【ミュンヘン観光】おすすめスポットランキング13選〜バイエルン王国の栄華に浸る旅〜

ミュンヘン観光のコツ!滞在日数は何日?
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滞在日数は最低でも3日以上あると、ミュンヘンの多彩な魅力を堪能できるでしょう。余裕があれば、ノイシュバンシュタイン城や、ローテンブルクなどへの日帰り旅行も組み込むと、より印象深い旅になります。
市内の移動にはSバーン(都市近郊電車)やUバーン(地下鉄)、バス、トラムが便利です。ミュンヘン中央駅を起点に、マリエン広場やニンフェンブルク城など主要な見どころへスムーズにアクセスできます。
また、中心部からやや離れた観光スポットもあるため、エリアごとに日程を組んで巡ると効率的です。
< モデルプラン >
1日目 | マリエン広場 - 新市庁舎 - フラウエン教会 - ヴィクトゥアリエンマルクト |
2日目 | ミュンヘン・レジデンツ - アルテ・ピナコテーク - ホフブロイハウス |
3日目 | ニンフェンブルク城 - BMW博物館 - バイエルン国立歌劇場 |
4日目 | ノイシュバンシュタイン城日帰り ※公共交通機関でもアクセスできますが、効率よく回るなら日帰りツアー参加がおすすめ |
5日目 | ローテンブルク日帰り ※公共交通機関でもアクセスできますが、効率よく回るなら日帰りツアー参加がおすすめ |
観光スポットと合わせて、ミュンヘンの費用について詳しく知りたい方は、以下の記事もおすすめです。航空運賃やホテル費用、食費、観光費などについて具体的な金額を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
意外と安い?ドイツ旅行費用相場|予算別観光ツアー&物価を把握

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ミュンヘンで必ず訪れたい!定番観光スポット10選
ミュンヘンには、気品ある宮殿や教会、伝統的な街並みが残る旧市街など、たくさんの見どころがあります。有名なスポットだけでも数多くあるため、効率よく巡るには、事前に興味のある場所をピックアップし、計画を立てておくことが大切です。
ここでは、ミュンヘン観光の定番スポット10選を紹介します。それぞれの魅力や訪問時の注意点もまとめているので、旅行計画の参考にしてください。
01|マリエン広場
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マリエン広場は、ミュンヘン旧市街の中心に位置する歴史ある広場です。地下鉄やトラムの主要路線が交差する交通の要所でもあり、ミュンヘン観光の出発点として便利なロケーションです。
「マリエン」は聖母マリアを意味し、広場の中央には黄金のマリア像が設置されています。歴史的な建物に囲まれた風景は、思わず写真に収めたくなる美しさ。夜には建物がライトアップされ、さらに幻想的な雰囲気になります。
周囲にはカフェや百貨店、路面店が軒を連ね、散策やショッピングを楽しむのにもぴったりのエリアです。午後になると観光客で賑わうため、午前中に訪れれば、ゆったりと街歩きができます。
スポット名 | マリエン広場 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Marienplatz駅より徒歩1分 |
料金 | 無料 |
02|ミュンヘン・レジデンツ
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ミュンヘン・レジデンツは、バイエルン王国の歴代君主が暮らしていた旧宮殿です。14世紀から19世紀にかけて増改築が繰り返され、現在ではドイツ最大級の都市宮殿として知られています。
建物内はレジデンツ博物館として一般公開されており、バイエルン王国の権威と美意識を感じられる空間が広がります。きらびやかな王室の居室や、歴代の宝物が並ぶ宝物館、絵画や工芸品が展示された美術館など、見どころは実に多彩です。
贅を極めた建物の中でも、ルネサンス様式の「アンティクヴァリウム」は圧巻。石造りのアーチや彫刻に囲まれた空間に足を踏み入れると、別世界に迷い込んだかのような感覚を覚えることでしょう。
見どころの多い宮殿なので、日本語の音声ガイドを借りて巡るのがおすすめです。チケット窓口が混み合うこともあるので、オンラインでの事前購入も検討してみてください。
スポット名 | ミュンヘン・レジデンツ |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Odeonsplatz駅より徒歩1分 |
料金 | €10(1,620円) |
03|新市庁舎

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新市庁舎は、マリエン広場に面して建つミュンヘンの象徴的な歴史建築です。909年に完成したネオゴシック様式の建物で、繊細な装飾と重厚感のある外観が印象的。高さ約85メートルの塔は、旧市街のランドマークとして遠くからでもひときわ目立つ存在です。
塔中にはエレベーターがあり、展望台からは赤茶色の屋根が並ぶミュンヘンの街並みを一望できます。天気の良い日には、アルプス山脈の姿が望めることもあり、アルプス山脈が見えることもあり、観光客に人気のビュースポットです。
もうひとつの名物が、からくり時計「グロッケンシュピール」。毎日11時と12時に、人形たちが音楽に合わせて動き出し、歴史的な物語を再現します。夏の観光シーズンには、17時にも追加演出が行われるため、見逃した方もチャンスがあります。
ただし、からくり時計を撮影中の観光客を狙ったスリ被害も報告されています。貴重品の管理には十分注意しながら、観賞を楽しみましょう。
スポット名 | 新市庁舎 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Marienplatz駅より徒歩1分 |
料金 |
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04|フラウエン教会(ミュンヘン大聖堂)
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フラウエン教会は、15世紀に建てられたミュンヘンを代表するカトリックの大聖堂です。高さ約99メートルの2つの塔と、丸みを帯びた玉ねぎ型のドームが印象的。旧市街を象徴するランドマークとして親しまれています。
教会の内部は入場無料で、美しいステンドグラスや、装飾を抑えた静かな空間が印象的です。また、南側の塔には展望台があり、ミュンヘン市内を一望できます。展望台へはエレベーターと89段の階段を使って上ることができ、体力に自信がない方でもアクセスできるのがうれしいポイントです。
なお、ミサの時間帯には観光客の入場が制限されるため、訪問前に公式サイトでスケジュールを確認しておくと良いでしょう。
スポット名 | フラウエン教会(ミュンヘン大聖堂) |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Marienplatz駅より徒歩2分 |
料金 |
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05|ホフブロイハウス
ホフブロイハウスは、1589年創業のミュンヘンを代表する老舗ビアホールです。旧市街の中心にあり、自家製ビールとバイエルンの郷土料理を楽しめるこの店は、観光客だけでなく地元の人々にも長年親しまれています。
店内の大ホールには1,000席以上があり、毎晩の民族音楽の生演奏が活気を添えます。気軽に本場のバイエルン文化を味わえるスポットとして、ミュンヘン観光の定番です。
夕方以降は大変混雑するため、ゆったり過ごしたい場合は15時頃までの来店がおすすめ。4名以上ならオンライン予約も可能です。
スポット名 | ホフブロイハウス |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Marienplatz駅より徒歩5分 |
料金 | 飲食代金 |
06|ニンフェンブルク城
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ニンフェンブルク城は、バイエルン王家ゆかりの壮麗な宮殿です。17世紀に夏の離宮として建てられ、「妖精(ニンフ)の城」の名にふさわしい華やかなバロック建築が目を引きます。
広大な敷地には、整えられたフランス式庭園や王族の豪華な居室、複数の博物館が点在。中でも、ロココ様式の装飾が美しい「祝祭大ホール」は、誰もが足を止める豪奢な空間です。また、庭園には春から秋にかけて花が咲き誇り、噴水や小さな離宮など見どころも豊富。晴れた日には、ゆったりと散策を楽しむのもおすすめです。
市内中心部からはやや離れていますが、ミュンヘン中央駅からトラムで約30分とアクセスも良好。見学には半日ほど時間を確保すると、じっくり満喫できます。
スポット名 | ニンフェンブルク城 |
住所 | |
アクセス | トラムSchloss Nymphenburgより徒歩9分 |
料金 |
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07|BMW博物館
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BMW博物館は、ドイツを代表する自動車メーカーBMWの歴史と技術を体感できるスポットです。クラシックカーから未来のコンセプトカーまで、幅広い展示が揃っています。
館内では、エンジンやデザインの進化をひと目で理解できる展示構成となっており、BMWのものづくりに対するこだわりを実感できます。体験型のコーナーや最先端のテクノロジー展示も充実しており、クルマ好きはもちろん、家族連れにも人気です。
入場は定員制のため、チケットはオンラインでの事前購入がおすすめ。旅行日が決まったら、早めに予約しておくと安心です。
スポット名 | BMW博物館 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Olympiazentrum駅より徒歩4分 |
料金 | €14(2,270円) |
08|バイエルン国立歌劇場
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バイエルン国立歌劇場は、ミュンヘン中心部に位置するドイツ最大規模のオペラハウスです。モーツァルトやワーグナーがこの劇場のために作品を手がけた歴史を持ち、ヨーロッパを代表する由緒ある舞台として知られています。
館内には約2,100席が設けられ、6層にわたる客席から舞台を見渡せる壮麗なホールが広がります。そのスケールの大きさと格式の高さは、まさにクラシック音楽の殿堂と呼ぶにふさわしい空間です。
外観はギリシャ神殿をモチーフに設計されており、内部には巨大なシャンデリアが輝くなど、建築美も見応えがあります。
チケットはオンラインや電話、窓口で手配でき、希望に応じて座席を選ぶことも可能です。人気の演目は早期に完売することもあるため、予定が決まり次第、早めの予約をおすすめします。
スポット名 | バイエルン国立歌劇場 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Marienplatz駅より徒歩4分 |
料金 |
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09|ヴィクトアリエンマルクト
Unsplash
ミュンヘン旧市街にある「ヴィクトアリエンマルクト」は、1807年創設の歴史ある青空市場です。「ミュンヘンの胃袋」とも呼ばれ、現在も約140軒の屋台が並び、地元の人々や観光客でにぎわいます。
市場内には、野菜や果物をはじめ、チーズ、ハム、花など多彩な商品が揃い、歩いているだけでも楽しめる雰囲気が魅力。一角にはビアガーデンもあり、バイエルン料理と地元ビールを気軽に味わえる食べ歩きスポットとしても人気があります。
営業時間は店ごとに異なりますが、通常は月曜〜土曜の8時〜20時。冬季は短縮営業の店舗もあるため、訪問前に公式サイトを確認しておくと安心です。
スポット名 | ヴィクトアリエンマルクト |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Marienplatz駅より徒歩3分 |
料金 | 無料 |
10|アルテ・ピナコテーク
アルテ・ピナコテークは、ミュンヘンを代表する美術館の一つです。バイエルン王家ヴィッテルスバッハ家のコレクションを展示する目的で、1836年に設立されました。
膨大な作品を収蔵する美術館で、レオナルド・ダ・ヴィンチやラファエロ、ルーベンスといった巨匠の作品も豊富。中でも見逃せないのは、ルーベンスの代表作「最後の審判」です。縦6mもある大作で、この作品を基準に美術館の天井の高さが決められたと言われています。
日曜日には入場料が€1とお得になるため、地元の人も多く訪れます。混雑を避けて鑑賞したい場合、午前中の早い時間に訪問するか、別の曜日を選ぶと良いでしょう。
スポット名 | アルテ・ピナコテーク |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Theresienstraße/Königsplatz駅より徒歩9分 |
料金 | €9(1,460円) ※日曜のみ€1(160円) |
ミュンヘンの隠れた魅力!穴場観光スポット3選
バイエルン王国の栄光が随所に感じられる、見どころ満載のミュンヘン。定番スポットも魅力的ですが、せっかくならガイドブックに載っていないような隠れた名所を巡るのもおすすめです。
ここからは、ミュンヘンの穴場スポットを3つご紹介します。散策にぴったりな観光客の少ない宮殿、歴史の舞台となった裁判所など、多様なスポットを厳選したので、興味に合わせて訪れてみてください。
01|【シュライスハイム宮殿】バイエルン王家の夏の離宮
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シュライスハイム宮殿は、ミュンヘン郊外のオーバーシュライスハイムに位置する、バロック様式の宮殿群です。旧宮殿、新宮殿、ルストハイム城の3つの建物から構成され、広大なバロック庭園に囲まれています。
17世紀初頭に建てられた旧宮殿は、現在博物館として公開されています。18世紀に完成した新宮殿では、豪華な内装と精緻な美術品が見どころ。ルストハイム城はかつての狩猟館で、現在はマイセン磁器のコレクションが展示されています。
フランス式庭園には、左右対称に配置された運河や噴水が広がり、美しい幾何学模様が訪れる人の目を楽しませます。敷地内にはビアガーデンもあり、庭園を眺めながら地元のビールやバイエルン料理を堪能できるのも、この宮殿を訪れる魅力のひとつです。
スポット名 | シュライスハイム宮殿 |
住所 | |
アクセス | SバーンOberschleißheim駅より徒歩15分 |
料金 | €8(1,300円) |
02|【ダルマイヤー】バイエルン王室御用達のデリカッセン
ダルマイヤーは、ミュンヘン旧市街にある創業300年以上のデリカテッセンです。かつてバイエルン王室の御用達として知られ、紅茶やコーヒー、チョコレート、ハムなど、世界各地から厳選された高級食品が取りそろえられています。
特に人気なのがコーヒーで、自家焙煎された豆を使ったオリジナルブレンド「プロドモ」は、豊かな香りと深みのある味わいが魅力。地元の人はもちろん、観光客からも高い評価を得ています。また、天秤ばかりを使った伝統的な量り売りスタイルも健在で、老舗ならではの雰囲気を楽しめます。
店内は、クラシックで品のある空間です。2階にはカフェ・ビストロも併設されており、上質なドリンクと手作りケーキをゆったりと味わえます。
スポット名 | ダルマイヤー |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Marienplatz駅より徒歩2分 |
料金 | 無料 |
03|【ミュンヘン裁判所】ミュンヘンの歴史と法の象徴
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ミュンヘン裁判所は、バイエルン州の司法を担う中心的な施設です。現在は、州司法省および第一地方裁判所として機能しています。
1897年に完成したネオバロック様式の建物は、67メートルのガラスドームを頂く壮麗な外観が特徴。ミュンヘン中心部のランドマークのひとつとして知られており、建築ファンや歴史愛好家の間では、密かに人気のスポットです。
内部は一般公開されており、豪華な中央ホールや歴史ある大階段など、見どころも豊富。とりわけ注目されるのが、ナチス時代の抵抗運動「白バラ」の中心人物、ハンスとゾフィー・ショルが裁かれた253号法廷です。現在は常設展示が設けられ、当時の歴史を今に伝えています。
見学は月曜から木曜は8時から15時まで、金曜は14時までとなっています。セキュリティチェックがあり、身分証明書の提示が求められるため、パスポートを忘れず持参しましょう。
スポット名 | ミュンヘン裁判所(Justizpalast München) |
住所 | |
アクセス | 地下鉄/SバーンKarlsplatz駅より徒歩3分 |
料金 | 無料 |
理想のミュンヘン旅行へ!おすすめ観光スポットを訪れよう
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本記事では、ミュンヘンの観光スポット13選をご紹介しました。ミュンヘンは、どの季節に訪れても魅力が尽きることなく、短期間でも十分に楽しめる場所が詰まっています。ぜひ、この記事を参考にして、理想のミュンヘン旅行を計画してみてください!
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