置 |
アクセス | ナンディ空港から車で約1.5時間 |
料金 | 無料 ※各アクティビティにより別途料金が必要 |
03|ナンディタウン

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ナンディタウンは、フィジーで文化と歴史が色濃く残る街です。かつて砂糖産業で栄えたこの街には、フィジー系住民に加えて多くのインド系移民が暮らしており、多様な文化が息づいています。
中心通りにはレストランや土産店が並び、市場には南国フルーツや水揚げされたばかりの魚が並び、ローカル色が濃厚な雰囲気。ブレッドフルーツやタロイモなど、日本では見ないような珍しい食材にも出会えるので、見ているだけでも楽しめます。
街のシンボルは「スリ・シヴァ・スブラマニヤ・スワミ寺院」。南半球最大級のヒンドゥー寺院で、色鮮やかな彫刻と緻密な装飾が圧巻の美しさを誇ります。
建築、宗教、食文化などの多彩な表情を持つナンディタウン。華やかなリゾートでは味わえない、現地の暮らしを身近に感じられる時間を過ごせるのも、この街ならではの魅力と言えるでしょう。
スポット名 | ナンディタウン |
住所 | |
アクセス | ナンディ国際空港から車で約10分 |
04|ナタンドラ・ビーチ

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ナタンドラ・ビーチは、白い砂浜と透明度の高いターコイズブルーの海が魅力のビーチです。浅瀬は波が穏やかなため、シュノーケリングやカヤックに最適な環境。一方、沖合いでは迫力ある波が立ち、サーフィン愛好家にも人気のスポットです。
さらに、浜辺を馬に乗って散策するホースライディング体験も定番アクティビティ。30分〜1時間程度のショートライドが一般的ですが、1.5〜2時間のロングライドもあります。料金の目安は、1時間約100フィジードルで事前予約がおすすめです。
訪れる際は、周辺にスーパーや飲食店がほとんどないため、水分と軽食の持参が必須。シャワー設備もないので、タオルや着替えの準備もしておきましょう。
アクセスはナンディから車で約1時間。公共交通機関利用の場合は、ナンディからバスでシガトカまで行き、そこからはタクシーを使うと便利です。
スポット名 | ナタンドラ・ビーチ |
住所 | |
アクセス | ナンディ国際空港から車で約1時間 |
料金 | なし |
05|ヤサワ諸島ーサワイラウ洞窟
フィジー南西部に浮かぶヤサワ諸島は、手つかずの自然が残る諸島群です。中でも、サワイラウ洞窟は、長い年月をかけて海水が石灰岩を削って形成された2つの洞窟からなるスポットとして人気があります。
洞窟は2つに分かれており、水面に差し込む光が天然の石の柱に反射する様子は、自然の芸術作品そのものです。
1つ目の洞窟は海に面しており、中に入ると澄み切った天然プールが広がっています。洞窟内は、透明度の高い海水が外から差し込む光を受けて青く輝き、幻想的な空間です。
2つ目の洞窟は水中を潜って進む必要があるため、シュノーケリングの準備が必須。水中での移動に不安がある方は、午前中の干潮時を狙うと、比較的浅い水深で探検できます。
洞窟探検に最適なシーズンは、6月〜9月の乾季です。湿気が少なく天候が安定しているので、安心して楽しめるでしょう。それ以外は雨期のため、洞窟内のぬかるみや増水のリスクがあります。
スポット名 | サワイラウ洞窟 |
住所 | |
アクセス | フィジー本島から高速船、または水上飛行機でヤサワ島のリゾートへ移動。 その後、リゾートで定期的に催行されているツアーに参加する。 |
料金 | ツアーにより異なる |
06|デナラウ島
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デナラウ島は空港からのアクセスの良さから、フィジー屈指の滞在型リゾートです。島全体が開発されており、セキュリティゲートも完備されています。
島内には高級ホテルやレストラン、ショッピング施設が充実。ゴルフコースやウォーターパーク、各ホテルのスパやプールも点在しており、多彩な滞在スタイルを満喫できます。
夜の見どころは、伝統的なファイヤーダンスショー。ホテルやデナラウ港で開催され、暗闇に炎の軌跡が浮かび上がるパフォーマンスを間近で鑑賞できるところが魅力です。
離島クルーズの拠点としても人気のスポット。ママヌカ諸島やヤサワ諸島など、日帰りクルーズが多数出航しているので、手つかずの楽園へ遊びに出かけてみてはいかがでしょうか。
スポット名 | デナラウ島 |
住所 | |
アクセス | ナンディ空港から車やタクシーで30〜40分 |
07|サンベト泥温泉
サンベト泥温泉は、フィジアンの間で皮膚病に効くと有名な天然泥温泉です。地熱で温まった泥と温泉水にはミネラルが豊富に含まれ、古くから肌や筋肉の癒しに使われてきました。
この温泉の魅力は、効能だけではありません。入浴方法もユニークで、まずは泥を全身に塗って乾かします。泥が乾くまでの15〜20分間は、身体を泥で覆ったまま写真を撮ったり、泥で遊んだりと退屈することはありません。
その後は4種類の温泉を決められた順番で巡り、段階的に泥を落としていくスタイルが特徴です。水着とタオルは必須で、鍵付きロッカーがないため貴重品は最小限にしておきましょう。
滞在時間の目安は、2〜3時間ほど。移動時間も含めると半日程度を予定しておくと安心です。
スポット名 | サンベト泥温泉 |
住所 | |
アクセス | ナンディ中心部からタクシー約30分 |
料金目安 |
※送迎付きツアーの料金は人数や内容によって異なる |
08|シンガトカ大砂丘

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シンガトカ大砂丘は、南国のイメージとは一線を画す、650エーカーを超える砂丘と乾燥林が広がるフィジー初の国立公園です。
フィジーウグイスなど固有の鳥類が生息し、約2600年前の遺跡が発見されるなど、考古学的にも重要な場所。散策を始める前にビジターセンターに立ち寄ると、目の前の景色をより一層深く満喫できるでしょう。
公園内には、2つのハイキングコースがあります。ロングコースは約2時間で、砂丘登山とバードウォッチング付きのルート。頂上からは、砂丘と青い海のコントラストが映える絶景が広がります。
一方、ショートコースは約1時間の初心者向けのルートです。こちらもバードウォッチング付きで、砂丘や乾燥林の景色を眺めながら楽しめます。
ハイキング時は、日差しが強くなるため、帽子や日焼け止めクリーム、十分な飲み物を持参しましょう。
名称 | シンガトカ大砂丘 |
住所 | |
アクセス | ナンディ中心部からタクシー約50分 |
料金 | FJ$10(約650円) |
09|スリーピング・ジャイアント・ガーデン
スリーピング・ジャイアント・ガーデンは、世界最大級の規模を誇る蘭のコレクションが見どころの植物園です。園内には2,000種以上の蘭が栽培されており、その中にはフィジー固有種も含まれています。
世界最小の蘭として知られる「プラティステレ・ジュンシフォリア」や、フィジーの国花でもある「タガリマウバ」は、限られた地域にのみ自生する希少種です。保護・栽培された状態で間近に鑑賞できるため、蘭の美しさや多様性を楽しめる貴重な機会になるでしょう。
一方で、園内では自然観察だけでなく植物学的な学びも得られる点も魅力です。熱帯植物が密集するエリアや、木陰で涼める散策路、蘭の生態や育成方法を学べる説明板も設置されています。
敷地面積は、30ヘクタールに及び、園内で主要な見どころを巡る場合は、遊歩道を歩いて1〜2時間程度で回ることができます。
スポット名 | スリーピング・ジャイアント・ガーデン |
住所 | Fiji Islands, Garden of the Sleeping Giant, Wailoko Road, Nadi, フィジー |
アクセス | アクセス:ナンディ国際空港から車で約10分/デナラウ島から約25分 |
料金 |
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10|サウス・シー・アイランド
サウス・シー・アイランドは、ママヌザ諸島に浮かぶ、珊瑚礁に囲まれたプライベートアイランドです。面積は約1.5ヘクタール、10分ほどで一周できてしまうコンパクトさなので、日帰りで気軽に訪れることが可能。滞在中はランチやドリンク、ほとんどのアクティビティが含まれるオールインクルーシブで満喫できます。
透明度の高いラグーンでは、シュノーケリングで色とりどりの熱帯魚や珊瑚を間近で観察できるところも魅力。泳ぎが苦手な方には、グラスボートでの海中観光がおすすめです。
ヤシの木陰のビーチベッドで、近くのバーでオーダーできるドリンクを手にのんびり過ごすのも人気の過ごし方。さらに、フィジーの伝統芸能「メケショー」を鑑賞するといったひとときも楽しめます。
フィジーでの一日を遊び尽くしたい方にぴったりの場所と言えるでしょう。
スポット名 | サウス・シー・アイランド |
住所 | |
アクセス | ポート・デナラウから高速船で約45分 |
料金 |
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フィジーの隠れた魅力!穴場観光スポット3選
フィジーには、まだあまり知られていない場所が数多くあります。定番リゾートだけでは語り尽くせないのがフィジーの魅力です。
ここでは、フィジーの穴場観光スポットを3つご紹介。ガイドブックにあまり情報が載っていない場所だからこそ、訪れた人だけが味わえる体験が待っています。
ぜひ、旅のプランに取り入れて、興味に合わせて訪れてみてください。
01|ナヴァラ村

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ナヴァラ村は、フィジー本島・ビティレブ島の内陸部に位置する伝統集落です。約200棟の茅葺き屋根の家屋「バレ」が立ち並び、現在も約1,000人の村民が昔ながらの生活様式を守りながら暮らしています。
観光地ではなく人々の生活の場であるため、村への訪問は事前に許可が必要で、ガイド付きツアーでの見学が一般的です。村を訪れる際には、村長に敬意を表してカヴァ(ヤンゴーナ)の根を捧げる「セブセブ」と呼ばれる伝統儀式に参加することが求められます。
村内では、伝統的な建築技術で建てられた家屋を見学できるほか、村民との交流や実演を通じて、村ならではの雰囲気を味わえるのが魅力です。山間部の美しい自然に囲まれた立地で、緑豊かな景観と合わせてフィジーの原風景を体感できる貴重なスポットといえるでしょう。
スポット名 | ナヴァラ村 |
住所 | |
アクセス | ナンディ国際空港から車で2時間ほど |
02|タベウニ島のタヴォロ滝群

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タヴォロ滝群は、三段の滝からなる自然保護区です。「庭園の島」と呼ばれるタベウニ島のブーマ国立ヘリテージ公園内に位置しており、入園時にはビジターセンターでの受付が必要となります。
各滝には天然のプールがあり、熱帯雨林に囲まれながら抱かれながら透明度の高い淡水で泳げるのが大きな魅力です。第一の滝までは入口から約15分の平坦な遊歩道で、初心者でも気軽にトレッキングが可能。滝壺は天然プールになっており、更衣室やピクニックテーブルもあります。
さらに奥へ進むと、やや険しい上り坂が続き、第二・第三の滝へと続くハイキングコースへ。所要時間の目安は、第二の滝まで約30分、第三の滝までは約1時間です。
途中ではフィジー固有の野鳥「オレンジダウ」に出会えることもあり、国花「タンギモウジア」など貴重な植物が観察できることもあります。フィジーの豊かな自然を満喫できる代表的なエコツーリズムスポットとして人気のスポットです。
スポット名 | タベウニ島のタヴォロ滝群 |
住所 | |
アクセス | ナンディ国際空港からタベウニ島まで飛行機で1時間15分、更に車で50分程度 |
03|カンダヴ島の星空

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カンダヴ島は、フィジー本島の南に位置する自然豊かな火山島です。島は山がちな地形で商業的な開発が進んでいないため、人工光が届かず、満天の星空を眺めるのに理想的な環境に恵まれています。
星空観賞の拠点は、ロッジなどの小規模な宿泊施設。宿の周辺で満天の星を眺められるため、特別なツアーに参加する必要はありません。星空は南十字星や天の川が肉眼で見えるほど澄み渡り、乾季の5月から10月、新月前後が観賞に最適な時期とされています。
滞在日数は、天候の変化に備えて3泊以上を計画しておくと安心です。昼間は、宿泊施設が企画する少人数制のアクティビティで自然と文化を満喫。マンタやサンゴ礁を探るダイビング、熱帯雨林の散策、工芸品の制作見学など、多彩な過ごし方が楽しめます。
フィジー本来の自然と素朴な暮らしが残る貴重な島で、派手な観光施設はありません。ありのままの大地に身をゆだね、贅沢な時間を過ごせるでしょう。
スポット名 | カンダヴ島の星空 |
住所 | |
アクセス | ナンディ国際空港から飛行機で35~45分 (週数便の運航) |
理想のフィジー旅行へ!おすすめ観光スポットを訪れよう

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本記事では、フィジーの観光スポット13選をご紹介しました。フィジーは、どの季節に訪れても魅力が尽きることなく、短期間でも十分に楽しめる場所が詰まっています。ぜひ、この記事を参考にして、理想のカンクン旅行を計画してみてください!
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