【2026年版】ギリシャ観光17選|エリア別おすすめスポットの選び方

ギリシャ観光はここから|王道エリアと地方エリアを押さえる

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ギリシャ旅行の計画を立てる際、まず直面するのが「どこの都市を旅の拠点にするか」という悩みです。
ギリシャは、首都のアテネ以外にも、サントリーニ島やミコノス島などの人気も高いのが特徴。古代遺跡を巡る本土滞在、白い街並みと海を楽しむ島旅、歴史都市やリゾートを組み合わせた周遊など、エリアごとに旅の目的が変わります。
まずは、国全体を5つのカテゴリーに分けて見てみましょう。
アテネ(古代遺跡と博物館の首都) | アクロポリスやパルテノン神殿を中心に、古代ギリシャ文明の象徴的な遺跡と博物館を巡れる首都。 |
サントリーニ島(絶景リゾートの島) | 白壁の街並みと青い海、カルデラ沿いの景観で知られ、ギリシャらしい島旅のイメージを代表する人気のリゾート。 |
ミコノス島(海辺の街歩きと洗練された島時間) | 白い路地や風車、海沿いの景観が印象的で、街歩きとリゾート滞在を満喫できる島。 |
クレタ島(遺跡・旧市街・ビーチが揃う大型島) | クノッソス宮殿に代表されるミノア文明の遺跡と、港町ハニア、個性ある海岸景観を巡れる島。 |
ロードス島(中世都市と古代遺跡の歴史島) | 世界遺産の旧市街とリンドスのアクロポリスを擁し、騎士団時代の城塞都市と古代遺跡が見どころの島。 |
本記事では、ギリシャ観光で特に人気の高い都市・エリアに絞ってご紹介します。
エリア別に見る|ギリシャ観光のおすすめスポット17選
ここでは、ギリシャの顔と言える観光スポットを都市・島ごとにご紹介します。
初めてのギリシャ旅行で外せないアテネから、サントリーニ島やミコノス島の海と街並み、クレタ島やロードス島の歴史景観まで。まずは全体像をざっくり把握し、自分に合う旅のエリアを絞り込んでいきましょう。
アテネ観光スポット5選|古代文明の舞台を巡るギリシャ観光の中心地
アテネは、エーゲ海沿岸に広がるバルカン半島南端に位置するギリシャの首都です。3,000年以上の歴史を持ち、西洋民主主義と哲学の原点となった古代都市の遺跡が今も市街地の中に残されています。
空港から市街地へはメトロ3号線で約40分。メインの遺跡が半径3km圏内にまとまっており、2日以上の滞在がおすすめです。
ここでは、アテネ観光で押さえておきたい代表的な5つのスポットをご紹介します。
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01|アクロポリス

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アクロポリスは、アテネ旧市街を見下ろす丘の上に築かれた聖域です。名称は「高いところにある都市」を意味し、海抜約150mの石灰岩の丘に築かれています。パルテノン神殿を中心とした遺跡群の見学時間は60〜90分が目安です。
中心に立つパルテノン神殿は、守護神アテナに捧げられた古代ギリシア建築を代表する傑作。46本の白大理石柱には、中央部をわずかに膨らませるエンタシスが使われ、実際の寸法だけでなく見え方まで計算して造られました。
エレクティオン神殿は、6体の少女像が柱となるカリアティードで知られています。かつてはアテナやポセイドンなど、複数の神が祀られていた点も特徴。現地に立つ像はレプリカで、本物のうち5体はアクロポリス博物館に収蔵されています。
アクロポリスの全景を眺めるには、近くにある「アレオパゴスの丘」や「フィロパポスの丘」が絶好の撮影スポットです。
スポット名 | アクロポリス |
住所 | |
アクセス | 地下鉄アクロポリ駅から徒歩5分 |
料金 | 30€ (約5,400円) |
02|アクロポリス博物館

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アクロポリス博物館は、アクロポリス遺跡の出土品を展示する考古博物館です。かつて神殿に捧げられた美しい彫刻の実物を鑑賞できるのが魅力。ハイライトを見学するには60〜90分、全体をじっくり見るには2〜3時間が目安です。
展示面積は約14,000㎡で、約4,000点の出土品を収蔵しています。最上階のパルテノン・ギャラリーは、丘の上の神殿と同じ向きに合わせて設計されているところが特徴です。
館内に入ると、入口付近のガラス越しに、館下の約4,000㎡の発掘エリアがあります。建物は100本超の柱で地下遺跡の上に持ち上げられており、展示を見る前から古代住区の痕跡を見下ろせる点がポイントです。
エレクティオン神殿の屋根を支えていたカリアティードは、本物のうち5体が展示されています。残る1体は大英博物館に所蔵されているため、展示でもその位置だけが空いたままとなっています。
見学の休憩には、館内にあるカフェのテラス席がおすすめ。アクロポリスの丘を見上げながらひと息つくことができます。さらに、ショップでは、アテナのフクロウをモチーフにした小物や文具など、人気のお土産をチェックするのも楽しみのひとつです。
スポット名 | アクロポリス博物館 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄アクロポリ駅から徒歩2分 |
料金 | 20€ (約3,700円) |
03|古代アゴラ

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古代アゴラは、紀元前6世紀から古代アテネの政治・経済・文化の中心地として栄えた、民主主義発祥の地です。敷地は約12haあり、見学は1〜2時間が目安になります。
遺跡内で最も保存状態が良いのは、紀元前450年頃に建てられたヘファイストス神殿です。7世紀から1834年まで教会として使用されたことで、地震や破壊から守られ、パルテノン神殿と同時代に造られたギリシャで最も原形をよく残す古代神殿として知られています。
東側には、紀元前2世紀に建てられ、1950年代に復元された長さ115mのアタロスの柱廊が立ち、現在は古代アゴラ博物館として民主政に関わる出土品を見学することが可能。アグリッパ音楽堂跡に残る巨人とトリトンの彫像をたどりつつ、ソクラテスやプラトンが歩き哲学を説いた広場を散策できるのが魅力です。
スポット名 | 古代アゴラ |
住所 | |
アクセス | 地下鉄モナスティラキ駅から徒歩約3分 |
料金 | 20€ (約3,700円) |
04|国立考古学博物館
国立考古学博物館は、ギリシャ国内各地の出土品を収蔵する国内最大の考古博物館です。見学は約2〜3時間が目安になります。
館内では、約16,000点を収蔵する彫刻コレクションと、約2,000㎡に5,500点が並ぶ壺・小工芸品を見学することが可能。紀元前16世紀の「アガメムノンの黄金マスク」は、ミケーネ文明を象徴する作品として知られています。また、高さ209cmの「アルテミシオンのゼウスまたはポセイドン像」は、海中から引き揚げられた青銅像で、大きく腕を広げた姿から古代ギリシャ彫刻らしい緊張感が伝わってくるかのようです。
その他、紀元前2世紀の「アンティキティラ島の機械」は、30個の青銅歯車で天文現象を予測した世界最古級のアナログコンピュータとして知られています。サントリーニ島出土「ボクシングをする少年」は、約3500年前の火山灰によって保存され、鮮やかな色彩が残る壁画です。
2026年は改修・拡張工事が進行中で、一部の展示室で作品の入れ替えや一時閉鎖が発生しています。鑑賞したい作品が決まっている場合は、訪問前にHPで確認しておくことをおすすめします。
スポット名 | 国立考古学博物館 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄ビクトリア駅から徒歩約5分 |
料金 | 20€ (約3,700円) |
05|パナシナイコ・スタジアム

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パナシナイコ・スタジアムは、1896年に第1回近代オリンピックが開催された歴史的な競技場です。現在もオリンピック開催前に聖火引き継ぎ式が行われ、アテネマラソンのゴール地点としても使われています。見学時間は1〜1.5時間が目安。世界で唯一、全面が白大理石で造られたスタジアムである点も大きな見どころです。
紀元前330年にリュクルゴスが建設し、紀元後140〜144年にヘロデス・アッティクスがパルテノン神殿と同じペンテリコン産の大理石で改築しました。古代ローマ時代の改築後の収容規模は、約5万人。トラックは約204mと現代競技場より短く、ヘアピンカーブを描く古代競技場の形状を残しています。
トラック内は自由に歩くことができ、表彰台に立って記念撮影も可能です。地下の博物館では、歴代オリンピックの聖火トーチやポスターが展示されています。
スポット名 | パナシナイコ・スタジアム |
住所 | |
アクセス | 地下鉄シンタグマ駅から徒歩約15分 |
料金 | 12€ (約2,160円) |
サントリーニ島の観光スポット3選|エーゲ海の絶景を満喫するリゾートアイランド
サントリーニ島はアテネの南東約230kmに位置する、キクラデス諸島屈指の火山島です。カルデラの絶壁に沿って白い街並みが連なる、世界的に著名な景勝地の一つでもあります。
アクセスは、アテネから直行便で約50分、高速船のシージェッツで約5時間。島内では、空港からフィラへ路線バスで移動でき、フィラからイアは約10.5kmでバス約25分、アクロティリ遺跡へも約10〜11kmで約25分です。
ここでは、サントリーニ島観光で押さえておきたい代表的な3つのスポットをご紹介します。
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01|イア

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イアは、サントリーニ島北端のカルデラの崖上に連なる集落です。白い街並みと「世界一美しい」とも言われる夕日で知られています。フィラから約10.5km、路線バスで約25分でアクセスでき、滞在は半日が目安です。
観光のハイライトは、西端へ向かって白壁の家並みが段状に落ちる崖上景観。3つのブルードームを一緒に撮影できるフォトスポットは行列ができるほどの人気ポイントです。また、石畳の路地に沿ってショップやカフェが並び、迷路のような小道を歩くだけでも絵になる風景が続きます。
太陽が水平線に沈むと、白い街並みがオレンジ色に染まり、夜景へと移り変わる空の色が刻々と変化します。予約必須ですが、崖沿いのレストランやカフェでは、エーゲ海を見渡しながらサンセットディナーを楽しめます。
イアキャッスルでは、夕日鑑賞のために日没の3時間前から場所取りをする人も少なくありません。夏はフィラ〜イア間の路線バスが渋滞で1時間を超えることもあるため、余裕を持った移動がおすすめです。
スポット名 | イア |
アクセス | フィラからバスで約30分 |
02|フィラ

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フィラは、サントリーニ島のほぼ中央、標高約260mの断崖上に位置する島最大の街です。散策と食事を含めた滞在時間は約3時間が目安。島内バスの発着ポイントでもあり、滞在の拠点にも向いています。
街の見どころは、断崖に沿って白壁の建物が段状に続く海側の景観です。日没が近づくと、海沿いの歩道は夕日と白い家並みの眺めを楽しめる人気スポットになっています。
カルデラ沿いの路地を歩くと、海に浮かぶネア・カメニ島を見下ろせます。火山島を望む景色から、サントリーニらしいカルデラ地形を感じられるのが特徴です。
市街地にある先史ティラ博物館では、アクロティリ遺跡から出土した壁画や陶器を見学できます。
スポット名 | フィラ |
アクセス |
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03|アクロティリ遺跡

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アクロティリ遺跡は、青銅器時代の都市遺跡です。紀元前17世紀後半ごろ、町は激しい地震によって放棄されました。その後の噴火によって火山灰の下に埋もれましたが、1967年から本格的な発掘調査が進められています。遺跡内を巡る見学を含めた所要時間は、約1〜2時間が目安です。
遺跡は「エーゲ海のポンペイ」と称され、建物単体ではなく、当時の都市の姿が残っている点が特徴です。集落規模は約20haに及び、敷地内には最大3階建ての高さで現存する石造住居や舗装路、排水設備、複数階建ての建物の痕跡がまとまっています。
遺跡から出土した色彩豊かな「ボクシングをする少年」や「青い猿」の壁画の実物は、フィラ市街の先史ティラ博物館に収蔵されているので、あわせて見学すると理解が深まります。
ショップでは、ミノア文明らしい幾何学文様を写した陶器レプリカが並んでおり、印象に残った器形や文様を思い返しながらお土産を選ぶのも楽しみのひとつです。
スポット名 | アクロティリ遺跡 |
アクセス | フィスからバスで25分 |
ミコノス島の観光スポット3選|美しい夕日と海景色に出会うエーゲ海の島
ミコノス島は、ギリシャのエーゲ海に浮かぶキクラデス諸島のひとつです。「エーゲ海の白い宝石」と称されるリゾート地のひとつで、ホラの西端に代表的な海辺の景観スポットがそろっています。
アクセスは、アテネから南東約150km、飛行機で約40分、高速船で2〜3時間、フェリーで4時間30分〜6時間。日帰りも可能ですが、白い街並みの散策、ビーチ、サンセット、ナイトライフを満喫するには1泊以上の滞在がおすすめです。
ここでは、ミコノス島観光で押さえておきたい代表的な3つのスポットをご紹介します。
01|オールド・ポート
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港のランドマークは、白壁と青いドームを持つ「聖ニコラス教会」。16世紀に建てられた小さな建物で、船乗りや漁師の守護聖人を祀っています。
その前の岸壁に係留されているのは、木造の伝統漁船「カイキ」です。夏の朝は午前10時頃まで、地元客向けの鮮魚市が開かれます。漁師が当日に水揚げしたタコや鯛などが大理石台に並べられ、リゾート化が進むミコノスで漁業の営みを感じられるスポットです。
港沿いのプロムナードには、海に面したオープンテラスのカフェやレストランが20軒ほどあります。港を行き交う船を眺めながらゆったりとした時間を過ごすのも楽しみのひとつです。
スポット名 | オールド・ポート |
住所 | |
アクセス | ミコノスタウン中心部から徒歩約8分 |
02|リトル・ヴェニス
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リトル・ヴェニスは、ミコノス・タウン西端のアレフカンドラ地区に広がる海沿いの旧市街です。夕暮れ時の眺めで知られるエリアで、散策と夕景鑑賞を楽しむ時間を含めた滞在時間は約2時間が目安です。
見どころは、海岸線約200mにわたって白壁の家々が続き、カラフルな木製バルコニーが海上へ張り出す街並みです。もとは船主や商人が船から物資を直接運び入れるために建てた民家で、現在は1階の多くがバーやレストランとして使われています。満潮時にはテラスの足元まで波が届くほど海が近く、ミコノスらしい海辺の風景を際立たせています。
夕方には、「カト・ミリの風車」を背景に、白い壁がオレンジ色に染まっていくサンセットを堪能できる点が魅力です。海沿いのテラス席からゆっくり景色を眺めたいときは、混み合う前に日没の1〜2時間前までには入店しておきましょう。
スポット名 | リトル・ヴェニス |
住所 | |
アクセス | マンド広場から徒歩5分 |
03|カト・ミリの風車
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カト・ミリの風車は、ミコノス・タウン西の小高い丘の上に立ち並ぶ、ミコノス島のシンボルです。見学と夕日鑑賞を含めた所要時間は約1時間が目安になります。
見どころは、16世紀以降に建てられた5基の白い製粉用風車です。かつては、エーゲ海から吹きつける強い季節風を動力源として小麦を挽くために使われ、ミコノスの暮らしと産業を支えてきました。現在は、高さ約10m・直径約7mの石造円筒に、藁ぶきの円錐形屋根をのせた姿が、島を代表する風景のひとつになっています。
1基は内部公開されており、当時のまま残る石臼と製粉機構を見学可能です。
夕方には、風車の白壁がオレンジ色に染まり、眼下にリトル・ヴェニスや旧港を見渡す眺めを楽しめます。水辺からのサンセットとはまた違い、高台から広がりのある夕景を望めます。
スポット名 | カト・ミリの風車 |
住所 | |
アクセス | リトル・ヴェニスから徒歩約5分 |
料金 | 無料 |
クレタ島の観光スポット3選|ギリシャ最大の島でミノア文明の遺跡を巡る
クレタ島はアテネの南約320kmに位置する、ギリシャ最大の島であり、欧州最古級の文明が誕生した地です。地中海で5番目の面積を誇る、南北に細長い地形が特徴です。
アクセスは、アテネから飛行機で約50分。メインの都市間は140km以上の距離があるため、レンタカーで全域を巡るには3泊以上の滞在がおすすめです。
ここでは、クレタ島観光で押さえておきたい代表的な3つのスポットをご紹介します。
01|クノッソス宮殿
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クノッソス宮殿は、紀元前1900年ごろに築かれたミノア文明最大の王宮跡です。宮殿のみの見学は約1.5〜2時間が目安となります。
約2万㎡の敷地内には、4階建てに相当する建造群が築かれ、1,300以上の小部屋が密集していました。迷路のように入り組む通路の構造が「牛頭人身の怪物ミノタウロスを閉じ込めた迷宮」の伝説を生んだとされています。
西翼の「王の玉座の間」に現存するのは、グリフィンの壁画に囲まれた石製玉座。北入口の赤い円柱まで歩くと、復元色彩の鮮やかさで遺跡の見え方が一変します。続いて東翼の「女王の間」に進むと、イルカのフレスコ画と世界最古とも推定される水洗式トイレの痕跡を見学可能です。
なお、壁画はすべて復元・複製で、原品は徒歩約15分の距離にあるイラクリオン考古学博物館に収蔵されています。
スポット名 | クノッソス宮殿 |
住所 | |
アクセス | イラクリオンのバスターミナルからブルーバスで約25分 |
料金 | 20€ (約3,700円) |
02|ハニア旧市街
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ハニア旧市街は、14世紀のヴェネツィア統治期に築かれた港湾都市を中心とする歴史地区です。ヴェネツィア、オスマン、エジプトの影響が700年にわたって重なり、その痕跡が街路や港に残っています。散策の所要時間は、約3〜5時間が目安です。
旧港の入口に立つ高さ約21mの灯台は、ヴェネツィア人が建造した後、1838年にエジプト軍がミナレット型に作り直したものです。その東側に現存するネオリア造船所では、奥行き50m・高さ10mの石造アーチが7棟続き、当時の造船の規模が伝わります。
旧港周辺の路地での買い物も、楽しみのひとつ。スカリディ通りには革製サンダルや工芸品の工房が並び、職人の手作業を眺めながら、気になる店をのぞいて歩けます。さらにハレパ地区の新考古学博物館へ足を延ばすと、ミノア文明からローマ時代に至る出土品も見学可能です。
スポット名 | ハニア旧市街 |
住所 | |
アクセス | ハニア・バスステーションから徒歩約5分 |
03|エラフォニシ島・ビーチ
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エラフォニシ島・ビーチは、クレタ島南西端にある、浅いラグーンを挟んでクレタ本島と小島が向かい合う海岸です。2025年にはTripadvisorの世界ベストビーチランキングで1位に選ばれました。遊泳や散策を含めた滞在は約6〜7時間が目安になります。
ビーチを象徴するのは、淡いピンク色の砂浜です。赤みがかった微細な貝殻片やサンゴ片などが砂に混ざり、海岸全体にやわらかな色合いを生み出しています。本土とエラフォニシ島の間には最大水深約1mのラグーンが広がり、海の上を歩くような感覚で小島へ渡ることができます。
なお、海岸はEU Natura 2000の保護区に指定されており、砂や貝殻の採取は罰金対象です。景観だけでなく希少な自然環境そのものが保護されています。
島に渡ると、砂丘の奥に入り江があり、さらに20分ほどのところにある高台からは、南方のアフリカ大陸へと続くリビア海を、遮るもののない眺めで楽しめます。5〜8月はアカウミガメの産卵期にあたり、早朝には砂浜に残る産卵の痕跡を観察できることもあるでしょう。
スポット名 | エラフォニシ島・ビーチ |
住所 | |
アクセス | ハニアから車で約90分 |
料金 | 無料 |
ロドス島の観光スポット3選|中世騎士団の遺産とエーゲ海の古代文明
ロドス島はトルコ沿岸に近い、ドデカネス諸島最大の島です。中世騎士団の遺産が色濃く残る島で、旧市街全体がユネスコ世界遺産に登録されています。
アテネから国内線で約1時間。島南部のリンドスへはバスで約1時間45分の移動時間がかかるため、2泊3日以上の滞在がおすすめです。
ここでは、ロドス島観光で押さえておきたい代表的な3つのスポットをご紹介します。
01|ロドス旧市街(中世都市)
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ロドス旧市街は、14世紀に聖ヨハネ騎士団が築いた城塞で、今も約6,000人が暮らす継続居住型の中世都市です。保存状態の良さなどが評価され、1988年に世界遺産に登録されました。城壁と旧市街の見学は、約4〜6時間が目安です。
都市を囲むのは、全長約4km・厚さ最大12mの石造城壁。約200年にわたりオスマン帝国の侵攻を退けた要塞ラインで、城壁の上からは旧市街の街並みと、その向こうに広がる地中海を見渡せます。
城壁内の散策は、主な見どころを順にたどりやすいマリン門側から入るのがおすすめです。
考古学博物館は、元・騎士団病院の建物を転用した施設で、紀元前1世紀の「ロードスのアフロディーテ」像をはじめとする古代の展示品を見学できます。そこからイポトン通りを西へ進むと、騎士団の出身地域ごとの館が石畳の両側に続き、その先に158室を持つ騎士団長の宮殿が現れます。騎士団支配の中枢だったこの建物は、ロードス旧市街を象徴する存在です。
スポット名 | ロドス旧市街(中世都市) |
住所 | |
アクセス | 空港からバスで約30分 |
02|騎士団長の宮殿
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騎士団長の宮殿は、ロドス旧市街の最高地点に建つ14世紀の要塞宮殿です。館内見学は約1.5〜2時間が目安となります。
内部には150以上の部屋があり、1930年代のイタリアによる修復で中世の姿が再現されています。床一面を覆うのは、コス島から運び込まれた古代モザイク。「メドゥーサの首」や「9人のムーサ」を描いた緻密な石片細工は、紀元前後に遡る美術史的資料としても評価が高いものです。
二重の城壁に囲まれた中庭から大階段を登ると、2階の公式謁見室にたどり着きます。窓からは旧市街の赤い屋根とエーゲ海の水平線が見渡せ、この場所が防衛と統治の拠点として選ばれた理由を実感できるでしょう。
館内の回廊は、迷路のように直角に折れ曲がる通路が連なり、中世の甲冑や陶磁器が展示されているのが特徴。壁は場所によって厚さ2mを超える石積みで、要塞宮殿らしい頑丈な造りが伝わります。
スポット名 | 騎士団長の宮殿 |
住所 | |
アクセス | イポクラテス広場から徒歩約5分 |
料金 | 大人| 12€ (約2,220円) 6~11歳| 8€ (約1,480円) 5歳以下|無料 |
03|リンドスのアクロポリス
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リンドスのアクロポリスは、エーゲ海に突き出す海抜116mの断崖頂上に築かれた古代ギリシャの聖域です。麓の街歩きと合わせ、滞在は約3〜4時間が目安となります。
遺跡の中心にあるのは、紀元前4世紀に再建されたドーリア式の「アテナ・リンディア神殿」。紀元前3世紀の前廊柱廊や14世紀に聖ヨハネ騎士団が築いた城壁も現存し、異なる時代の古代神殿と中世の防衛建築が重なり合う景観が特徴です。
約300段の石段を登ると、列柱越しにエーゲ海を望むことができ、晴天時にはトルコのアナトリア半島の稜線まで見渡せます。神殿南側の崖下には岩礁がハート形に見えるサン・ポール湾があり、その輪郭を上から眺められるのは、この高台ならではです。
見学後は、白壁の家々が密集した旧市街へ足を延ばすルートが定番。黒白の玉石で幾何学模様が描かれた路地を歩きながら、リンドス特産の刺繍や陶器探しなどを楽しめます。
スポット名 | リンドスのアクロポリス |
住所 | |
アクセス | 地下鉄アクロポリ駅から徒歩約5分 |
料金 | 4〜10月|30€(約5,550円) |
理想のギリシャ旅行へ!おすすめ観光スポットを訪れよう

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本記事では、ギリシャ国内の主要観光スポットを都市・エリア別に紹介し、旅の全体像をつかめるようまとめました。
ギリシャの観光スポットの優先順位が整理できたら、次は具体的にギリシャ旅行の計画を立てていきましょう。
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