【ミラノ観光】おすすめスポットランキング9選 〜芸術とファッションの街を歩く〜

ミラノ観光のコツ!滞在日数は何日?

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ミラノは、主要なスポットを厳選すれば、1日でも効率よく巡ることができます。しかし、美術館で作品をゆっくり鑑賞したり、ショッピングを堪能したりする場合は2日以上の滞在がおすすめです。余裕があれば、コモ湖やベルガモなどの近郊エリアにも足を延ばすと、より充実した旅を楽しめます。
市内の主な交通手段には、地下鉄やトラム、バスがあります。ほとんどの名所には地下鉄で行けるので、土地勘のない観光客にとって移動しやすい街です。
< モデルプラン >
1日目 | ドゥオーモ - ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア ‐ スカラ座 ‐ ブレラ絵画館 |
2日目 | サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会 - スフォルツェスコ城 ‐ ナヴィリ地区 |
3日目 | コモ湖日帰り|古くからローマ皇帝やヨーロッパの芸術家、富豪らに愛されてきたコモ湖周辺を散策 |
観光スポットと合わせて、ミラノの費用について詳しく知りたい方は、以下の記事もおすすめです。航空運賃やホテル費用、食費、観光費などについて具体的な金額を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
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ミラノで必ず訪れたい!観光スポットランキング6選
ミラノには、荘厳な大聖堂やスカラ座など、多彩な見どころがあります。効率よく巡るには、事前に興味のある場所をピックアップし、近接するスポットをまとめて訪れるのがおすすめです。
また、「最後の晩餐」など人気の高い作品は、チケットの競争率が高めです。旅行が決まったら、行きたい場所の選定とあわせて、早めに入場方法を確認しておきましょう。
ここでは、ミラノ観光の定番スポット6選を紹介します。それぞれの魅力や訪問時の注意点もまとめているので、旅行計画の参考にしてください。
01|ドゥオーモ

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ミラノの街を象徴する存在、ドゥオーモ。建設は14世紀後半に始まり、完成まで実に約500年もの歳月を要しました。ゴシック建築の傑作とも称される大聖堂は、135本の尖塔と数々の彫刻に彩られた壮麗な姿で人々を魅了します。
ぜひ訪れてほしいのが、屋上のテラスです。鋭く天を突き上げる尖塔群の間を歩けば、ミラノの街並みが広がる絶景に出会えます。また、黄金に輝くマリア像や、細部まで緻密に彫られた石細工を至近距離で見られるのも大きな魅力。これほど繊細な職人技を間近に感じられる機会は、滅多にありません。
なお、ドゥオーモには、スーツケースや大型バックパックなどの持ち込みが禁止されています。大きな持ち物がある方は、近隣にあるBounce社などの荷物預かりサービスを利用すると便利です。
スポット名 | ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Duomo駅から徒歩1分 |
料金 |
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02|サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会

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サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会は、ユネスコ世界文化遺産にも登録された歴史的な名所です。レオナルド・ダ・ヴィンチの名作「最後の晩餐」を擁しており、ここを訪れる最大の理由となっています。
もともと修道院の食堂に描かれた壁画は、料理の湯気や湿気による劣化にさらされてきました。さらに第2次世界大戦中には建物の大部分が崩壊しましたが、「最後の晩餐」は奇跡的に損傷を免れ、現在も鑑賞することができます。
「最後の晩餐」の見学チケットは公式サイトで販売されていますが、人気が高く、3〜4か月先まで予約が埋まっていることも珍しくありません。当日券はキャンセル分のみ販売されますが、早朝から窓口に並んでも購入できるとは限らないため、現実的な方法とは言えないでしょう。
確実に見学したい場合は、こまめに公式サイトをチェックしてキャンセル枠を狙うか、作品鑑賞が含まれた現地発着ツアーに申し込むのがおすすめです。
スポット名 | サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Conciliazione駅から徒歩5分 |
料金 | €15 (約2,400円) |
03|スフォルツェスコ城

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15世紀半ば、城塞兼要塞として築かれたスフォルツェスコ城。赤レンガ造りの堂々たる城門と、左右対称の美しい外観が、訪れる人々に圧倒的な存在感を印象づけます。
外から眺めるだけでも十分に迫力を感じられますが、ぜひ内部のミュージアムにも足を運んでみてください。なかでも注目したいのが、ロンダニーニのピエタ美術館に展示されているミケランジェロの彫刻です。
この大理石像は、ミケランジェロが亡くなるわずか6日前まで手を加えていた、最後の未完作品。荒削りな表面や、未完成だからこそ宿る力強さを、間近で感じ取ることができるでしょう。
スポット名 | スフォルツェスコ城 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Lanza駅から徒歩3分 |
料金 | 外部からの見学は無料 内部の博物館を見学する場合要チケット €5 (約800円) |
04|スカラ座

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世界的に知られるオペラの殿堂、スカラ座。プッチーニやヴェルディ、マリア・カラスといった名だたる音楽家たちが愛した、由緒ある舞台です。イタリアオペラの聖地とも称される劇場で、一流の歌劇やバレエなどの舞台芸術を堪能できるのは、ここならではの体験です。
一方、観劇は敷居が高いと感じる方には、隣接するスカラ座博物館の訪問もおすすめです。ここでは、名歌手が身にまとった衣装や、歴史的な楽譜など、貴重な展示品を間近で鑑賞できます。
また、タイミングが合えば、きらびやかな劇場内部を見学できるのも魅力。ただし、リハーサルや公演中はシアター内への立ち入りが制限されるため、事前に公式サイトでスケジュールを確認してから訪れると安心です。
スポット名 | スカラ座 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Duomo駅から徒歩4分 |
料金 | スカラ座博物館ː€12 (約1,920円) ※劇場内部見学の可否は公式サイトで確認できる |
05|ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア

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ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアは、ドゥオーモとスカラ座を結ぶ、ミラノを代表するショッピングストリートです。アーチ状のガラス屋根や壁面には精緻な装飾が施され、美術館のような華やかさにあふれています。
並ぶのは、世界的に有名なブランドショップや高級カフェの数々。ショッピング好きにはもちろん、建築美を味わいたい人にもぴったりのスポットです。
さらに、このガッレリアには「幸運を呼ぶ場所」として知られるポイントもあります。注目は、アーケード中央の交差点にある雄牛のモザイク画。その股間部分にかかとを置き、時計回りに3回転すると、幸運が訪れるという言い伝えがあるのです。
観光の合間に、美しい建築とショッピングを楽しみながら、ちょっとしたラッキーアクションも試してみてはいかがでしょうか。
スポット名 | ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Duomo駅から徒歩1分 |
料金 | 無料 |
06|ブレラ絵画館

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ブレラ絵画館は、19世紀後半に国立美術館として一般公開され、今ではミラノを代表する文化スポットです。もともとは、ナポレオンが征服地から持ち帰った美術品の収蔵を目的に建てられた施設で、現在もその時代に由来する作品を含むコレクションを誇ります。
館内には、15世紀から18世紀にかけてのロンバルディア派やベネチア派の名作がずらり。巨匠ラファエロ作「マリアの結婚」や、北イタリア・ルネサンスを代表する画家マンテーニャ作「死せるキリスト」は必見です。
絵画館が位置するブレラ地区は、シックで洗練された雰囲気が漂うエリア。石畳の小道沿いには、アートギャラリーや個性的なブティックが点在し、歩くだけでも創造力が刺激されます。芸術鑑賞のあとは、ぜひ界隈をゆっくり散策してみてください。
スポット名 | ブレラ絵画館 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Lanza駅から徒歩7分 |
料金 | €15 (約2,400円) |
ミラノの隠れた魅力!穴場観光スポット3選
荘厳な大聖堂や世界的に名高い歌劇場など、見どころ満載のミラノ。定番スポットを巡るのももちろん魅力的ですが、せっかくならガイドブックには載っていない隠れた名所にも足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
ここからは、ミラノで訪れたい穴場スポットを3つご紹介します。芸術的な美しさを誇るカフェや、個性的な写真が撮れるアートコンプレックスなどを厳選しました。気になる場所を見つけたら、ぜひ立ち寄ってみてください。
01|【スターバックス・リザーブ・ロースタリー・ミラノ】「世界一美しいスタバ」の楽しみ方
2018年、人気コーヒーチェーン・スターバックスのイタリア第1号店がミラノにオープンしました。スカラ座からほど近いこの店舗は、「世界一美しいスタバ」として話題を集めています。
店舗は、もともと郵便局だった歴史ある建物を建物をリノベーションしたもの。重厚感あふれる外観は、まるで老舗高級ホテルのような風格を漂わせています。
店内のトスカーナ産の大理石を使ったカウンターや、繊細なモザイクタイルが敷き詰められた床は、 日本の店舗とはひと味違う、贅沢なひとときを演出してくれます。そんな特別な空間で、エスプレッソ・マティーニやアフォガートといったイタリアらしいドリンクを味わうのもおすすめです。
さらに、ミラノの街並みやイタリアらしいモチーフが施された限定マグやボトルも並んでいるので、ここでしか手に入らないアイテム探しも楽しんでみてはいかがでしょうか。
スポット名 | スターバックス・リザーブ・ロースタリー・ミラノ |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Cordusio駅より徒歩1分 |
料金 | 飲食代金 |
02|【プラダ財団】黄金の建物と空に浮かぶアート空間
プラダ財団は、かつての蒸留所をリノベーションして誕生した、複合施設です。ミュージアムをはじめ、イベントスペースや飲食店などが敷地内に点在し、芸術と文化が共存する独自の空間をつくり出しています。
中でも目を引くのは、黄金色に輝く建物や、ピンクの大理石で覆われたエレベーターといった、フォトジェニックなデザインの数々。必見は、9階建てのタワー「Torre」に展示されているコンテンポラリーアートの常設展です。個性豊かな作品群と、ガラス越しに広がるミラノのパノラマビューが重なり合う、ここならではの特別な空間を楽しめます。
スポット名 | プラダ財団 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄San Donatpから徒歩13分 |
料金 | €15 (約2,400円) |
03|【ATMosfera】ミラノを走る美食トラム
街中を走るレトロなトラムは、ミラノを象徴する存在。その市民の足とリストランテが組み合わさって生まれた「ATMosfera」は、まさに移動する美食空間です。
クラシカルな内装の車内では、ワインとともに本格的なコース料理を楽しめます。ルートには、ドゥオーモやスカラ座、ガッレリアなど、市内屈指の人気スポットの数々。車窓に広がる美しい街並みを眺めながら、優雅なひとときを過ごせるのが魅力です。
所要時間は約2時間。完全予約制となっており、公式サイトなどから事前に申し込みが必要です。ドレスコードはスマートカジュアルが推奨されているので、少しおしゃれをして出かけてみてはいかがでしょうか?
スポット名 | ATMosfera |
住所 | |
アクセス | トラムP.za Castello停留所至近 |
料金 | 1人あたり€90 (約14,400円)が目安 |
理想のミラノ旅行へ!おすすめ観光スポットを訪れよう

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本記事では、ミラノの観光スポット9選をご紹介しました。ミラノは、どの季節に訪れても魅力が尽きることなく、短期間でも十分に楽しめる場所が詰まっています。ぜひ、この記事を参考にして、理想のミラノ旅行を計画してみてください!
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