【ドブロブニク観光】おすすめ有名スポットランキング13選!

ドブロブニク観光のコツ!滞在日数は何日?
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滞在日数は最低でも2日あると、ドゥブロブニクの魅力をしっかり味わえます。余裕があれば、エラフィティ諸島やストンなどの近郊エリアにも足を延ばして、さらに満喫できる旅を計画してみてはいかがでしょうか。
ドゥブロブニク旧市街の主要な観光地は、徒歩圏内にあり効率よく巡れるため、1日で充実した時間を過ごせます。また、少し離れた場所へは、ロープウェイやフェリーを使ってアクセス可能。移動そのものが観光の一部となり、アドリア海や旧市街の美しい景色を堪能できるでしょう。
< モデルプラン >
1日目 | ピレ門 - フランシスコ会修道院 - ストラドゥン - スポンザ宮殿 - ドブロブニク大聖堂 - レクター宮殿 - ドブロブニク城壁 |
2日目 | ロブリイェナツ要塞 - スルジ山 - バニェビーチ - ドブロブニク旧港 - ロクルム島 |
3日目 | アドリア海クルーズ|エラフィティ諸島(コロチェプ島、ロプド島、シパン島など)を周遊 ※8時間~10時間のツアーがメイン|€40~€80(約6,600円~13,200円)が目安 |
4日目 | ストン日帰り|ヨーロッパ最長クラスの城壁、ローマ時代の砦、塩田などを見学 ※ドブロブニク・ストン間|高速バスで片道約1時間半 |
観光スポットと合わせて、ドブロブニクの費用について詳しく知りたい方は、以下の記事もおすすめです。航空運賃やホテル費用、食費、観光費などについて具体的な金額を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
初めてのクロアチア旅行費用、ここだけは押さえたい!飛行機代から宿泊費まで総まとめ
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ドブロブニクで必ず訪れたい!観光スポットランキング10選
ドブロブニクには、歴史的な城壁や美しい建築物、アドリア海を望む絶景など、多彩な見どころが揃っています。有名な観光地だけでも数多くあるため、効率よく巡るには、興味のある場所を事前に選び、旅の計画を立てておくことが大切です。
ここでは、ドブロブニク観光の定番スポット10選を紹介します。それぞれの魅力や訪問時の注意点もまとめているので、旅行計画の参考にしてください。
01|ドブロブニク城壁
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ドブロブニク城壁は、旧市街を囲む約1,940mの巨大な石造りの防御壁です。13世紀から17世紀にかけて築かれ、その堅牢さで街の独立を守ってきました。現在、城壁上は散策路として開放されており、旧市街の美しい街並みと紺碧のアドリア海の景観を間近に堪能できます。
城壁への入り口は、旧市街西部のピレ門付近、そして東部の旧港とプロチェ門付近の3ヶ所です。城壁は反時計回りの一方通行で、一度退場すると再入場はできませんので注意しましょう。
ルートは、北側の内陸部に階段が多いエリアが続き、南側の海側は比較的平坦な道が広がります。体力を温存したい場合は、東部の旧港やプロチェ門付近から入場し、前半に階段が多いエリアを、後半に平坦なエリアを進むのがおすすめです。
スポット名 | ドブロブニク城壁 |
住所 | |
アクセス |
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料金 | €40(約6,600円) ※ロブリイェナツ要塞・ミンチェタ要塞と共通 |
02|ピレ門
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ピレ門は、ドブロブニク旧市街の主要な3つの入り口の一つです。外門と内門の二重の防御壁によって構成され、かつては2つの門の間に跳ね橋も設けられていました。
外門は1537年にルネサンス様式で建てられ、上部には街を見守るように、守護聖人・聖ヴラホの像が据えられています。また、内門は旧市街の城壁の一部で、ゴシック様式のアーチが印象的です。石造りの厚い壁は、堅固な防御機能を持ち、当時の建築技術の高さを物語っています。
旧市街の西側に位置し、ブルサリエ通りのバスステーションのすぐそばにあることから、アクセスの良さも魅力。旧市街観光の起点として最も利用者が多く、メインゲート的存在です。門をくぐると、正面にはレストランやお土産店が並ぶメインストリート「ストラドゥン」が広がり、歴史ある街並みの散策が始まります。
スポット名 | ピレ門 |
住所 | |
アクセス | バスステーション(ブルサリエ通り)より徒歩2分 |
料金 | 無料 |
03|ロブリイェナツ要塞
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ロブリイェナツ要塞は、海に突き出た岩山の上にそびえ立つ要塞です。11世紀には既に築かれていたとされ、その後、数世紀にわたり増改築が繰り返され、現在の堅固な姿に形成されました。
高台にある要塞からは、旧市街を一望でき、赤茶色の屋根が連なる街並みとアドリア海の青い水平線が広がります。特に、ドブロブニク西港越しに見えるピレ門やフランシスコ会修道院の鐘楼は、歴史的建築が海の風景に溶け込む印象的な光景です。
要塞まではやや急な階段が続きますが、その道のりに見合う価値をもたらしてくれるでしょう。
スポット名 | ロブリイェナツ要塞 |
住所 | |
アクセス | バスステーション(ブルサリエ通り)より徒歩5分 |
料金 | €40(約6,600円) ※ドブロブニク城壁・ミンチェタ要塞と共通 |
04|ドブロブニク大聖堂
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ドブロブニク大聖堂は、旧市街の中心部に位置する壮麗なカトリック大聖堂です。1667年の大地震で被災した後、18世紀にバロック様式で再建され、現在の姿となりました。
内部は高くそびえるドームから自然光が差し込み、荘厳かつ神聖な雰囲気です。主祭壇の奥に飾られているのは、ルネサンスの巨匠ティツィアーノによる「聖母被昇天」。豊かな色彩と繊細な明暗技法により、ルネサンス絵画の美しさが際立っています。
また、宝物庫には、11世紀から18世紀にかけての聖遺物や金銀細工が数多く収蔵。ドブロブニクが交易都市として繁栄した歴史を感じさせる貴重な品々を鑑賞できます。特に、聖ヴラホの聖遺物を納めた聖骨箱は、ドブロブニクの信仰、芸術、そして繁栄を物語る金銀細工の傑作であり、必見です。
スポット名 | ドブロブニク大聖堂 |
住所 | |
アクセス | バスステーション(ブルサリエ通り)より徒歩7分 |
料金 | 無料 ※宝物庫の入場料|€4(約660円) |
05|スポンザ宮殿
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スポンザ宮殿は、ドブロブニク旧市街のルジャ広場に位置する16世紀の歴史的建造物です。ラグーサ共和国時代には税関や造幣局として使われ、経済活動の中心地でした。1667年の大地震に耐えた数少ない建物の一つでもあり、現在まで当時の姿を保っています。
宮殿の外観は、ゴシックとルネサンス様式を併せ持ち、当時の高い建築技術と美意識を感じ取ることができるでしょう。1階の柱廊には優雅なアーチが連なり、2階の窓には精緻な彫刻が施されたファサードが印象的です。
現在、宮殿は市の公文書館となっており、何世紀にもわたる記録文書の閲覧が可能です。クロアチア紛争で亡くなった多くの兵士の遺影が展示された記念室もあり、街が経験した苦難の歴史を深く知ることができます。
スポット名 | スポンザ宮殿 |
住所 | |
アクセス | バスステーション(ブルサリエ通り)より徒歩6分 |
料金 | €5(約825円) |
06|レクター宮殿
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レクター宮殿は、ドブロブニク旧市街の中心に位置する歴史的建造物です。15世紀に、ラグーサ共和国の総督「レクター」が執務を行っていた公邸で、共和国の行政の中心的な役割を担っていました。現在は市立博物館として公開されており、当時の生活用品や公文書、絵画などが展示されています。
建物は、ゴシック様式を基調としつつ、ルネサンス様式の装飾が施されたデザインが特徴。中庭にはアーチが幾重にも連なり、優雅な回廊が広がります。柱には植物や幾何学模様の精緻な彫刻が施され、当時の美意識と技術の高さが感じられるでしょう。
また、世界的に大ヒットしたアメリカのテレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のロケ地としても有名です。ドラマの世界観に近い写真を撮れるスポットとしても人気を集めています。
スポット名 | レクター宮殿 |
住所 | |
アクセス | バスステーション(ブルサリエ通り)より徒歩7分 |
料金 | €15(約2,475円) |
07|フランシスコ会修道院
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フランシスコ会修道院は、中世から続く信仰を今に伝える、歴史的な宗教施設です。14世紀初頭に創建され、フランシスコ会の修道士たちは、祈りと奉仕の生活を続けてきました。
修道院に足を踏み入れると、緑豊かな中庭を囲むようにして、優美なゴシック様式の回廊が現れます。繊細な彫刻が施された柱が連なり、中世の雰囲気を味わえるでしょう。
最大の見どころは、修道院の一角にある世界最古級の薬局。1317年の設立以来、現在も営業を続けており、伝統ある薬草石けんやハーブティーは、ここでしか手に入らない特別な逸品です。
さらに、修道院内に併設されている小さな博物館では、修道士たちが使用していた古文書や調剤器具などを展示。信仰の生活と薬局としての歴史を垣間見ることができます。
スポット名 | フランシスコ会修道院 |
住所 | |
アクセス | バスステーション(ブルサリエ通り)より徒歩3分 |
料金 | 博物館入場料|€6(約990円) |
08|ドブロブニク旧港
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ドブロブニク旧港は、三方を石造りの建物と城壁に囲まれた港です。アドリア海の澄んだ青が映える中、滑らかなアーチを描く桟橋が突き出し、周囲には中世の建築様式が色濃く残る倉庫跡が並んでいます。
15〜17世紀にはラグーサ共和国の交易拠点として商船が行き交い、地中海交易の一翼を担っていました。現在は観光船の発着点となり、ロクルム島やエラフィティ諸島クルーズの出発地としても賑わっています。
港沿いには、朝に揚がった魚介を使ったパスタやイカ墨リゾットを楽しめるシーフードレストランが点在。旧市街散策の合間に立ち寄れば、海の恵みたっぷりの一皿を味わえるでしょう。
スポット名 | ドブロブニク旧港 |
住所 | |
アクセス | バスステーション(ブルサリエ通り)より徒歩7分 |
料金 | 無料 |
09|ストラドゥン
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ストラドゥンは、ドゥブロブニク旧市街の西のピレ門から東の時計塔までを東西に貫く、全長約300mの石畳の通りです。15世紀に石灰岩の道が敷かれて以来、旧市街の大動脈として機能してきました。
通り沿いには、スポンザ宮殿やフランシスコ会修道院などの史跡が建ち並び、旧市街観光の出発点としても理想的な場所です。
また、中世の石造り建築を店舗にしたカフェやレストラン、ギフトショップも点在しています。ダルマチア産のハムで作るサンドイッチや、ラベンダーグッズ、陶器といった地元の特産品も豊富で、散策の楽しみは尽きません。
スポット名 | ストラドゥン |
住所 | |
アクセス | バスステーション(ブルサリエ通り)より徒歩4分 |
料金 | 無料 |
10|ロクルム島
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ロクルム島は、ドブロブニク沖合に浮かぶ自然保護区の無人島です。中世に修道院が築かれ、その後、オーストリア皇帝が離宮を建設し、歴史的な遺産として重要な役割を果たしてきました。
島全体を包む深い緑の森には遊歩道が延び、史跡やビーチが点在。最高地点にあるナポレオン時代の要塞からは、旧市街やアドリア海を一望できます。
島の名物は、修道院跡の庭園を自由に歩き回る孔雀たち。19世紀にオーストリア皇帝によって持ち込まれ、現在でも島に住み着いています。さらに、庭園に併設されたレストランで、アドリア海を眺めながら軽食を楽しむのもおすすめです。ブルスケッタや地中海風サラダなど、地元の食文化を堪能してみてはいかがでしょうか。
そして近年、島を一躍有名にしたのが、世界的大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のロケ地となったことです。修道院跡には「鉄の玉座」のレプリカが設置され、ドラマファンならずとも王様気分を味わえる撮影スポットとして人気があります。
スポット名 | ロクルム島 |
住所 | |
アクセス | ドブロブニク旧港よりフェリーで約10分 |
料金 | 入島料|€30(約4,950円) |
魔女の宅急便の世界観に浸れる!ドブロブニクで訪れたいスポット3選
城壁に囲まれた旧市街、太陽の下で輝くアドリア海など、数多くの観光地が存在するドブロブニク。その雰囲気は、「魔女の宅急便」の主人公キキが暮らした「コリコの街」を彷彿とさせます。
ここでは、魔女の宅急便の世界観に浸れるスポットを3つご紹介。石畳の路地、オレンジ色の屋根が連なる街並み、海を見渡せる高台など、物語の雰囲気を感じられる場所を厳選しました。ご自身の好きなシーンを再現できるスポットで、ぜひその世界観を体感してみてはいかがでしょうか。
01|旧市街の路地
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路地裏を気ままに歩いていると、軒先に洗濯物がはためいていたり、小さなカフェやショップがひっそりと佇んでいたりします。また、思いがけない場所に広がる小さな広場や、海へと続く石段を見つけたときの感動はひとしおです。
さらに、散策の途中で高台に出てみると、眼下にはオレンジ色の屋根が連なり、その先には紺碧のアドリア海が輝いています。中世から変わらない景観は、ラグーサ共和国時代の商人たちも同じように眺めていたかもしれません。
スポット名 | 旧市街の路地 |
住所 | |
アクセス | バスステーション(ブルサリエ通り)より徒歩4分 |
料金 | 無料 |
02|スルジ山
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スルジ山は、ブロブニクの街並みを一望できる人気の展望スポットです。中世には街を守る防衛拠点として重要視され、19世紀にはナポレオン軍によって「インペリアル要塞」が築かれました。要塞は現在も山頂に残り、クロアチア独立戦争をテーマとした博物館も併設されています。
展望台は標高412mの頂上にあり、ロープウェイでわずか数分でアクセス可能です。眼下に広がるのは、オレンジ色の屋根が並ぶ旧市街と、紺碧のアドリア海が織りなすコントラスト。まるで「魔女の宅急便」のキキが空を飛びながら眺めていたかのような風景です。
なお、ロープウェイは、4月〜10月の一部を除き、夜まで運行しています。街灯が灯る旧市街とアドリア海に反射する光のきらめきが織りなす夜景鑑賞もおすすめです。
スポット名 | スルジ山 |
住所 | |
アクセス |
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料金 | 無料 ※ロープウェイ往復運賃|€30(約4,950円)|12月~2月は運休 |
03|バニェビーチ
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バニェビーチは、エメラルドグリーンに輝く海が広がるビーチです。アドリア海は透明度が高く、足元までくっきりと見える美しさが魅力。ビーチの前には、旧港越しに城壁に囲まれた旧市街が望め、映画「魔女の宅急便」のコリコの街の海辺を彷彿とさせる景観が広がります。
ビーチは、ドブロブニク旧市街の東門から徒歩圏内にあり、アクセスも抜群。ビーチサイドには、バーレストランが併設されており、食事やドリンクを楽しめます。夕暮れ時には、旧市街と海がオレンジ色に染まる景色を眺めながら、カクテルを傾けてみてはいかがでしょうか。
スポット名 | バニェビーチ |
住所 | |
アクセス | バスステーション(ブルサリエ通り)より徒歩15分 |
料金 | 無料 |
理想のドブロブニク旅行へ!おすすめ観光スポットを訪れよう
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本記事では、ドブロブニクの観光スポット13選をご紹介しました。ドブロブニクは、どの季節に訪れても魅力が尽きることなく、短期間でも十分に楽しめる場所が詰まっています。ぜひ、この記事を参考にして、理想のドブロブニク旅行を計画してみてください!
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