【ベルリン観光】おすすめ有名スポットランキング13選!

ベルリン観光のコツ!滞在日数は何日?

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滞在日数は最低でも2日以上あると、ベルリンの魅力をしっかり堪能できるでしょう。余裕があれば、ポツダムやドレスデンなどの近郊エリアにも足を延ばすと、より充実した旅を楽しめます。
市内の主な移動手段は、地下鉄や近郊列車Sバーン、トラム、バスなど。主要な見どころは、地下鉄やSバーンの駅から徒歩圏内にあるので、旅行者でも移動しやすくなっています。たくさんのスポットを巡る予定の方は、お得な24時間乗車券の購入を検討してみてください。
< モデルプラン >
1日目 | ベルリン大聖堂 ‐ 博物館島 ‐ 国会議事堂 ‐ ブランデンブルク門 ‐ ジーゲスゾイレ |
2日目 | シャルロッテンブルク宮殿 - カイザー・ヴィルヘルム記念教会 |
3日目 | チェックポイントチャーリー博物館 ‐ イーストサイド・ギャラリー ‐ テレビ塔 |
4日目 | ポツダム日帰り|世界遺産サンスーシ宮殿やツェツィーリエンホーフ宮殿を見学 |
観光スポットと合わせて、ベルリンの費用について詳しく知りたい方は、以下の記事もおすすめです。航空運賃やホテル費用、食費、観光費などについて具体的な金額を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
意外と安い?ドイツ旅行費用相場|予算別観光ツアー&物価を把握
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ベルリンで必ず訪れたい!観光スポットランキング10選
ベルリンには、象徴的な城門や冷戦時代の面影を残すエリアなど、歴史と個性が際立つ名所が点在しています。有名な観光地だけでも見応え十分なので、効率よく巡るためには、事前に興味のある場所を絞って計画を立てておくのがポイントです。
ここでは、ベルリン観光の定番スポット10選を紹介します。それぞれの魅力や訪問時の注意点もまとめているので、旅行計画の参考にしてください。
01|ブランデンブルク門

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ブランデンブルク門は、18世紀末に建てられた荘厳な城門で、ベルリンを象徴するランドマークです。高さ26メートル、幅65.5メートル、奥行き11メートルの砂岩造りで、古代ギリシャのアクロポリスの門に着想を得て設計されました。
冷戦期には、東西を分かつ境界線でしたが、ベルリンの壁崩壊後は、壁の崩壊後はドイツ再統一の象徴として世界中から観光客が訪れる名所となっています。
時間に余裕がある方は、ぜひ昼と夜それぞれの表情を見比べてみるのがおすすめ。日没後には門がライトアップされ、昼間とは一味違う幻想的な姿を見せてくれます。
また、観光の合間にひと息つきたいときは、門の正面に広がるパリ広場に面したスターバックスへ。特に、ブランデンブルク門を望めるテラス席は絶好の休憩スポットです。
スポット名 | ブランデンブルク門 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄・SバーンBrandenburger Tor駅よりすぐ |
料金 | 無料 |
02|イーストサイド・ギャラリー

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イーストサイド・ギャラリーは、かつてベルリンを分断していた壁の一部を活用した、全長約1.3kmの野外アートギャラリーです。ここには、世界各国から集まった118人のアーティストによる個性豊かな作品が描かれています。
中でも注目を集めているのが、旧ソ連の最高指導者ブレジネフと東ドイツのホーネッカー国家評議会議長がキスを交わす姿を描いた壁画。この作品は、東ドイツ建国30周年記念式典で実際に撮影された写真をもとに制作され、象徴的な政治的メッセージを今に伝えています。
ギャラリーの近くには、ネオゴシック様式の双塔が印象的なオーバーバウム橋もあります。イーストサイド・ギャラリーとあわせて訪れれば、ベルリンの歴史と現代の魅力をより深く感じられることでしょう。
スポット名 | イーストサイド・ギャラリー |
住所 | |
アクセス | 鉄道駅Berlin Ostbahnhof駅から徒歩4分 |
料金 | 無料 |
03|ベルリン大聖堂

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ターコイズ色のドームと重厚な佇まいがひときわ目を引くベルリン大聖堂。15世紀にその起源を持ちますが、現在の姿は20世紀初頭にヴィルヘルム2世の命により再建されたものです。堂内にはドイツの名門ホーエンツォレルン家の墓所があり、皇帝や王族たちが静かに眠りについています。
大聖堂の見どころのひとつが、270段の階段を上ってたどり着くドームの上部。そこでは、聖書の「山上の説教」の祝福を題材にした、アントン・ヴェルナーによる8点のモザイク画を間近で鑑賞できます。さらに、屋外テラスから広がるベルリンのパノラマビューは、息をのむ美しさです。
最終入場は閉館の1時間前と早めなので、時間に余裕を持って訪れるようにしましょう。
スポット名 | ベルリン大聖堂 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Museumsinsel駅から徒歩約5分 |
料金 |
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04|博物館島

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ベルリン中心部を流れるシュプレー川に浮かぶ博物館島は、5つの主要なミュージアムが集結する文化の拠点です。ユネスコの世界遺産にも登録されており、ベルリンを訪れるならぜひ足を運びたいエリアと言えます。
博物館島にあるのは、ペルガモン博物館、ボーデ博物館、新博物館、旧国立美術館、旧博物館の5つのミュージアム。先史時代から19世紀までを網羅する多彩なコレクションを誇ります。
特に注目を集めているのが、新博物館に展示されている「ネフェルティティ」。およそ3000年前に製作された世界的にも有名な胸像を、ぜひ間近で鑑賞してください。
複数のミュージアムを訪れる予定の方には「ミュージアムパス」の購入がおすすめです。時間と費用を節約しつつ、芸術と歴史に親しむ旅をより充実させることができます。
スポット名 | 博物館島 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Museumsinsel駅からすぐ |
料金 |
※ペルガモン博物館は2027年まで改装のため閉鎖中 |
05|国会議事堂

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ベルリン中心部、シュプレー川沿いに建つドイツ連邦議会の議事堂。クラシックな石造りの外観に、近代的なガラスドームが組み合わされ、その対比がひときわ目を引きます。
この建物は、もともと19世紀末にドイツ帝国の政治の場として建設されました。20世紀には、共和国の成立が宣言されたり、国会議事堂放火事件が起きたりと、激動の歴史の舞台になった場所でもあります。火災や戦争により廃墟と化していた時代もありましたが、東西統一後に、修復を経て再び国政の中心として息を吹き返しました。
現在は観光客にも公開されており、直径約40メートル、高さ約23.5メートルのドームの内部を見学できます。らせん状の通路をゆっくりと登っていくと、ベルリンの街並みが徐々に広がり、移り変わる景色を体感できるのが大きな魅力。夜は12時まで開館しているため、夜景スポットとしてもおすすめです。
訪問は無料ですが、事前登録が必須。登録は、空きがあれば現地でも受け付けていますが、オンライン予約の方が確実です。また、入場時には写真付き身分証明書の原本の提示が必要なので、忘れずに持参しましょう。
スポット名 | 国会議事堂 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Bundestag駅より徒歩3分 |
料金 | 無料 |
06|テレビ塔

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テレビ塔は、市内のさまざまな場所からその姿を望める高さ368メートルの電波塔です。1960年代に東ドイツで建設され、建築家によるレトロなデザインは、当時の時代背景を今に伝えています。
地上204メートルにある展望室からは、まるでジオラマのように広がるベルリンの街並みを一望できます。ブランデンブルク門や国会議事堂といった名所を上空から見渡せるのは、この塔ならではの体験です。
また、塔内には回転レストランやバーも併設されており、景色を眺めながら食事を楽しめます。ハネムーンや記念日など、特別な日のディナーに訪れる人も少なくありません。
チケットは公式サイトからのオンライン購入がおすすめです。窓口での待ち時間を省けるうえ、€10(約1,600円)以上の割引が適用されることもあります。
スポット名 | テレビ塔 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄・SバーンAlexanderplatz駅すぐ |
料金 |
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07|チェックポイント・チャーリー博物館

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チェックポイント・チャーリー博物館は、東ドイツから西側への脱出を試みた人々の記録を展示するミュージアムです。展示品には、熱気球や改造車、スーツケースなど、実際に使用された道具や、脱出に成功した人々の写真が並び、当時の緊張感をリアルに伝えています。
なお、館内での写真撮影には、入場料とは別に撮影許可料が必要です。展示内容を確認した後、撮影許可料の支払いを検討してみましょう。
博物館は、冷戦時代の国境検問所の近くに位置しており、入口の前にはその検問所を再現したレプリカが設置されています。観光客にとって人気の記念撮影スポットとなっているため、博物館を訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
スポット名 | チェックポイント・チャーリー博物館 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Kochstr.駅から徒歩2分 |
料金 |
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08|ジーゲスゾイレ

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ジーゲスゾイレは、ドイツ統一戦争での勝利を記念して建てられた石造の記念碑です。当初は19世紀に国会議事堂前に設置されましたが、ナチス政権下の「ゲルマニア計画」にともない、現在の場所へと移設されました。
高さ67メートルの塔の頂上には、金色に輝く女神ヴィクトリアの像がそびえ立ち、ベルリンの街を見下ろしています。その直下にある展望室からは、ティーアガルテンやベルビュー宮殿を一望できるのがポイントです。
ただし、展望所にたどり着くには、285段のらせん階段を登る必要があります。エレベーターはないため、動きやすい服装と靴で、荷物は最小限にして訪れましょう。
塔の足元には、ベルリン市民に親しまれる広大な緑地が広がっています。天気の良い日には、記念塔見学のあとのピクニックや散策がおすすめです。
スポット名 | ジーゲスゾイレ(戦勝記念塔) |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Hansaplatz駅から徒歩11分 |
料金 |
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09|シャルロッテンブルク宮殿

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シャルロッテンブルク宮殿は、17世紀末にプロイセン選帝侯フリードリヒ3世が王妃ゾフィー・シャルロッテのために建てた夏の離宮です。ベルリン最大にして最も壮麗な宮殿として知られ、現在はミュージアムとして一般公開されています。
見どころのひとつは、旧宮殿の一室に展示された膨大な磁器コレクション。天井から床まで所狭しと並ぶ陶磁器は、圧倒的なスケールです。新翼では、ロココ様式の舞踏室「ゴールデンギャラリー」や、繊細な装飾が施された豪華な食器類など、優雅な王宮文化を感じられる空間が広がります。
入場はエリアごとのシングルチケットでも可能ですが、宮殿全体を堪能したい方には共通チケットがおすすめ。ゆっくり見て回るなら、少なくとも3時間ほどの滞在時間を確保しておくと安心です。
スポット名 | シャルロッテンブルク宮殿 |
住所 | |
アクセス |
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料金 |
※オンライン購入がお得 |
10|カイザー・ヴィルヘルム記念教会

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カイザー・ヴィルヘルム記念教会は、皇帝ヴィルヘルム1世を偲んで建てられた新ロマネスク様式の教会です。
第二次世界大戦中には、爆撃により大きな被害を受けました。崩れた塔の一部は、戦争の記憶を風化させないため、あえて修復されないままの姿です。1961年には、旧教会の隣に新教会が建設され、現在は新旧2つの建物で構成されています。
特に印象的なのは、新教会の壁一面を覆う深い青のステンドグラス。数万枚ものガラス片から成るこの装飾は、外からの光を受け止め、堂内を静寂に包まれた水中のような神秘的な空間へと変貌させます。
記念教会では、テーマ別のガイド付きツアーを開催。通常は立ち入れない旧教会の塔の非公開エリアに入れるものや、新教会のステンドグラスを間近で鑑賞できるプログラムもあります。詳細やスケジュールは公式サイトに掲載されているので、興味のある方は事前にチェックしてみてください。
スポット名 | カイザー・ヴィルヘルム記念教会 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄・SバーンBerlin Zoologischer Garten駅より徒歩1分 |
料金 | 見学無料 ※ツアーは基本的に無料だが、1人€5(約800円)程度の寄付をするのが望ましい |
ベルリンの隠れた魅力!穴場観光スポット3選
荘厳な大聖堂や煌びやかな装飾が施された宮殿など、一度は訪れたい名所が数多く存在するベルリン。これらの定番スポットも見逃せませんが、少し足を伸ばして観光ルートの枠を超えた隠れた名所を巡るのもおすすめです。
ここからは、ベルリンの穴場スポットを3つご紹介します。空港跡地が広大な市民公園へと生まれ変わった場所や、市街を一望できるテラスなど、個性豊かな場所を厳選しました。ベルリンをより深く味わうために、ぜひ訪れてみてください。
01|【テンペルホーファー・フェルト】ピクニックにも最適な空港跡地

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テンペルホーファー・フェルトは、かつての空港跡地を活用して整備された広大な公園です。
300ヘクタールを超える敷地には、旧滑走路やターミナルが今もそのまま残されており、空港としての名残を感じながら散策やピクニックを楽しめます。ベルリンらしい自由な空気とユニークな景観が相まって、開放感あふれるひとときを演出してくれるでしょう。
空港建物の内部に興味がある方は、ガイド付きツアーへの参加がおすすめです。英語によるツアーでは、当時のチェックインホールや緑地全体を一望できるトランジット通路など、普段は立ち入れないエリアも見学できます。
スポット名 | テンペルホーファー・フェルト |
住所 | |
アクセス |
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料金 | 無料 ※英語のガイド付きツアーに参加する場合
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02|【アンハルター駅】旧駅の遺構が生み出す独特の景観
アンハルター駅は、現在では入口の柱廊のみが残る遺構です。かつての壮麗な姿を思わせるこの構造物は、周囲の現代的な建物と対比を成し、独特の存在感を放っています。その静かな佇まいと風化した外観は、廃墟好きの旅行者や印象的な写真を求める人々の心を引きつけてやみません。
この駅は、1841年に開業したベルリンを代表する長距離鉄道の拠点でした。19世紀末から20世紀初頭にかけては国内外からの多くの旅客でにぎわっていたとされています。しかし第二次世界大戦中の空襲で大きな被害を受け、戦後に大部分が解体。今も残る柱廊は、当時の駅の姿を今に伝える数少ない構造物です。
スポット名 | アンハルター駅 |
住所 | |
アクセス | SバーンAnhalter駅から徒歩1分 |
料金 | 無料 |
03|【フンボルト・フォーラムの屋上】ベルリンのランドマークが見渡せるスポット
フンボルト・フォーラムは、かつてのベルリン王宮を再建・再生して誕生した複合文化施設です。館内には、アジア、アフリカ、アメリカなどヨーロッパ以外の地域の美術品を展示する博物館をはじめ、多彩な展示やイベントが揃っています。
屋上の展望テラスは、ベルリンの街を360度見渡せるビュースポット。ブランデンブルク門やベルリン大聖堂、アレクサンダー広場などの名所を一望できる絶好のロケーションと言えるでしょう。金曜日は営業時間が20時まで延長されるため、夕景や夜景をゆっくり楽しみたい方にもぴったりです。
テラスに併設されたレストランは、昼間にはカフェとしても営業しており、大きな窓越しに広がる景色を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごせます。
スポット名 | フンボルト・フォーラム |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Museumsinselから徒歩3分 |
料金 | 屋上テラスː€3(約480円) |
理想のベルリン旅行へ!おすすめ観光スポットを訪れよう

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本記事では、ベルリンの観光スポット13選をご紹介しました。ベルリンは、どの季節に訪れても魅力が尽きることなく、短期間でも十分に楽しめる場所が詰まっています。ぜひ、この記事を参考にして、理想のベルリン旅行を計画してみてください!
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