【モルディブ観光】おすすめスポットランキング11選!

モルディブ観光のコツ!滞在日数は何日?
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モルディブ観光では、最低でも3泊以上の滞在を前提にスケジュールを組むのがおすすめです。日本からの直行便がなく、空港到着が夜間になるケースが多いため、到着後にリゾートへの移動が発生します。その結果、3泊未満では滞在時間が短く、リゾートの雰囲気を味わう余裕がありません。
現実的な滞在日数の目安は、当日にスピードボートで到着できるマーレ近郊のリゾートで4泊以上。一方、水上飛行機や国内線でアクセスし、到着が翌日になる遠方の島では5泊以上あると、ゆとりが生まれます。
モルディブには大きく分けて「リゾートアイランド」と「ローカルアイランド」があるということも押さえておきましょう。リゾートアイランドは、連泊しながら海やアクティビティを楽しむ滞在型。一方、ローカルアイランドは公共フェリーやスピードボートで周辺の島へ移動しやすく、リーズナブルなホテルを拠点としたアイランドホッピングを満喫できます。
また、遠方の島に滞在する場合は、天候に左右されやすい水上飛行機を考慮し、帰国前日は国際空港に近いマーレやフルマーレ泊にするのがおすすめです。最終日は市内観光や買い物に充てることで、国際線搭乗までの移動も無駄なく過ごせます。
< モデルプラン >
1日目 | モルディブ国際空港着後、 北マーレ環礁のリゾート、シェラトン・モルディブ・フルムーンへ移動(リゾート泊) |
2日目 | 終日リゾート滞在。シュノーケリングなどマリンスポーツを満喫(リゾート泊) |
3日目 | 午前:リゾートで申し込めるサンドバンク(無人の砂州)ピクニックを堪能 午後:リゾートに戻ってサンセットなどを楽しむ(リゾート泊) |
4日目 | 午前:最後のリゾート滞在を満喫 午後:マーレへ移動し半日観光(マーレ泊) |
5日目 | モルディブ国際空港から帰国 |

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首都マーレ(マレ島)|モルディブの文化と歴史の中心
マレ島は、島全体がモルディブの首都にあたり、徒歩で約1時間ほどのエリアに約20万人が暮らす島です。国際空港からは公共フェリーで10分と、到着日や帰国前後に立ち寄りやすい立地。島内には官庁や学校、商店が集まり、通勤や買い物に向かう人々の姿が日常的に見られます。
ここでは、短時間でも巡りやすいマーレ観光の主要スポットをご紹介します。首都ならではの歴史と生活文化を感じられるスポットが徒歩圏内に点在しているので、リゾート滞在の前後に立ち寄ってみてください。
01|フクル・ミスキー(金曜モスク)
フクル・ミスキーは、1656年に建立されたモルディブ最古の歴史を持つ寺院です。サンゴ石を釘を使わずに組み上げるモルディブ独自の技術が特徴。ユネスコの世界遺産暫定リストにも登録されています。
外壁や柱には精密な幾何学模様が刻まれ、サンゴ石という脆い素材で装飾を実現した技術力の高さが見どころです。また、モスクに隣接する円筒型のミナレット(尖塔)は、イスラム寺院の特徴的な要素として景観を印象づけています。
現在も礼拝に使われている現役の宗教施設であるため、内部見学は原則として実施されていません。特に金曜日の正午前後は、週に一度の集団礼拝があるため、周辺は多くの参拝者で混み合います。この時間帯は観光目的での訪問を避け、外観の見学も控えるのが望ましいでしょう。
スポット名 | フクル・ミスキー |
住所 | |
アクセス | マーレ港より徒歩6分 |
料金 | 無料 |
02|イスラミックセンター
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イスラミックセンターは、約5,000人を収容できるモルディブ最大規模の宗教施設です。日常的に礼拝が行われる国家・宗教の拠点で、黄金のドームと白大理石の外壁が輝く姿はマーレのシンボルとなっています。
建造は1984年で、現代建築に伝統的なイスラム美術が取り入れられているのが特徴。内部には偶像表現を避ける思想が反映され、幾何学模様の木彫装飾やコーランの一節を刻んだアラビア文字の書道が随所に施されています。
なお、礼拝時間中は入場できないため、見学は礼拝の合間に限られます。見学の時間帯は日によって前後しますが、午前9:00~11:30、午後14:00~15:00が目安です。訪問時は肩や膝が露出しない控えめな服装を心がけましょう。
スポット名 | イスラミックセンター |
住所 | |
アクセス | マーレ港より徒歩5分 |
料金 | 無料 |
03|マーレ魚市場
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マーレ魚市場は、マグロ漁を中心とした漁業が国の基幹産業である、モルディブ国内最大の水産市場です。各地の環礁周辺で漁獲された魚が港から運び込まれ、飲食店や地元住民向けの食卓を支えています。
市場の特徴は、漁船の帰港から販売までの流れを見学できるところ。水揚げされた魚は、加工前の状態で床置きされ、漁師と購入者が重さや大きさを見ながら価格を決めます。その後、丸ごと一匹購入されたり、用途に応じて切り分けられたりと、売買は市場内で完結する流れです。
おすすめの時間帯は、漁船の帰港が重なる朝6〜9時頃と、午後に再び水揚げが増える15〜17時頃。観光客が買い物をするスポットではありませんが、現地の食文化を知る視点で立ち寄ると、リゾート滞在とは違った一面が見えてくるでしょう。
スポット名 | マーレ魚市場 |
住所 | |
アクセス | マーレ港より徒歩3分 |
料金 | 無料 |
04|国立博物館

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国立博物館は、モルディブの王朝時代から近代までの歴史資料を通して、国の成り立ちや文化の変遷を理解できる博物館です。スルタン・パーク内に位置し、宗教や交易を軸に発展してきたモルディブの歴史を、時代順にたどれる構成になっています。
展示の中でも注目されるのは、11世紀に作られたサンゴ石彫刻の仏像頭部や、イスラム王朝期の装身具、王族が使用していた調度品などです。これらの資料から、仏教文化からイスラム文化へと移行した背景や、海上交易によって形成された社会の特徴を読み取ることができるでしょう。
館内は年代ごとに展示されているため、古代から近代へと自然な流れで歴史を把握しやすく、見学時間はおよそ1時間が目安です。
スポット名 | 国立博物館 |
住所 | |
アクセス | マーレ港より徒歩10分 |
料金 | $3(約472円) |
05|スルタン・パーク
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スルタン・パークは、モルディブのスルタン (王) の宮殿の庭園跡地に造られた公園です。かつて王宮の私的な庭園でしたが、今では樹木や芝生、噴水や水盤がある緑地になっており、官庁や商業施設が集まるマレ中心部で散策や休憩ができます。
園内には椰子の木をはじめとする南国らしい樹木があり、石造りの宮殿基礎や門の一部といった遺構も残されているところも特徴です。
敷地内には旧宮殿跡に国立博物館が併設されており、王宮関連の遺物や歴史資料が展示されています。公園散策はいつでも可能ですが、博物館は別施設として運営されており、開館時間や休館日は公式情報で確認が必要です。
所要時間は、園路に沿って一周すると30分ほど。マレの観光地であるイスラムセンターやフライデーモスクとも近く、合わせて立ち寄りやすいスポットです。
スポット名 | スルタン・パーク |
住所 | |
アクセス | マーレ港より徒歩10分 |
料金 | 無料 |
環礁リゾートエリア|世界屈指のダイビング・リゾートエリア
モルディブ旅行のハイライトといえば、環礁に浮かぶリゾートエリアでの滞在です。しかし、1島1リゾートだからこそ、島選びが滞在の雰囲気そのものを左右するところが悩みどころではないでしょうか。
空港からの移動時間やアクセス手段、海中環境の違い、ダイビングポイントまでの距離やハウスリーフの充実度など、チェックポイントは想像以上に多いものです。
ここでは、モルディブの代表的な環礁を3つご紹介。各環礁の特徴を把握することで、自分の滞在スタイルに合ったリゾートの選び方がわかってくるでしょう。
01|北マーレ環礁
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北マーレ環礁は、約50の島から構成されている自然珊瑚環礁です。環礁内にはラグジュアリーリゾートからローカルの有人島まであり、一部の有料デイユースリゾートを除き、宿泊を前提とした滞在型観光が中心。約20以上の島がリゾート島として運営される一方、現地住民が暮らす島も含まれ、観光圏と生活圏が共存しています。
空港から環礁内のリゾート島へは、スピードボートで10〜45分ほどの距離にあり、水上飛行機を使わず移動できるのも北マーレ環礁ならでは。深夜便到着でも当日中にリゾートへ渡れるため、移動の負担を抑えられます。
環礁周辺には状態の良いサンゴ礁が広がり、マンタやウミガメが確認されるダイビングポイントが集中しているところが魅力です。人気があるのは、シュノーケリングやダイビングなどのマリンアクティビティ。なかでも11月から4月は海の透明度が高まりやすく、海中のサンゴや生き物の鑑賞に向いている時期です。
また、首都マレ市は国際空港と同じ北マーレ環礁内にあり、ボートで約10分と近接しています。市内は半日あれば徒歩での観光ができるので、到着日や帰国前に立ち寄りやすいところもポイントです。
スポット名 | 北マーレ環礁 |
住所 | |
アクセス | モルディブ国際空港よりスピードボートで約10~50分 |
料金 | 無料 |
02|アリ環礁
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アリ環礁は、大小さまざまな島々と数多くのダイビングスポットが点在する環礁です。最大の特徴は、外洋に近い地形が生む豊かな海中環境。潮流によってプランクトンが集まり、それを餌とするジンベエザメ、マンタ、ウミガメなどの海洋生物を観察できます。
特に南部エリアは、ジンベエザメが年間を通じて回遊する世界的に珍しいスポットです。南部の島に滞在すると、出現ポイントまでボートで15〜30分程度でアクセスでき、ダイビングやシュノーケリングで出会えるチャンスがあります。
マーレから水上飛行機で約30分の距離にあり、移動中は上空から環礁全体の景色を楽しめます。滞在スタイルは、島のすぐ沖に広がるサンゴ礁でのシュノーケリングやボートダイブを中心に過ごすのが主流。1島1リゾートの形式がほとんどで、短時間の立ち寄りには向きません。
スポット名 | アリ環礁 |
住所 | |
アクセス | モルディブ国際空港より水上飛行機で25~45分 |
料金 | 無料 |
03|バア環礁
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バア環礁は、モルディブに点在する26の環礁の中で、唯一ユネスコ生物圏保護区に指定されている環礁です。75の島々が点在し、海域を含む広大なエリアが保全対象となっています。
漁業とリゾート観光が主要産業で、約12,000人が有人島で生活しているところが特徴。観光地でありながら、生活圏としての側面もあるため、自然環境への配慮を前提とした滞在が求められます。
バア環礁を訪れる目的のひとつが、マンタの大規模な摂食行動を観察できる海域があることです。その中心となるのが、東部のハニファル湾。プランクトンが増える時期には、数百頭規模のマンタが集まる様子を観察できることもあります。
ハニファル湾での遊泳は許可制で、政府公認ガイドの同行が必須です。実施期間は5月〜11月で、1グループあたりの滞在時間は約45分が目安。アクティビティはシュノーケリングに限定されています。
バア環礁の観光は、リゾートを拠点に周辺海域を楽しむスタイルです。複数のダイブスポットを巡る行程が中心となるため、短時間の立ち寄り観光には向きません。
スポット名 | バア環礁 |
住所 | |
アクセス | モルディブ国際空港より水上飛行機で35~45分 |
料金 | 無料 |
ローカル島|空港近郊から日帰り可能な島まで、滞在スタイルで選ぶ
数多くあるローカルアイランドの中で、選びやすさの基準になるのが、移動前後に立ち寄りやすい島か・滞在拠点として訪れる島か・そこにしかない目的がある島かという違いです。
観光スポットをチェックするだけでは判断しにくいため、 旅程の中での役割に置き換えると選びやすくなります。
ここでは、その違いが分かりやすいローカル島を3つご紹介します。
01|フルマーレ島|空港近くの利便性とビーチが魅力の人工島
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フルマーレ島は、モルディブの首都マーレ国際空港のすぐそばに位置する人工島です。シナマレ橋によりマレ市街や空港島と直結しており、都市観光の合間や到着前後の移動日に組み込みやすい立地にあります。
首都マレの過密緩和と海面上昇への対策を目的に開発され、現在はゲストハウスが集まる旅行者の滞在拠点としても活用されています。
島内は徒歩やタクシーで移動でき、主な見どころはビーチ散策と市街地に集約。島東部には約2kmにわたる公共ビーチがあり、2時間ほどで主要エリアを回れます。
ヤシ並木と白砂が続く海岸沿いには、ブティックホテルやカフェ、多国籍レストランが並び、リゾートの景観と都会的な雰囲気を満喫できるところが魅力です。
スポット名 | フルマーレ島 |
住所 | |
アクセス | モルディブ国際空港よりバスで約15分 |
料金 | 無料 |
02|マーフシ島|ローカルな雰囲気とマリンアクティビティの拠点
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マーフシ島は、首都マーレからスピードボートで約30〜40分の南マーレ環礁にあるローカルアイランドです。島内は観光インフラが発展しており、50以上のゲストハウスやホテルが点在。住民向けのリーズナブルなレストランやカフェも多く、現地の生活を感じながら過ごせます。
島は、徒歩20分ほどあれば一周できる規模。ローカル島でありながら北部には観光客用のビーチエリアがあり、手軽な「リゾート感覚」を楽しめます。
島内では複数のツアー会社が競合しているため、リゾート島に比べて手頃な価格でアクティビティに参加しやすいのが特徴です。また、同じシュノーケリングやサンドバンクのツアーでも出発時間や所要時間、内容に違いがあり、滞在スタイルに応じた選択ができます。
さらに、ローカル島滞在を軸にしながら、リゾート島でも過ごせるのが、近隣のリゾート島を日帰りで訪れる「デイパス」です。マーフシ島からボートで約30分の距離に複数の島があり、高級リゾートの雰囲気を堪能することもできます。
予算を抑えつつ、モルディブをアクティブに満喫したいという方におすすめの島です。
スポット名 | マーフシ島 |
住所 | |
アクセス | マーレからスピードボートで30~40分 |
料金 | 無料 |
03|ヴァドゥ島|「星の海」が見られる幻想的なリゾートアイランド
ヴァドゥ島は、モルディブ北部のラー環礁に位置する小さな島です。
島を訪れる最大の目的は、夜の海が青白く発光する「星の海」と呼ばれる自然現象を観察すること。海中に生息する発光性プランクトンが波や人の動きに反応して光り、波打ち際や砂浜に残る足跡が星空のように淡く輝きます。
出現しやすい時期は5月〜11月で、特に月明かりの少ない新月前後の20時〜24時頃が狙い目。このタイミングに合わせて計画することで、星の海に出会える可能性が高まります。
ただし、発光性プランクトンの発生は天候や海況に左右されるため、一晩で見られるとは限りません。そのため、3泊以上の滞在をすることで、チャンスを増やすのが現実的です。
鑑賞方法はシンプルで、宿泊施設近くのビーチを夜に散策するスタイル。特別なツアーや機材は不要で、夜の海辺で自然の変化を待つ時間そのものが、この島ならではの過ごし方です。
スポット名 | ヴァドゥ島 |
住所 | |
アクセス |
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料金 | 無料 |
理想のモルディブ旅行へ!おすすめ観光スポットを訪れよう

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本記事では、モルディブの観光スポット11選をご紹介しました。モルディブは、どの季節に訪れても魅力が尽きることなく、短期間でも十分に楽しめる場所が詰まっています。ぜひ、この記事を参考にして、理想のモルディブ旅行を計画してみてください!
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