セーシェルでおすすめの島・観光スポット10選

セーシェル観光のコツ!滞在日数は何日?
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セーシェル観光は、マヘ島、プララン島、ラディーグ島の3島を6〜7日間で周遊するコースが王道です。国際空港があるのはマヘ島のみのため、マヘ島が旅の起点となります。
島間移動手段はフェリーで、マヘ島からプララン島へ移動し、ラディーグ島へはプララン島経由で向かうのが定番ルート。そのため、「マヘ島観光 → プララン島滞在 → プララン島からラディーグ島へ」という流れがスムーズです。
滞在日数が3〜4日程度の場合は、マヘ島とプララン島の2島周遊がおすすめ。一方、ラディーグ島は日帰り観光も可能ですが、宿泊することで魅力がより際立つ島です。夕方以降は観光客が減り、アンス・スース・ダルジャンの柔らかな夕景や、静かな島時間を味わえるのが大きな違い。写真撮影や島の雰囲気を重視する方には、1泊する価値があります。
< モデルプラン >
1日目 | セーシェル国際空港に到着 |
2日目 | マヘ島ビーチ巡り |
3日目 | プララン島へ移動して観光 |
4日目 | キュリーズ島日帰りツアー(プララン島泊) |
5日目 | ラディーグ島へ移動しビーチ観光 |
6日目 | 午前はラディーグ島の散策 午後にプララン島経由でマヘ島へ戻る。マーケットでお土産探し(マヘ島泊) |
7日目 | セーシェル国際空港から帰国 |

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マヘ島|セーシェル観光の拠点となる万能アイランド
マヘ島はセーシェル観光の中心となる島です。首都ビクトリアでは、植民地時代の建物と多民族文化が混ざり合う街並みが広がります。
内陸に進むと熱帯林に覆われた山地、海沿いには濃いブルーからミルキーな浅瀬まで表情の異なるビーチが続くなど、多彩な景観を楽しめるところが魅力です。
ここでは、ビクトリア・マーケットやセーシェル国立植物園、人気のビーチなどの定番スポットをご紹介します。
01|ビクトリア・マーケット
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ビクトリア・マーケットは、島民の生活を支えるマヘ島最大の公設市場です。1890年代に建てられた歴史ある施設で、カラフルに彩られた外観は市内でもひときわ目を引く存在。建物そのものも含めて、写真撮影を楽しみながら見学する人も多いスポットです。
市場内には、とれたての魚介類や色とりどりのトロピカルフルーツが並び、スパイスや手工芸品などセーシェル土産を探すのにも最適。日本では見かけない南国野菜も多く、地元の食文化を感じられる場所です。
訪問に適しているのは、島の日常に近い落ち着いた雰囲気を感じられる朝7時〜10時頃。市内中心部に位置しているため、観光の合間に立ち寄りやすいのも魅力です。なお、日曜日は休業となっています。
所要時間の目安は、軽く見学するなら約1時間、食材や土産をじっくり見たい場合は2〜3時間ほど。多くの店舗は現金払いのみのため、買い物をする場合は事前にセーシェル・ルピー(SCR)を準備しておきましょう。
スポット名 | ビクトリア・マーケット ※2025年1月から改装のため臨時休業中。再開予定日は2025年12月時点で未定。最新情報はセーシェル観光局のサイトや現地の観光案内所で確認してください。 |
住所 | |
アクセス | ビクトリアのバスターミナルから徒歩5~7分 |
料金 | 無料 |
02|セーシェル国立植物園
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セーシェル国立植物園は、熱帯植物保全施設で、島の固有種や外来希少種を観察できるスポットです。園内には、ココ・デ・メールやタコノキなどセーシェル独自の植生があり、島の多様な植生環境を見比べることができます。
園内のもう一つの見どころは、絶滅危惧種アルダブラゾウガメの飼育エリアです。世界最大級のリクガメで、成長すれば体重250kgを超えることもあるほど。野生個体はセーシェル外縁のアルダブラ環礁にのみ生息していて、スタッフの立ち合いのもと葉や果物など餌付け体験ができます。
園内は約1時間で散策できるくらいの規模感です。ゾウガメの活動的な姿が見たい場合は、午前中の訪問をおすすめします。
スポット名 | セーシェル国立植物園 |
住所 | |
アクセス | ビクトリア中心部(マーケット周辺)から徒歩15〜20分 |
料金 | SCR250(約2,720円) |
03|グラン・アンス
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グラン・アンスは、マヘ島西海岸に位置する、約1.3kmのロングビーチです。西海岸に面しているため、遮るもののない水平線と力強い波が生み出すダイナミックな景観が特徴。背後には山や丘がそびえ、海と丘陵が近いセーシェル特有の自然を感じられます。
砂浜はきめ細かく、ターコイズブルーの海との対比が美しいのも魅力。特に夕方は、水平線に沈む夕日を眺められる人気の時間帯です。
一方で、外洋に面しているため波が高く、離岸流が発生しやすい海岸です。そのため海水浴よりも、浜辺の散策や景観の写真撮影を楽しむのに向いています。
なお、プララン島やラディーグ島にも同名のビーチがあるため、情報収集の際は「マヘ島」のグラン・アンスであることを確認してください。
スポット名 | グラン・アンス(マヘ島) |
住所 | |
アクセス | ビクトリアから車で約 30分 |
料金 | 無料 |
04|ボーバロンビーチ
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ボーバロンビーチは、マヘ島北西部に位置する代表的なビーチです。首都ヴィクトリアからアクセスが良く、島内でも特に知名度があります。
全長約3kmのロングビーチは、外洋の影響を受けにくいボーバロン湾の地形により、波は穏やかで遠浅。海は透明度が高く、浅瀬でも魚が見られることから、シュノーケリングや海水浴に向いています。
ビーチの沖側には水上アクティビティ専用エリアがあり、パラセーリングやジェットスキーなどのマリンスポーツに挑戦したい人にも魅力的です。
沿岸にはレストランやカフェ、屋台が並び、セーシェルのローカルフードを気軽に味わえるのも人気の理由。ビーチ沿いのホテルに宿泊すれば、混雑の少ない早朝や夕方の散策も楽しめます。
スポット名 | ボーバロンビーチ |
住所 | |
アクセス | ビクトリアのバスターミナルからバスで約15分 |
料金 | 無料 |
プララン島|世界遺産の森 × 白砂ビーチを満喫
プララン島は、マヘ島に次ぐ規模を持つ島で、熱帯雨林と透き通る海、白い砂浜が広がる自然の宝庫です。内陸と海岸の距離が近く、異なる自然環境を楽しめます。
島の中央部には原生林が残り、セーシェル固有の植物や鳥類が生息しているのが特徴。一方、海沿いには穏やかなラグーンが点在し「何もせずに過ごす贅沢」が似合います。
ここでは、固有種ココ・ド・メールが群生する世界遺産をはじめ、プララン島を代表するビーチ、さらに日帰りで訪れやすい周辺の離島・キュリーズ島についてご紹介します。
01|ヴァレ・ド・メ自然保護区
ヴァレ・ド・メ自然保護区は、プララン島の中央部に残る原生の熱帯林です。セーシェル固有のヤシ「ココ・デ・メール」が自然状態で群生する唯一の大規模エリアとしてユネスコ世界遺産に登録されています。
ココ・デ・メールは、雌雄異株という珍しい生態を持ち、世界最大の種子を実らせる植物です。雌株の実は丸みを帯びた形で、雄株は細長い棒状の花序をつけるのが特徴。この独特な形状から、古くから神秘的な存在として語られ、豊穣や繁栄の象徴とされてきました。
園内には複数の散策ルートがあり、短いコースで約45分、全体を巡ると最大3時間ほど。環境保護の観点から歩行は指定トレイルに限定されているため、自然に近いポリネシアの森を歩くことができます。
一方で、ガイドツアーもあり、専門スタッフが森の生態や固有種に注目しながら案内してくれます。個人では見落としやすい小さな生き物や珍しい植物、希少な鳥などを見つけるチャンスが増え、理解が一段と深まるでしょう。
スポット名 | ヴァレ・ド・メ自然保護区 |
住所 | |
アクセス | プララン島空港からタクシーで約15分 |
料金 | SCR450(約4,850円) |
02|アンス・ラジオ・ビーチ
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アンス・ラジオ・ビーチは、花崗岩の岩塊に囲まれた白砂の海岸です。砂浜に積み重なる岩塊と、海沿いに続くヤシの木がつくる独特のコントラストは、この島ならではの風景で、撮影スポットとして人気があります。
この入り江の形状は、陽の光を海へ取り込みやすく、朝・昼で色が変化する透明度の高い海が見られるのも特徴。特に午前中は、海底の白砂が反射し、肉眼でも「ミルキーターコイズ」と呼ばれる柔らかく幻想的な海面の風景を楽しめます。
また、同じ入り江の地形によって波が緩やかなため、海水浴やシュノーケリングにも向いている環境です。岩場周辺では、透明度の高い水面越しに、カラフルな熱帯魚やサンゴ礁を観察できます。
スポット名 | アンス・ラジオ・ビーチ |
住所 | |
アクセス | プララン空港からタクシーで約 30分 |
料金 | 無料 |
03|アンス・ジョルジェット
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アンス・ジョルジェットは、プララン島屈指の秘境ビーチです。高級リゾート「コンスタンス・レムリア」の敷地内にあり、宿泊者以外も事前予約をすれば訪れることができます。
最大の魅力は、視界を遮る建物が一切ない手つかずの自然。白砂の弧を描く浜辺の両側には花崗岩の岩壁がそびえ、背後には濃い緑の植生が連なり、この島ならではの景観を作り出しています。入場人数が制限されているため、波の音だけが響く静けさもポイントです。
宿泊者であれば、ビーチへ直接アクセスできるため、朝日に染まる海や日没前に砂浜がゴールドに輝く時間帯も堪能できます。さらに、海を見下ろす絶景レストランやセーシェル唯一の18ホールゴルフコース、屋外パビリオンでのスパなど、リゾート内のアクティビティも充実。ホテル滞在を中心に旅を計画したい方には、滞在先選びの後押しになるでしょう。
スポット名 | アンス・ジョルジェット |
住所 | |
アクセス | プララン空港からタクシーで約25分 |
料金 | 無料 |
04|キュリーズ島
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キュリーズ島は、プララン島の北東約2㎞に浮かぶ小さな島です。島全体が国立公園に指定されており、プララン島発の日帰りボートツアーで訪れます。
上陸後は、マングローブ林や乾燥林を抜ける散策ルートを歩きながら島内を巡ります。トレッキングは片道30〜40分ほど。道中にはアルダブラゾウガメの保護区があり、幼体から成体まで数百頭のゾウガメが野生に近い環境で暮らす姿を観察できるのが見どころです。
また、世界でもプララン島とキュリーズ島にしか自生しないココ・ド・メールの群生も見られ、島に残る固有の生態系を知ることができます。
丘陵を越えると、反対側のビーチに到着。多くのツアーでは、ビーチでの自由時間やシュノーケリング、バーベキューランチが含まれていて、陸の散策と海のアクティビティを満喫できる流れになっています。
スポット名 | キュリーズ島 |
住所 | |
アクセス | プララン島からボートで15~20分 |
料金 | 入島料SCR300(約3,230円) |
ラディーグ島|手つかずの自然が残る、セーシェルの隠れた宝石
ラディーグ島は、花崗岩と白砂、ラグーンが島全体に凝縮された、セーシェル屈指のフォトジェニックな島です。巨大な花崗岩が点在する海岸風景は、雑誌やテレビ番組などでもたびたび取り上げられ、セーシェルの象徴的なイメージとして知られています。
起伏が少なく、島全体が歩ける距離感のため、ゆったりと過ごせるのが特徴。島内にはほとんど車がなく、自転車や徒歩で移動するスタイルとなっており、穏やかで素朴な雰囲気を楽しめます。
ここでは、ラディーグ島を代表する花崗岩ビーチ「アンス・スース・ダルジャン」と、トレッキングの先に広がる静かな砂浜「アンス・ココ」をご紹介します。
01|アンス・スース・ダルジャン
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アンス・スース・ダルジャンは、ラディーグ島を代表する花崗岩ビーチです。白砂・浅瀬・巨岩が一体となった幻想的な景観が特徴。波に削られた丸みのある花崗岩が砂浜に点在し、セーシェルらしい風景を象徴するビーチとして、雑誌や映画のロケ地にも選ばれています。
海は遠浅で波も穏やか。遊泳や軽いシュノーケリングがしやすく、家族連れやビーチ初心者にも向いています。
ビーチ中央の岩群は、時間帯によって岩の形や陰影の印象が大きく変化するところもポイント。朝から昼にかけては白砂と海の色が際立ち、夕暮れ時は岩の陰影が長く伸びるため、撮影目的なら滞在時間帯を意識すると満足度が高まります。
なお、潮位によって岩の見え方や歩ける範囲が変わるため、訪問前に干潮・満潮の目安を確認しておきましょう。
スポット名 | アンス・スース・ダルジャン |
住所 | |
アクセス | フェリー乗り場からレンタル自転車で約15分 |
料金 | SCR150(約1,620円) |
02|アンス・ココ
Pixabay ※画像はイメージです
アンス・ココは、トレッキングでしか辿り着けない入り江にひっそりと佇む隠れ家的ビーチです。ラディーグ島の中でも人が少なく、景色を眺めながらゆっくり過ごしたい方に選ばれています。
アクセスは、片道約45分のトレッキングのみ。白い砂浜は緩やかに弧を描き、花崗岩と緑に囲まれた景色は、思わずカメラを向けたくなる美しさです。
このビーチの魅力は、海の色がグラデーションとなって広がる景観。浅瀬では透き通るターコイズブルー、沖に進むにつれて水深と太陽光の反射、海底の色によってエメラルドグリーンに変化します。
一方で外洋に近いため、場所によっては潮の流れが速く、遊泳には注意が必要です。北端にある波の影響を受けにくい天然のプール状エリアが、水遊びやシュノーケリングに向いています。
スポット名 | アンス・ココ |
住所 | |
アクセス |
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料金 | 無料 |
理想のセーシェル旅行へ!おすすめ観光スポットを訪れよう
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本記事では、セーシェルの観光スポット10選をご紹介しました。セーシェルは、どの季節に訪れても魅力が尽きることなく、短期間でも十分に楽しめる場所が詰まっています。ぜひ、この記事を参考にして、理想のセーシェル旅行を計画してみてください!
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